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【割烹】と【料亭】の違いとは?それぞれの特徴や違いを解説

【割烹】と【料亭】の違いとは?それぞれの特徴や違いを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年3月12日

割烹や料亭と言えば、高級な和食をいただけるお店を想像するだろう。皆さんはこの割烹と料亭の明確な違いについてご存知だろうか。意外に知られていないその違いをご説明しよう。

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1. 割烹とは

一般的に割烹とは、日本料理を食べる店のことを指す言葉である。割は包丁で切る、烹は煮炊きするという意味であり、それを合わせた言葉であると言われている。

懐石と会席

ちなみに同じ読み方をする懐石料理と会席料理。現在ではその違いは曖昧になりつつあるが、そもそもは懐石料理の方が、歴史は古い。安土桃山時代に懐に温めた石を入れて空腹を紛らわせたという故事がゆえんになったと言われる言葉で、実際にはお茶の席でまず空腹を落ち着かせるために食べる食事のことを指している。一方、会席料理は江戸時代に生まれた言葉で、懐石料理ほどかしこまらずに、よりカジュアルに食べることができる料理として誕生したものだ。

割烹の特徴

割烹の特徴は、料理人が料理をしている姿をみることができるところ。すなわち、料理場と食事場がワンフロアにあるのだ。カウンターを中心にした店が基本で、料理人と食べる人が向かい合う形になる。食事は一品ずつ提供されることが多く、本格的な日本料理をいただくことができる。

2. 料亭とは

料亭とは、個室で日本料理を食す店を指す言葉である。生まれは江戸時代とされており、地位の高い武士や大名などが食事をする場所として知られていた。

料亭の特徴

料亭、最大の特徴は何といっても座敷の個室があるという点だろう。仲居が食事の世話をし、芸妓を呼ぶことができる店も多い。供される料理は伝統的な日本料理が基本で、本膳料理や会席料理が多い。一見さんお断りといった敷居の高い店も存在する。

3. 割烹と料亭の違い

割烹と料亭、最大の違いは食事をする場所にある。割烹において食事をする場所は、料理人と同じ空間。料理人の手先を間近に見ながら、その動きや視線も含めて料理を楽しむこととなる。オープンキッチン形式のレストランとも言い換えることができる。対して料亭は個室で料理を食す。調理の様子を見ることはほとんどない。料理を中心にしながら生まれる会話を糸口に、人と人とが関係性を育む場所であると言えるだろう。極端に言えば、割烹は料理を中心に、料亭は人間関係を中心に食事を楽しむ場所と言える。

上手な使い分け

縁談や会社の会食などで活用されるのは料亭が多い。これは個室であることが大きな理由。密室であれば、うちうちの話もしやすい。政治家などが会合に使うのもこのためである。ただし、現在では割烹と料亭との区切りはかなり曖昧になっているため、割烹はオープンキッチン、料亭は個室という概念にそぐわないケースも多々ある。会食や大事な食事会などで使用する場合は、きちんとした下調べを行ってから店をチョイスすることをおすすめする。

割烹と料亭の料理

割烹であっても料亭であっても、供される料理は日本料理=和食が基本。双方、価格帯が高いお店が多く、食材もしつらえもリッチ。もちろん価格はピンキリだが、ファミレスのような感覚で訪れる場所ではないことは覚えておくとよい。

結論

割烹と料亭の違いは、基本的にはオープンキッチンと個室という食事をする場所にある。ただし、この概念にそぐわない店も多く存在するので、訪れる場合は価格帯とともにその辺りもリサーチをするのが無難。どちらにしてもいつもとは違った気分で食事を楽しむことができるので、記念日など、特別な日に訪れたいものだ。
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