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甘い卵焼きの味付けの黄金比とは?厚焼き卵の基本や特徴を紹介!

甘い卵焼きの味付けの黄金比とは?厚焼き卵の基本や特徴を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2021年5月11日

溶き卵を四角い形に焼いて作る「卵焼き(玉子焼き)」。シンプルな料理であるが、実は作り方や具材などによってさまざまな種類に分類できる。今回は、そんな中から関東地方で特に親しまれている「甘い卵焼き(厚焼き卵)」の特徴や味付けのポイントなどを紹介する。

  
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1. 卵焼きの種類には何がある?

卵焼きとは溶き卵を焼いた和風料理の総称である。中でも甘く味付けした「厚焼き卵」やだし汁を大量に使う「だし巻き卵」の2つが有名だが、それ以外にも卵焼きには以下のような種類がある。

卵焼きの主な種類

  • 厚焼き卵:四角く形成した卵焼き。砂糖を使うため甘めに仕上がる
  • だし巻き卵:四角く形成した卵焼き。卵からだし汁があふれ出る
  • 薄焼き卵:薄く広げて作る卵焼き。細切りにすると錦糸卵と呼ばれる
  • だて巻き:巻き簾で巻いて固める卵焼き。お節料理の一品として知られる
  • う巻き卵:ウナギを具材にする卵焼き。土用の丑の日などに食べられる
  • 更紗卵:ニンジン・シイタケ・エンドウ・エビなどを具材にする卵焼き

2. 甘い卵焼きとは?

卵焼きにはいくつか種類があるが、一般的に「甘い卵焼き」と呼ばれているのは厚焼き卵のことである。主に甘辛い味付けを好む関東地方で作られている卵焼きで、その特徴は砂糖や醤油などで作った甘露出汁を使っていること。また、本来は正方形の玉子焼き器を使い、そこに流し込んでから焼き上げることだ。醤油を使うため焦げ目があり、ギュッと詰まった程よい食感を楽しむことができる。

3. 甘い卵焼き(厚焼き卵)の作り方

甘い卵焼き(厚焼き卵)を作るときは、一般的に長方形の卵焼き器を使う必要がある。また、甘い卵焼きの基本的な材料は、卵・砂糖・みりん・塩・醤油・だしなどである。これらの調理器具と材料を用意したら、さっそく以下の手順を参考に「甘い卵焼き」を作ってみよう。

甘い卵焼き(厚焼き卵)の作り方・手順

  • ボウルに卵を割り、菜箸で溶きほぐす
  • (1)のボウルに調味料を加えて混ぜ合わせる
  • 卵焼き器にサラダ油を塗り、中火にかける
    ※側面にも油を塗っておくと焼きやすい
  • 卵液を1/3程度流し込み、火が通ったら巻く
  • 焼いた卵の下にも卵液を流し込み、火が通ったら巻く
  • (5)をもう一度繰り返したら甘い卵焼きの完成
    ※毎回サラダ油を塗りなおすと巻きやすくなる

4. 甘い卵焼きの調味料の黄金比は?

甘い卵焼き(厚焼き卵)の作り方は家庭やお店、レシピ本などでそれぞれ異なる。そのため、必ずしも調味料の配分に正解はないのだが、目安の甘さに合わせた調味料の黄金比は以下のようになる。

甘い卵焼きの調味料の黄金比

  • 理想の黄金比:卵1個(50g)に対し、だし15ml、砂糖2.5~5.0g、塩1.5g、醤油数滴
  • 一般的な甘さ:卵1個(50g)に対し、砂糖小さじ1(3.0g)、塩少々、醤油数滴
  • かなり甘い:卵1個(50g)に対して、砂糖大さじ1(9.0g)、塩少々、醤油数滴

5. 好みの甘い卵焼きを作るポイント

「甘い卵焼き」を作る場合は、基本的に好みの甘さに合うように調味料の配分を決めればよい。しかし、前述した以外の方法でも「甘い卵焼き」は作ることができる。そこで自分好みの甘い卵焼きを作るためのポイントを紹介する。

ポイント1.みりんで甘さの調整をする

甘い卵焼きの甘みを強くしたいなら砂糖を増やすとよいが、みりんで甘みを出すのもおすすめだ。みりんには「オリゴ糖」や「グルコース」など、砂糖の主成分である「ショ糖」以外の甘味成分が多く含まれているため、まろやかで優しい甘味の味付けができる。また、みりん特有の深いコクと旨味が味を引き立て、砂糖だけで作るよりも上品な味わいに仕上げることができる。

ポイント2.牛乳でふっくらとさせる

自然な甘味の甘い卵焼きを作りたいなら、だしの代わりに牛乳を入れるのもおすすめだ。通常の甘い卵焼きでは必ずしもだしを入れる必要はないが、入れると風味が良くなり美味しく仕上がる。また、だしの代わりに牛乳を入れることで、牛乳の優しいコクと甘味が加わる。なお、卵の水分量が多くなると固めるのが難しくなるため、卵の量に対して牛乳の量は30%程度を目安にするとよい。

ポイント3.塩や醤油の対比効果で甘くする

少ない砂糖でもより甘味を感じたいなら、塩や醤油などの塩気を入れることをおすすめする。塩や醤油の味はしょっぱさではあるが、砂糖などの甘みと一緒に使うと「甘みを強く感じる」という効果がある。これは対比効果と呼ばれるもので、一度味覚が塩辛さを感じるとその後の甘味を強く感じるというものだ。塩や醤油を入れすぎると塩辛くなるが、甘さを引き立てるために少量入れるのはよい。

6. 甘い卵焼きのカロリーは高い?

甘い卵焼きは砂糖をたくさん使うため、カロリーが気になる人も多いだろう。そこで厚生労働省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を参考に(※1)、甘い卵焼き(厚焼きたまご)の100gあたりの栄養価を紹介する。なお、この数値はあくまでも目安であり、作る量や食材によって異なる。

甘い卵焼き(厚焼きたまご)100gの栄養価

  • エネルギー:146kcal
  • たんぱく質:10.5g
  • 脂質:9.2g
  • 炭水化物:6.5g
  • ナトリウム:450mg
    (・食塩相当量:1.1g)

結論

いくつか種類がある卵焼きの中から、今回は「甘い卵焼き(厚焼き卵)」の特徴を紹介した。厚焼き卵が甘い理由は、甘辛い味付けを好む関東人向けに砂糖や醤油などでできた甘露出汁を使っているからだという。しかし、家庭やお店によりその配合は異なる。自分や家族好みの味付けを見つけられるよう、砂糖・だし・醤油・塩などの割合を変えながら甘い卵焼きを作ってみるといいだろう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2020年3月11日

  • 更新日:

    2021年5月11日

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