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簡単おしゃれな盛り付け術!「皿の上に皿」を重ねて劇的にセンスアップ

簡単おしゃれな盛り付け術!「皿の上に皿」を重ねて劇的にセンスアップ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年3月20日

料理の美味しさは、見た目にも左右される。見た目というのは料理自体の出来映えだけでなく、盛り付けの美しさももちろん含まれる。今回の記事では、いつもの料理も小洒落たレストランやスタイリッシュなカフェのような盛り付けに仕上げることができるような、ちょっとした小技を紹介する。年始をめでたく迎えるための、ニューイヤープレートにもピッタリだ。

  

1. 1つの皿の上に、1つの小さな器を乗せる

まず最初に試してみてほしい盛り付けテクニックは、メインとなるおかずと、そのおかずに付ける調味料やソースを一緒に乗せる方法だ。天ぷらと塩、フライとタルタルソース、ソテーした肉や魚とフレッシュトマトソースやマスタードソースの組み合わせを想像するとわかりやすいだろう。普段なら別の所にある皿まで箸で運んで付けていた調味料や、料理にかけていたソースなどを、小さな器に入れると良い。付け皿を置く場所が不要となるため、狭いテーブルで食事をする時や、料理数が多くて置き場所を節約したい時にも便利である。気を付けてほしいのは、液体状の調味料や半液状のソース類は、ある程度深さがある器でないとこぼれてしまうことだ。小さな器を置く場所は皿の端の方でも中央でも良いが、端の場合は全体の重心がずれやすいため、運んでいる途中に落としてしまわないようにも注意する。
温野菜やクラッカーとディップソース・刺身と醤油・パンとジャム・ナンとカレーなど、この盛り付け方で対応できる料理は結構多い。おにぎりと浅漬けやパンとピクルスなど、水気のあるものとそうでないものを一緒に盛り付けたいときにもオススメだ。どんな風に皿を重ねる時でも言えることだが、特にやってはいけない料理だとか組み合わせの決まり事はない。

2. 1つの皿の上に、複数の小さな器を乗せる

一つのおかずに対して数種の調味料やソ―スを楽しみたい時に特に便利な方法だ。和・洋・中・エスニックなど、ジャンルの違うおかず同士でも味移りを気にすることなく盛り付けられるのも大きなメリットである。画像のように下の皿と小皿を同じ色合いにしても良いが、あえて色や形を変えたり、ガラス製のものや和食器を用いるなどしてアレンジを加えると個性を楽しむことができる。ただしあまりにも小皿の割合が多くなると、小皿に乗っていない料理のインパクトが弱くなりがちなので注意してほしい。小皿の深さや大きさによって左右されるので一概には言い切れないが、盛り付ける全体の面積に対し、おおよそ1/4程度に押さえておけば無難だろう。汁気のあるものや使いたい食器が多くてどうしても小皿の割合が増えてしまう場合は、大皿の片側に小皿をまとめるようにし、もう片側をそうでないもので固めるようにするとスタイリッシュに決まりやすい。高低差が大きい小皿を使うときは、低いものを手側に来るように置かないと、取りにくかったり陰になって見えずらかったりするので気を付けよう。

小皿を複数使うこの盛り付け方は、ここ数年トレンドとなっている、おせち料理のニューイヤープレート(通称:ワンプレートおせち)にもよく用いられている。ワンプレートおせちはお重のおせちよりも作る品数が少なくて済み、盛り付けの手間も省くことができる、現代的なスタイルのひとつだ。

3. 1つの大きな皿の上に、ひとまわり小さい~同じくらいのサイズの皿を乗せる

画像のように同色のもので揃えても良いが、白と黒を合わせたり、シンプルな洋食器と和食器などテイストの違うものとの組み合わせを楽しむこともできる。1枚の皿だけで盛り付けるよりも高さが出るこの方法は、フランス料理のもてなしに通じるものがある。一見不要とも思われる下皿を用いることにより、心をこめてエレガントかつゴージャスにゲストをもてなすという精神や美意識を表しているのだ。いつも通りにざっと1つの皿に盛り付けただけの料理も、1枚の下皿を置くだけでフォーマルな雰囲気を纏う。一人分ずつサーブする場合は余白を上手く使いゆったりと料理を置く、大人数でシェアする大皿料理としてサーブする場合は皿いっぱいになるように意識すると、より美しく仕上がる。煮込み料理・サラダ・パスタ......など、豪快に作ったボリュームのある料理の見栄えさえも、グンとアップさせることができる。
下皿はあらかじめテーブルにセッティングしておき、後から料理の入った皿を持ってくるとスマートだ。上皿がきちんと下皿に収まるかどうかは、料理を盛り付ける前にしっかりと確認をしておくこと。高さのあるものを選ぶ場合は、座りの良し悪しも重要だ。モダンなデザインのライスボウルや、ラーメン丼ぶりを上皿にしてもしっくり来る。

結論

大ざっぱに3つの方法を紹介してみたが、いかがだっただろうか。皿に皿を重ねる盛り付けは、日常~もてなしのシーンまで幅広く使えるテクニックだ。和・洋・中のジャンルも問わない。ちなみに料理が暗めのトーンなら皿を明るい色にし、明るめのトーンなら暗めのトーンの皿を選ぶようにすると、より料理の見た目を映えさせることができるので覚えておこう。
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  • 更新日:

    2020年3月20日

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