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きゅうりの種類や産地は色々あった!旬や美味しい食べ方も紹介!

きゅうりの種類や産地は色々あった!旬や美味しい食べ方も紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月12日

みずみずしく爽やかな食感。暑い夏にはとく食べたくなる野菜がきゅうり。市場の9割を占めるという定番の白いぼきゅうり以外にも、実はさまざまなタイプが栽培されている。あまり見かけることの少ない、きゅうりの種類を紹介する。

  

1. きゅうりの種類

白いぼきゅうり

流通の9割を占める、おなじみのきゅうり。スーパーなどできゅうりとして販売されているものの、ほとんどがこれ。緑が鮮やかで皮が薄く、果肉は柔らかい。露地栽培、促進栽培、温室栽培が全国で行われているため、通年出回っている。非常に多くの品種がある。

【主な品種】
  • 夏すずみ:病気に強く人気の種。
  • 夏ばやし:長期安定栽培。
  • Vアーチ:ウィルスに強く安定した品種。
  • つや太郎:病気に強く家庭菜園にもおすすめ。

黒いぼきゅうり

現在では一部の地域のみで栽培されている。いぼの先端が黒いタイプのきゅうり。白いぼきゅうりとは反対に、皮が厚く果肉に粘質がある。

【主な品種】
  • 加賀節成りきゅうり:昔ながらの品種。
  • 聖護院節成りきゅうり:京都産の黒いぼきゅうり。

加賀太きゅうり

石川県の伝統野菜。一般的なきゅうりとは異なり、直径7~8cmもある太い品種。果肉が厚く肉質が締まっている。肉詰めや煮物などに。

四葉きゅうり

中国北部・中部の品種。表面にしわやいぼが多く、歯切れのよさが特徴。

四川きゅうり

四葉きゅうりを改良したもの。いぼが多く、とげとげしい。皮がちりめん状になっている。皮が柔らかく果肉がしっかりしているため、味がしみ込みやすく、漬物に最適。

いぼなしきゅうり

表面がつるっとした、いぼがないきゅうり。歯切れがよく特有の風味もないため、きゅうりが苦手という人にも。

【主な品種】
  • フリーダム:一般的な白いぼきゅうりに比べて少し短め。

もろきゅう

きゅうりを若採りしたものの通称。多くは黒いぼきゅうりの種類。柔らかく歯ごたえがよい。

花丸きゅうり

長さ3cmほどの、花をつけたままの幼果。刺身のつまなどに使用される。

2. きゅうりの産地

きゅうりの原産地は、インド西北部と推定されている。紀元前10世紀頃には西アジアに定着。日本への渡来は10世紀以前に遣唐使によってもたらされたとされるが、食用の野菜として定着したのは江戸時代末期。

今でこそ果菜類の中でトップクラスの消費量を誇るが、明治時代頃までは栽培面積でなすの1/3ほどであった。

世界では、中国での生産量が断トツで、全体の約75%。次いでトルコやイランなどが続く。

日本では、宮崎県、群馬県、埼玉県、福島県、千葉県など、全国各地で生産されている。

3. きゅうりの旬と美味しい食べ方

施設栽培の普及で一年中食べることができるが、露地栽培でのきゅうりの旬は夏。身体を冷やす効果があるといわれ、夏に積極的に食べたい野菜のひとつ。あのシャキッとした触感と風味は、気分的にも涼をもたらしてくれる。

美味しい食べ方

生のまま、サラダや酢の物ピクルスに。ちょっと小腹が空いた時などは、そのまま味噌や塩をつけてかじるのもきゅうりの醍醐味だ。

生で食べることが多いが、実は火を通す料理もおすすめ。シンプルに豚肉と一緒に炒めたり、きゅうりのみを生姜やにんにくを効かせて炒めても○。出汁と醤油でサッと煮て冷やして食べても美味しい。

結論

おなじみの白いぼきゅうり以外にも、実にさまざまな種類が存在する。こんなに種類があるのに、あまり出回らないのも寂しいきがする。見かけることがあればぜひ手に入れて、それぞれ食感の違いなども実際に食べて比べてみたい。

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  • 公開日:

    2020年3月28日

  • 更新日:

    2021年5月12日

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