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カオマンガイってどんな料理?東南アジアのチキンライスを深掘り

カオマンガイってどんな料理?東南アジアのチキンライスを深掘り

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2020年3月20日

カオマンガイと呼ばれるタイのチキンライスは、日本でも人気のメニュー。実はそのルールが中国にあるという説が話題になっている。さらに東南アジアには、国ごとにチキンライスがあるらしい。今回はそんな噂の真相を探っていく。

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1. カオマンガイとは

カオマンガイは、タイ料理の名称。チキンライスのことだ。ケチャップで味をつけるあのチキンライスとはまったくの別物で、茹でたチキンとその茹で汁で炊いたご飯を一緒に食べる料理のこと。ルアットガイと呼ばれる鶏の血を固めた血豆腐をトッピングすることもある。ソースは、大豆を発酵させた味噌をベースに、醤油やにんにく、唐辛子などを加えた濃厚なものが主流。

屋台で食べるファストフード

現地タイでは、家庭料理というよりは、屋台で食べるファストフードのような感覚で食べられることの多いカオマンガイ。多くの店でテイクアウトすることもできる。日本では、生の鶏肉をご飯の上に置いて炊くようなレシピが多いが、現地では鶏は別で茹で、その茹で汁を使ってコメを炊くのが普通。

決め手はハーブ

タイ料理は、豊かな香りが持ち味。このカオマンガイにもパイトゥーイと呼ばれるハーブやカーと呼ばれる香りのとても強い生姜、パクチーなどが風味付けに使われる。これがシンプルな味わいの中に奥行きをもたらすポイント。

2. カオマンガイは中国生まれ!?

カオマンガイは別名、海南風鶏飯とも呼ばれている。ここでいう海南は、中国のハワイと呼ばれる海南島のこと。古くは少数民族が住むことで知られ、かつては広東省に属していた。現在ではリゾート地として人気がある。カオマンガイは、実はタイ生まれの料理ではなく、この海南生まれの料理だという説が話題を集めている。

出稼ぎとチキンライス

カオマンガイのルーツは、海南島出身の華僑が伝えたレシピだと言われている。19世紀後半、海南島出身の華僑は、仕事を求めて東南アジア全域に渡った。その先々で伝統料理だった海南風鶏飯を伝えたのだ。その美味しさは瞬く間に広まり、その土地その土地で独自の進化を遂げたというわけ。

3. 東南アジアのチキンライス

シンガポールチキンライス

シンガポールで発展したチキンライスは、ソースに特徴がある。甘い醤油、おろし生姜、唐辛子と3つのソースで食べるのが基本だ。ちなみにシンガポールチキンライスが、もっともルーツに近いと言われている。他のチキンライスに比べ、鶏肉がプリプリで、柔らかいところが特徴。現在では、ホテルなどで供されることも多い。

インドネシアのチキンライス

ナシアヤムと呼ばれるインドネシアのチキンライス。ほかの国のチキンライスが、香り高いインディカ米で作られるのに対し、インドネシアでは日本で食べられている米と同じジャポニカ米を使うのが特徴。ソースは、シンガポールに近いが、オキアミを使ったものなど、店独自のソースも多い。

マレーシアのチキンライス

多民族国家であるマレーシアは、チキンライスの種類も多彩。骨つきチキンが使われることも多く、八角やシナモンなどスパイスを使って、鶏肉を煮込むチキンライスやそのチキンをさらにグリルする店もある。チキンは、肉質がやや硬めの地鶏が使われるのが基本。使われるソースは、パプリカやトマトが加わったフルーティーなもの。

結論

日本でも東南アジア各地のチキンライスを食べることができる。それぞれチキンの食感、ソース、ご飯の風合いに大きな違いがあり、食べ比べてみるとルールが同じであっても、似て非なるものだということがよくわかる。一度、食べ比べてみるのもおすすめ。

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