1. ミートソースに使用する食材
ひき肉の旨みを存分に堪能できるミートソースは、多めに作っておけば、パスタのみならずグラタンやライスコロッケ、オムレツ、ホットサンドなどバラエティ豊かに使えるのが嬉しいポイントだ。
ミートソースの材料
使用する基本的な食材は、ひき肉・玉ねぎ・にんじん・セロリ・にんにく・マッシュルーム・トマト缶など、お好みの食材を選ぼう。きのこ類を加えると旨みが増すので、ぜひ使用してもらいたい。ひき肉は肉の風味がいい牛ひき肉と、脂身が多く旨みのある豚ひき肉を1:1の割合で使用するのがおすすめだ。
ミートソースの味付け
味付けはトマト水煮缶やトマトピューレ・トマトケチャップ・ウスターソース・赤ワイン(または白ワイン)・砂糖・塩こしょう・コンソメ・ローリエ・バターなどで仕上げる。ウスターソースがなければ、中濃ソースなど好みでOKだ。和風に仕上げたい場合は、ひき肉・ナス・ねぎを使用し、味噌やしょうが汁、しょうゆ、酒などで味を調えるとよい。
2. 基本的なミートソースの下ごしらえ
ではミートソースの下ごしらえから始めよう。
最初に玉ねぎやにんじん、セロリなど、野菜をできるだけ細かいみじん切りにする。にんじんが苦手な人は、すりおろして加えてもOK。セロリは筋を取り除き、包丁の背の部分で叩き潰すと切りやすいので参考にしてほしい。マッシュルームは表面の汚れを、濡らしてよく絞ったキッチンペーパーで拭き、根元を取ってからみじん切りにする。すべてカットしたら、ひとつの容器に入れておこう。
ひき肉は塩こしょうをかけ、ふんわりと軽くほぐしておこう。カットトマト缶ではなくホールトマト缶を使用する場合は、ある程度なめらかに潰しておくとよい。
最初に玉ねぎやにんじん、セロリなど、野菜をできるだけ細かいみじん切りにする。にんじんが苦手な人は、すりおろして加えてもOK。セロリは筋を取り除き、包丁の背の部分で叩き潰すと切りやすいので参考にしてほしい。マッシュルームは表面の汚れを、濡らしてよく絞ったキッチンペーパーで拭き、根元を取ってからみじん切りにする。すべてカットしたら、ひとつの容器に入れておこう。
ひき肉は塩こしょうをかけ、ふんわりと軽くほぐしておこう。カットトマト缶ではなくホールトマト缶を使用する場合は、ある程度なめらかに潰しておくとよい。
3. 美味しいミートソースを作るポイント
下ごしらえを終えたら早速、ミートソース作りのスタートだ。
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、いい香りが立ち始めるまで弱火で炒めよう。
- 次に玉ねぎ・にんじん・セロリ・マッシュルームを加え弱火~中火で5分ほど、次に中火で10分くらい炒めてから塩で味を調え、器などに取り出す。
- 続けて鍋にひき肉を入れ、全体に火が通るように中火で炒める。このとき、ひき肉をほぐそうと力んでかき混ぜると肉から水分が出てしまう。すると旨みまで出てしまうので、ほぐし過ぎないよう炒めるのがポイントだ。
- ひき肉全体にほぼ火が回ったら赤ワイン(または白ワイン)を加え、煮詰めてアルコールを飛ばそう。
- 次に炒めて器に移しておいた野菜・カットトマト缶・ローリエを加えて軽くまぜ、弱火~中火くらいで10~15分ほど煮詰めていく。
- トマトの水分が飛んだらローリエを取り出し、ケチャップ・ウスターソース・砂糖・塩で味を調整しよう。煮詰まってから水分が少なくなると鍋底が焦げやすくなるため、途中で底のほうから時々混ぜるようにするといいだろう。
- 火を止めてバターを加え、しっかり混ぜ溶かせばミートソースの完成だ。
ちなみに完成してから少し時間をおくと味がなじんで美味しくなる。あとは、あらかじめ茹でておいたパスタの上にのせ粉チーズをかけていただこう。
結論
ミートソースの作り方と美味しく仕上げるポイントについて紹介したが、理解してもらえただろうか。材料を揃えて下ごしらえしておけば、あとは鍋で炒めたり煮詰めたりするだけで簡単に仕上がるのだ。ミートソースを多めに作っておけば、パスタのみならずラザニアやサモサ、コロッケなどにも応用できる。ぜひミートソースを手作りして、料理のレパートリーを増やしてもらいたい。