1. さくらごはんの食材はどう選ぶ?

さくらごはんとは、静岡県でよく食べられている具の入っていない炊き込みごはんだ。実際にさくらが入っているわけではなく、桜色に見えるから名付けられている。味がついているのでそのまま食べられ、食欲のない時でもおすすめだ。また、子どもにも食べやすく人気がある。そんなさくらごはんだが、作るうえで必要な食材について選び方を紹介しよう。
さくらごはんに必要な材料は、米のほかに酒と醤油だけ。みりんを加えることもある。醤油で色づいた米の色がさくらのように見えることから、その名がついたのだ。
さくらごはんに必要な材料は、米のほかに酒と醤油だけ。みりんを加えることもある。醤油で色づいた米の色がさくらのように見えることから、その名がついたのだ。
炊き込みやすい米
米は炊き込みをするので、少し硬めの米を選びたい。歯ごたえがもちもちしているあきたこまちなどではなく、山形や新潟産の米がおすすめだ。硬めの米だと醤油などがしみ込んでもベタっとなりにくい。古米を使ってもよいだろう。
醤油は減塩
さくらごはんは醤油ベースだが、加えすぎると塩辛くなることがある。色付けを重視したい場合は、減塩醤油を使うのがよいだろう。少し多めに入れても塩分を気にする必要がないので、おすすめだ。
2. さくらごはんの下準備のコツとは?

さくらごはんを作る際に必要な下処理とは、どんなものがあるのだろうか。下処理をしっかりして美味しいさくらごはんを作りたい。たとえば新米を使って作らない人も多く、去年のあまり米をさくらごはんにして食べるという人もいる。炊きやすく、味がしみ込みやすくなるため、去年のものを使うときは下処理をしっかりしたい。
米は事前に洗っておく
炊飯器にかけるまでに米は洗っておこう。30分前までが理想で、水を捨てたらザルにあげておく。
調味料を合わせる
用意した調味料を入れたら、まんべんなく混ざり合うようにヘラでさっくりかき回していこう。できあがりの味に関係してくるので、バランスが大事だ。
3. さくらごはんの簡単な作り方

実際にさくらごはんを作ってみよう。簡単な調理法なので、料理が苦手な人でもすぐに作れるのが魅力だ。まずは米をとぎ、ざるにあげておこう。炊飯器に米をいれたら用意した調味料を回し入れ、分量通りの水を入れる。木べらなどでサクサクと混ぜて、まんべんなく味がしみ込むようにしてから炊飯しよう。炊きあがったごはんを盛り付けたら完成だ。完成したら好みでのりをかけたりする人もいる。物足りないという人は、具を加えてもよいかもしれない。味の加減は調味料で調節していこう。
4. さくらごはんをとにかく時短で作りたい場合

時短でさくらごはんを作りたい時には、米をといだらそのまま炊飯器に入れる。しかし水分がきちんと切れていないため、分量通りの水を入れるとビチャビチャになってしまうので注意。少し少なめに水を入れて調整するのがよいだろう。また、調味料の分量を量るのが大変なら目分量でいい。米が茶色くなるくらいの醤油を回し入れ、みりんなどほかの材料も目安になる分量を見ていれよう。味が濃いのが好きな人は、多めに入れるのもおすすめ。あとは炊くだけなので、炊飯器におまかせだ。もともと簡単に作れるさくらごはんなので、時短をしてもそこまで変わらないかもしれないが、洗った米の水をきる工程を省くと大分時間が短縮できるだろう。
結論
静岡県名物さくらごはんについて、食材の選び方や作り方についてご紹介した。さくらごはんは醤油の香りが漂い、食欲がそそられるごはんである。食べやすく香りも色見もよいので、ぜひ一度試してもらいたい。
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