1. ハンバーグ以外にも使える!ナツメグの使い方
ナツメグは、ひき肉特有の臭みを消し、旨みを引き出すためのスパイスとして使われている。和・洋・中問わず、ひき肉を使った料理全般に使うことが可能。和食ならつくねやそぼろ、洋食ならロールキャベツやミートソース、中華なら麻婆豆腐などさまざまな料理に使うことができる。調理の際には、下準備の段階で加えることがポイントといえるだろう。シチューやホワイトソースに使い、乳製品独特の臭みを抑えることも可能だ。牛乳と一緒にふり入れてもよいし、調理の仕上げにひとふりするのもおすすめである。
ナツメグは、野菜を使った料理との相性もよい。野菜の青臭さを抑える働きがあり、じゃがいもやほうれん草を使ったレシピでも多く使用されている。意外に思われるかもしれないが、クッキーやケーキなどを作る際にも、豊かな風味をプラスするために使うことがある。ナツメグはさまざまな料理に活用できる、汎用性の高いスパイスといって間違いないだろう。
ナツメグは、野菜を使った料理との相性もよい。野菜の青臭さを抑える働きがあり、じゃがいもやほうれん草を使ったレシピでも多く使用されている。意外に思われるかもしれないが、クッキーやケーキなどを作る際にも、豊かな風味をプラスするために使うことがある。ナツメグはさまざまな料理に活用できる、汎用性の高いスパイスといって間違いないだろう。
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2. ナツメグの栄養素やカロリー、使用の注意点
ナツメグは、栄養素を豊富に含んだスパイスである。ナツメグに多く含まれている銅は、貧血予防に効果を発揮するといわれている。また、消化を促し胃の調子を整えるピネンという成分、食欲増進や腸内の働きを活性化してくれるミリスチシンという成分も含まれており、食欲がないときにおすすめである。そのほか、ナツメグに含まれるオイゲノールは、口臭予防の効果も期待できる。
ナツメグのカロリーや糖質はほかのスパイスと比べてもかなり高め。栄養素とカロリーがみっちり詰まっているといえるだろう。ナツメグに含まれるミリスチシンは、過剰摂取すると中毒症状を引き起こすことで知られている。レシピ通りに使用すれば問題ないが、幼児や妊娠中の女性には注意が必要である。
ナツメグのカロリーや糖質はほかのスパイスと比べてもかなり高め。栄養素とカロリーがみっちり詰まっているといえるだろう。ナツメグに含まれるミリスチシンは、過剰摂取すると中毒症状を引き起こすことで知られている。レシピ通りに使用すれば問題ないが、幼児や妊娠中の女性には注意が必要である。
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3. ナツメグの風味を保つ保存方法とは?
ナツメグは、冷暗所での保存を推奨されているスパイスである。高温多湿な場所での保存は、風味を損なう原因となるので注意が必要である。開封後は早めの消費を心がけ、使用前に品質を確認するのが望ましい。ナツメグの冷蔵保存は、容器を開閉する際、湿気を生み出してしまうので最適とは言い難い。密閉した保存容器を使用し、室温に戻してからふたを開けることをおすすめする。ナツメグの長期保存に一番適しているのが冷凍保存。粉末のタイプであれば、解凍方法を気にせず使うことが可能だ。小分けにして冷凍することで、劣化を防ぎ、新鮮なまま使用することができるだろう。
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4. ナツメグがない場合の代用法
ナツメグには、食材の臭みを抑え、風味をアップさせる働きがある。ナツメグと同様の効果が期待できる食材がいくつかあるのでご紹介しよう。まず、代用可能なスパイスとして、ブラックペッパーやターメリックが挙げられる。どちらもひき肉の臭み消しに有効である。ニンニクのすりおろしやしょうがで代用するのもおすすめだ。ただし、主張しすぎないよう量に注意が必要である。赤ワインや料理酒も、臭みを抑え、肉を柔らかくする効果が望める。ローズマリーやセージといったハーブも風味アップに効果があり、ナツメグと併用しても本格的な味わいを楽しめるだろう。
同じスパイスでも、シナモンやクミンはナツメグの代用としては不適格だ。シナモンは、香りはよく似ているが、味わいが全く異なるスパイスである。クミンは、ひき肉の臭みを消す効果が乏しく、香りや風味が強すぎるので、ナツメグの代用として使うのは好ましくないだろう。
同じスパイスでも、シナモンやクミンはナツメグの代用としては不適格だ。シナモンは、香りはよく似ているが、味わいが全く異なるスパイスである。クミンは、ひき肉の臭みを消す効果が乏しく、香りや風味が強すぎるので、ナツメグの代用として使うのは好ましくないだろう。
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5. ナツメグを使ったブレンドスパイス【キャトルエピス】
フランス料理には欠かせない、ナツメグを使ったブレンドスパイスの存在をご存知だろうか。「キャトルエピス」とはフランス語で「4つのスパイス」という意味。ナツメグをはじめとして、シナモン、クローブ、ペッパーという4種を配合した、フランスの家庭では欠かすことのできないスパイスである。
日本における七味唐辛子のような存在で、フランスではテリーヌやパテ作りに多く使われている。煮込み料理や、ホワイトソースを使ったレシピなどにさっとふりかけることで、料理に奥ゆきが生まれ、風味が格段にアップするので、おすすめである。
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結論
ハンバーグ作りに欠かせないスパイス、ナツメグ。ひき肉料理全般や、野菜を使ったレシピ、お菓子作りにまで登場する、非常に使い勝手のよいスパイスであることがおわかりいただけたのではないだろうか。使用量と保存方法に十分に注意して、ぜひともさまざまな料理に活用していただきたい。