このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
グラニータとは?シチリア発祥の冷たいスイーツについて詳しく解説!

グラニータとは?シチリア発祥の冷たいスイーツについて詳しく解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2021年3月26日

イタリア版かき氷と呼ばれている「グラニータ」。日本ではジェラートのほうが有名なのであまり知られていないが、実はイタリア全土で食べられている有名料理である。今回はそんなジェラートと並んで人気スイーツとされている「グラニータ」について詳しく解説する。また、本場のグラニータの作り方も紹介するので、いつものかき氷とは一味違った冷たいスイーツを楽しんでみよう。

  
この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. グラニータとは?

グラニータ(Granita)とは、イタリア・シチリア発祥の氷菓のことである。その特徴はフルーツ・コーヒー・ナッツ類などで味付けされたシロップを凍らせてから砕いて作るというもの。また、グラニータのテクスチャーは地域によって異なり、ジェラートのような滑らかなものから、かき氷に近いシャリシャリしたものまである。そのため、氷を砕いてシロップをかける日本のかき氷とは異なる。

グラニータの名前の由来

グラニータ(Granita)の名前の由来は、イタリア語で「粒状にする」という意味の「Granire(グラニーレ)」であるといわれている。その名前のとおりシャーベットやジェラートに比べると、シャリシャリとした粒状の食感を楽しむことができる。また、ローマ地方ではグラニータと似ている「グラッタケッカ(Granita)」と呼ばれるスイーツもある。こちらは日本のかき氷に近いものである。

グラニータの誕生と歴史

グラニータが誕生したのは9世紀頃とされている。アラブ人によってシチリア島が占領されると、島にもサトウキビやレモンなどが持ち込まれるようになった。さらにアラブ人はエトナ山の万年雪に目をつけてシャーベットを作り始めたという。これがグラニータの始まりだとされている。その後17世紀頃にはジェラートが誕生するが、グラニータも残り続けて今なおイタリア全土で親しまれている。

フレンチの「グラニテ」との違い

フランス料理には、「グラニテ(Granité)」と呼ばれるグラニータと似ている氷菓がある。こちらはグラニータをもとに作られたフランスのスイーツで、主にコース料理の料理間の口直しのために出される。スイーツではあるものの目的が口直しであるため、甘みが抑えられているのが特徴となっている。ただし、中にはコース料理の最後にデザートとして出されるものもあるという。

2. グラニータの特徴と魅力を紹介!

グラニータがイタリア全土で愛されている理由には、イタリアの恵まれた食材との相性がよかったりブリオッシュとの相性がよかったりするなどさまざまなことが関係している。また、本場シチリアでは、朝食時にグラニータを食べることがあるという。そんなグラニータの特徴や魅力を確認しよう。

その1.さまざまなフレーバーを楽しめる!

グラニータはシロップとフレーバーを混ぜて作るが、そのフレーバーは多種多様になっている。メジャーなものにはレモン・オレンジ・イチゴなどがあるが、そのほかにもコーヒー・ジャスミン・ミントなどが使われることもある。また、アーモンドやピスタチオといったナッツ類が使われることも多い。このように個性豊かなフレーバーが楽しめるのも、グラニータの魅力となっている。

その2.ブリオッシュとの相性が抜群にいい!

本場シチリアでは、ブリオッシュにジェラートを挟んだり浸したりしながら食べることも多い。イタリア(シチリア)で食べられているブリオッシュは、フランスのものよりも柔らかいことが特徴となっている。挟んだり浸したりすることでブリオッシュの生地がグラニータを吸収してくれて、より柔らかくて甘みを伴ったパンを楽しめるようになるという。

その3.朝食でも食べられている!

夏の暑い時期のシチリアでは、朝食時にもグラニータが食べられている。シチリアでは朝食にはコーヒーとパンを食べることが一般的であるが、夏の暑い時期にはコーヒーの代わりに冷たいグラニータが好まれているそうだ。特に人気なのがエスプレッソをベースにした「グラニータ・ディ・カフェ」と呼ばれるもの。これに生クリーム添えて、ビターなのに甘くて美味しいスイーツを楽しむという。

3. グラニータの簡単な作り方

イタリアで親しまれているグラニータは、実は比較的簡単に作ることができる。作り方はさまざまあるが、以下のような失敗しにくいグラニータの作り方を試してみるとよいだろう。なお、フレーバーもさまざまあるが、ここではシチリアでも親しまれているレモンのグラニータの作り方を紹介する。
  • 鍋に水500mlを入れて火にかけておく
  • 沸騰したら鍋に砂糖250gも入れる
    ※ダマにならないようにしっかり溶かす
  • 完全に溶けたら一度シロップは冷ましておく
  • 平べったい容器にレモンジュースとシロップを入れる
    ※スプーンなどで均一に混ぜ合わせておくとよい
  • (4)を冷凍庫に入れて完全に凍らせる
  • 凍ったものをヘラやフォークで砕いたらグラニータの完成

4. グラニータのおすすめフレーバー3種類

魅力や特徴の箇所でも説明した通り、グラニータではさまざまなフレーバーを楽しめるのが魅力だ。ここでは、特に人気のフレーバー3種類とそれぞれの作るときのポイントなどについて紹介する。

その1.フルーツ

まずおすすめなのが、フルーツのグラニータだ。レモンやオレンジなどもおすすめだが、メロン・スイカ・ザクロ・イチゴ・パイナップルなど何でも美味しく食べることができる。特に美味しいのが生のフルーツを絞って作るグラニータであるが、市販のフルーツジュースなどを使っても美味しく食べられる。お好みのフルーツやジュースを加えて、自分だけのグラニータを作ってみるとよさそうだ。

その2.コーヒー

フルーツのグラニータよりも簡単に作れるのが「グラニータ・ディ・カフェ」である。こちらは濃い目のコーヒーを淹れてから、砂糖を多めに溶かしておく。それを容器に入れて凍らせるだけで作ることが可能だ。家庭ではインスタントコーヒーなど使っても作ることができる。本場の「グラニータ・ディ・カフェ」のように、たっぷりの生クリームをトッピングして食べるようにしよう。

その3.ピスタチオ

本場シチリアでは、シチリア産のピスタチオを使ったグラニータも人気がある。ピスタチオを使う場合は、下茹で柔らかくしてから皮を剥く。それからしっかりと水気を切り、フードプロセッサーで攪拌してペースト状にしよう。それをシロップと混ぜれば、緑色が鮮やかなピスタチオ味のグラニータを作れる。少し作るのに手間がかかるので、市販のピスタチオペーストを使うのもおすすめだ。

結論

グラニータは日本ではあまり知られていないが、イタリアでは非常にポピュラーなデザートである。凍らせる手間こそあるが、家でも比較的簡単に作れるので試してみるのもよいだろう。いくつかグラニータをストックしておき、そのときの気分に合うフレーバーを楽しむのもおすすめだ。
この記事もCheck!
  • 公開日:

    2020年3月23日

  • 更新日:

    2021年3月26日

ランキングランキング

    ページトップへ ページトップへ