1. フィンガーライムとは?
フィンガーライムとは、オーストラリア原産の柑橘類の一種。長さ4~8cmほどの円筒形で、人の指のような形をしているのが特徴だ。また、中には粒状の果肉が詰まっており、その見た目や食感などから「キャビアライム」と呼ばれることもある。果実・果肉ともに色味が複数あり、果肉は白色・緑色・ピンク色などがある。多くは輸入品だが、国内でも愛媛県や和歌山県などで栽培されている。
フィンガーライムの味や食感
フィンガーライムは爽やかな酸味やプチプチとした食感が特徴となっている。また、通常のライムとは異なり、青山椒のような爽やかな香りがするのが特徴となっている。このような独特な味わいや食感、香りがあるため、料理やデザートの付け合わせやアクセントとして使われることが多い。
2. フィンガーライムの基本的な食べ方
フィンガーライムの食べ方は簡単で、まずは果実を半分に切る。そうすると中から粒々の果肉が出てくるため、それをそのまま食べたり料理に使ったりすればよい。以下にも手順をまとめておく。
フィンガーライムの食べ方・手順
1.フィンガーライムを半分に切る
※回しながらカットすると果肉が潰れにくい
2.果肉を強めに押すと果肉が出てくる
3.そのまま食べたり料理に使ったりする
※回しながらカットすると果肉が潰れにくい
2.果肉を強めに押すと果肉が出てくる
3.そのまま食べたり料理に使ったりする
3. フィンガーライムの美味しい食べ方
爽やかな酸味と美しい見た目が特徴的なフィンガーライムは、肉料理や魚料理の付け合わせやトッピングなどに使われることが多くなっている。また、ケーキやヨーグルトなどのトッピングに使うことも可能だ。そんなフィンガーライムの美味しい食べ方・使い方について以下で詳しく紹介する。
その1.料理のトッピングに使う
フィンガーライムは肉料理や魚料理、サラダなどの付け合わせやトッピングとして幅広く使うことができる。相性がいい料理は数多くあるが、例えば、カルパッチョやカプレーゼ、ブルスケッタなどに乗せることもできるし、寿司や蒸し料理に合わせることも可能だ。お好みの料理と合わせてみよう。
その2.スイーツのトッピングに使う
原産国であるオーストラリアでは、古くからジャムの材料として使われてきた。また、近年はその爽やかな酸味やキレイな見た目を活かして、スイーツのトッピングや具材にも使われている。レアチーズケーキのトッピングやパウンドケーキの具材などに使ってみるのもよいだろう。
4. フィンガーライムのおすすめ保存方法
フィンガーライムは、直射日光を避け、低温で保存する必要がある。そのため、冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめとなっている。冷蔵保存する際は、乾燥を防ぐためにビニール袋などに入れる。それから野菜室に置いて保存しておこう。なお、フィンガーライムは冷蔵保存でも数週間もつとされているが、できる限り早く食べ切るほうが望ましい。
5. フィンガーライムは家庭菜園が可能?
ホームセンターやECモールなどでフィンガーライムの苗が販売されており、家庭菜園で育てることが可能となっている。詳しい栽培方法は専門サイトや販売店などに確認すべきだが、通常は開花から5か月程度で果実を収穫することが可能だ。値段は品種やサイズなどによるが、5,000円~2万円程度となっている。興味があったらホームセンターやECモールなどで探してみよう。
結論
フィンガーライムは高級食材のひとつとして取り扱われており、一般的なスーパーなどではなかなか見かけないフルーツである。そんなフィンガーライムではあるが、ネット通販などでは販売されていることが多い。さまざまな食べ方があるので、自分だけの方法で楽しんでみるとよいだろう。
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