1. 鉄製や銅製以外の卵焼き器の処分について

処分を考える理由には、持ち手が壊れたなどもあるだろうが、一番多いのは焦げつくようになったことだろう。おそらくあなたも焦げつきが原因で処分をお考えではないだろうか。そして、次に買う卵焼き器は、もっと長持ちさせたいと感じていないだろうか?
卵焼き器を含めて、フライパンや中華鍋などの調理器具には長年使い続けられる物もあるが、業務用だからずっと使えるとお考えなら、それは誤りだ。
長年使えるのは、鉄製や銅製のものだ。それ以外の金属製の卵焼き器は比較的寿命は短い。逆に言えば、もしお手持ちの物が鉄製や銅製ならば、お手入れ次第でまだ使えるはずなのだ。
本当に処分すべきか考えるため、また今後の卵焼き器の選び方を知るために、まずは素材ごとの特徴を簡単にご紹介しよう。
卵焼き器を含めて、フライパンや中華鍋などの調理器具には長年使い続けられる物もあるが、業務用だからずっと使えるとお考えなら、それは誤りだ。
長年使えるのは、鉄製や銅製のものだ。それ以外の金属製の卵焼き器は比較的寿命は短い。逆に言えば、もしお手持ちの物が鉄製や銅製ならば、お手入れ次第でまだ使えるはずなのだ。
本当に処分すべきか考えるため、また今後の卵焼き器の選び方を知るために、まずは素材ごとの特徴を簡単にご紹介しよう。
鉄製、銅製以外の金属製
ステンレスやアルミ製といった金属製の卵焼き器は、基本的にテフロンやダイヤコートなどのフッ素樹脂加工がされている。鉄や銅製のような手間がいらず便利だが、コーティングの寿命が製品の寿命となり、比較的寿命は短い。
鉄製、銅製
鉄製や銅製の卵焼き器のメリットは後述するが、手入れを欠かさなければ長年愛用できるのも利点の一つだ。錆びても再利用できるので、お手入れの手間はかかるが、そうそう処分する機会はない。
2. 卵焼き器を含めたフライパンの処分方法

お手持ちの物が寿命ならば潔く処分すべきなのだが、卵焼き器を含めたフライパンや鍋はそう捨てる物でもないので、捨て方が分からず、詳細が気になってしまう場合もあるだろう。そこで、卵焼き器やフライパンの具体的な処分方法についても詳しくみていこう。
各自治体の分別区分を確認
まずは、お住まいの自治体でフライパンなどが何ゴミに分類されるかをきちんと確認しよう。というのも、自治体ごとに燃えないゴミや資源ゴミ、小物金属などと分類が違ってくるのだ。また、直径30cmを超えると粗大ゴミとして扱う自治体もある。したがって、安易に燃えないゴミだろうなどと決めつけてしまうと、収集してもらえないなんてこともあり得る。そして、指定のゴミ袋に入れる必要があるかなどもきちんと確認して、不要なトラブルを避けよう。
キレイに洗う
処分するとはいえ、焦げつきなどが残った状態で捨てるのはトラブルに繋がる可能性があるので、キレイに洗っておこう。自分では気づきにくいかもしれないが、卵焼き器やフライパンは汚れがちだし、臭いが残っている場合もある。汚れたままゴミとして出してしまうと、カラスや野良猫がきて、ゴミ置き場を荒らされるかもしれない。
3. 処分せずに長年卵焼き器を愛用するなら鉄製や銅製がおすすめ!

フッ素加工樹脂がされている卵焼き器は比較的寿命が短いことや、処分方法についてもご理解いただけただろう。もし買い替えを考えているなら、ぜひ鉄製や銅製の卵焼き器も検討していただきたい。手入れ次第で長年使えること以外にも、メリットがあるのだ。そのことも含めて、それぞれの素材の卵焼き器について説明していこう。
鉄製の卵焼き器
鉄製は熱の伝わり方が強く、こんがりとした焼き色をつけることができるのがメリットだ。また、食材の鉄分を強化できるのもポイントで、その耐久性が高さから業務用などにも使われる。万が一焦げつきなどが発生しても、焦げ付きを落とし油をなじませればまた元通り使えるのだ。一方で、銅製もそうだが、油ならしや洗剤を使わないで洗うといった手入れの方法は覚えておかなければならない。
銅製の卵焼き器
プロの料理人たちも使うのが、銅製の卵焼き器だ。というのも、優れた熱伝導性と保温性により、ふわふわでふっくらとした厚焼き卵が作れるのだ。ちなみに、錫で表面をコーティングしたものと純粋に銅のみの物がある。錫でコーティングされたものは美しいが、錫なしのほうが熱伝導性は高い。出来上がりを重視するならば、純銅の物がいいだろう。ただし、鉄製同様、油ならしや湿気に注意して保管するなどの手入れの方法は覚えなればならない。
結論
今回は、卵焼き器の処分方法や各素材の特徴についてご紹介した。専用の調理器具だけあって、美味しく見た目もいい卵焼きが作れるが、必須というわけではないので、ほとんど使わずキッチンを占領してるのであれば処分してもいいかもしれない。一方で、卵焼き器を頻繁に使うならば、長年の使用に耐える物を選んだ方がよい。ぜひ、今回の情報を活かして、次のステップに進んで欲しい。なお、各自治体のゴミ出しルールは定期的に変更になっているので、必ず最新の情報を確認してほしい。
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