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きゅうりのキューちゃんとは?きゅうりの漬物の美味しい食べ方を紹介

きゅうりのキューちゃんとは?きゅうりの漬物の美味しい食べ方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年2月 5日

きゅうりの漬物の中でも特に人気があるきゅうりのキューちゃん。「きゅうりの食感」と「醤油の風味」の相性が非常によくて、ご飯のおかずとしても、料理の具材としても美味しく食べることができる。今回はそんなきゅうりのキューちゃんの基本・特徴・栄養価などについて詳しく解説する。

  

1. きゅうりのキューちゃんとは?

きゅうりのキューちゃんとは、愛知県に本社を置く東海漬物から販売されているきゅうりの醤油漬けのことだ。1962年に販売されて以来、時代に合わせた改良が加えられており今日でも日本中で食べられているロングセラー商品の一つ。特に現在はきゅうりのキューちゃんの特徴である「醤油の香りやうま味」を高めるために4種類の醤油をブレンドしたり、製造方法を改良したりしているそうだ。

きゅうりのこつぶキューちゃんとは?

きゅうりのこつぶキューちゃんとは、2015年に東海漬物から販売開始されたきゅうりのキューちゃんのラインナップの一つ。その特徴は、通常のきゅうりのキューちゃんを食べやすい大きさにカットされていることだ。また、通常より小粒であるため、おにぎりやお茶漬けの具材などにも使いやすい。

2. きゅうりのキューちゃんの3つの特徴

1962年に発売されたきゅうりのキューちゃんが今日まで人気を保っている理由は、原材料にこだわっていること、塩分量や安全面に配慮していることなどが関係しているようだ。そこできゅうりのキューちゃんの特徴についても確認しておこう。

特徴1.こだわりの原材料を使っている

きゅうりのキューちゃんには、中国の杭州で栽培されている「四葉(スウヨウ)」というきゅうりが使われている。四葉きゅうりの特徴は「ポリポリ」とした歯切れのよい食感で、これがきゅうりのキューちゃんの絶妙な美味しさに繋がっている。また、きゅうりのキューちゃんの醤油の味わいを引き立てるために、高知県で栽培されている「土佐一」という香りと風味がマイルドな生姜を使っている。

特徴2.塩分含有量が少なくなっている

発売当時のきゅうりのキューちゃんは、塩分含有量が10%以上あったそうだ。その後、低塩化を目指して、加熱殺菌技術や低温熟成方式などを導入。さらに「安心・安全・健康を取り込んでさらに品質改良」を目指した2000年代には、塩分含有量を3.8%まで減塩している。一般的なきゅうりの醤油漬けの塩分相当量は4.1gなので(※1)、きゅうりのキューちゃんの塩分量が少ないことが伺える。

特徴3.保存料などが使われていない

きゅうりのキューちゃんは1998年の改良以降、商品に保存料や合成着色料を使用していない。これは安全性の高い食品へのニーズが高まる時代背景に対応したためである。また、保存料は使われていないが、発売当初より「個包装パッケージ」を行うなど商品の品質管理に注力している。そのため、未開封のきゅうりのキューちゃんの賞味期限は「製造日から90日」と長めに設定されている。

3. きゅうりのキューちゃんの栄養価

きゅうりのキューちゃんを販売している東海漬物によれば、100gあたりのきゅうりのキューちゃんの主な栄養価は以下のようになっている。
  • エネルギー:41kcal
  • たんぱく質:4.0g
  • 脂質:0g
  • 炭水化物:5.5g
  • 食塩相当量:3.9g

4. きゅうりのキューちゃんの手作り方法

きゅうりのキューちゃんのような味わいのきゅうりの醤油漬けは、自宅で再現することが可能だ。きゅうりと生姜を買ってきたら、以下のような手順で「きゅうりの醤油漬け」を作ろう。
  • きゅうりを7~8mm幅の輪切りにする
  • きゅうりに塩を振って20~30分置いておく
  • 生姜を千切りにしておく
  • 鍋に生姜・醤油・砂糖・お酢を入れて加熱する
  • 沸騰したら、水抜きしたキュウリを入れる
  • 再沸騰したら火を止めて20~30分そのままにする
  • 一度きゅうりと生姜を取り出してから上記4~6を繰り返す
  • 完全に冷めたら保存容器に移して冷蔵庫で保存する
    ※冷蔵庫で保存する場合は1週間程度食べられる

5. きゅうりのキューちゃんの美味しい食べ方5選

きゅうりのキューちゃんはそのまま醤油漬けとして食べても美味しいが、料理の具材に使っても美味しく食べられる。アレンジ方法はさまざまあるが、ここでは人気の食べ方を5つ紹介する。

食べ方1.キューちゃんおにぎり

アレンジ方法の中でも特に人気があるのが、きゅうりのキューちゃんを使ったおにぎりだ。作り方はみじん切りにしたキューちゃん(またはこつぶキューちゃん)と白いご飯を混ぜ合わせてから、おにぎりにするだけ。キューちゃんの香りと食感がよいため、他の調味料・具材を使わなくても美味しい。

食べ方2.キューちゃん茶漬け

きゅうりのキューちゃんを使った出汁茶漬け・お茶漬けも人気だ。こちらも作り方は簡単で、まずはキューちゃんと千切りにした大葉・ミョウガをご飯に乗せる。さらにキューちゃんの調味液を加えてから、熱いだし汁や緑茶をかければ完成。薬味のきいた出汁茶漬け・お茶漬けを楽しむことができる。

食べ方3.キューちゃんドック

ホットドックのピクルスの代わりに、きゅうりのキューちゃんを使うのもおすすめだ。トースターで焼いて切り目を入れたドックバンズに、千切りキャベツ、刻んだキューちゃん、茹でたウインナーをはさんでマスタードをかければ完成だ。普通のホットドックとは異なる味わいを楽しむことができる。

食べ方4.キューちゃんのタルタルソース

きゅうりのキューちゃんはピクルスの代わりになるため、タルタルソースにすることも可能だ。マヨネーズと同量のきゅうりのキューちゃん(こつぶキューちゃん)を合わせるだけで完成する。エビフライや魚のフライに付けて食べたり、バケットなどにのせたりしても美味しいのでおすすめだ。

食べ方5.キューちゃんの和風パスタ

きゅうりのキューちゃんはパスタの具材にも活用できる。具材はきゅうりのキューちゃん・玉ねぎ・ベーコン・きのこ類などがよくて、ソースは和風ベースにするのがおすすめ。茹でたパスタと炒めた具材を合わせ、パスタの茹で汁・昆布茶・キューちゃんの調味液で味付けすれば完成となる。

結論

きゅうりのキューちゃんは漬物としてそのまま食べても美味しいが、ごはん・パン・パスタなどと合わせてみるのもおすすめ。キューちゃんは醤油漬けなので、和風テイストのピクルスのようにして楽しむことができる。ほかにもさまざまなアレンジ法があるので、いろいろと組み合わせてみるとよいだろう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2020年3月29日

  • 更新日:

    2021年2月 5日

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