生春巻きに合う献立メニュー7選！ベトナム料理で合わせてみよう

生春巻きにはライスペーパー、野菜類、魚介類などが使われるが、たんぱく質をはじめ、ビタミンA・ビタミンE・ビタミンCといったビタミン類、カリウム・カルシウム・マグネシウムといったミネラル類、食物繊維など、全体的に栄養素は不足気味となっている。肉類、緑黄色野菜、キノコ類、海藻類、乳製品なども使う献立にすると良いだろう。また、ベトナム料理で統一するのもおすすめだ。

生春巻きを食べるときには、フォー、バインミー（ベトナム風サンドイッチ）、コムチェン（ベトナム風炒飯）といったベトナム料理を合わせるのもおすすめだ。ここでは生春巻きに合う主食メニューを3種類紹介する。

フォーとは、ベトナムを代表する麺料理のこと。メインは米粉を使ったきし麺のような平べったいライスヌードルであり、鶏ガラや野菜類などと一緒に煮込んだスープに入れて食べるのが一般的だ。インスタント麺なども売られているため、生春巻きと一緒に購入してみるのも良いだろう。

バインミーとは、細長いフランスパンを使ったベトナム風サンドイッチのこと。野菜、ハーブ類、肉類などを挟んでから、ヌクマム（ニョクマム）をかけて仕上げる。フランスパン、レバーペースト、コリアンダー、ヌクマムなどの具材を購入し、家でバインミーを作ってみるのもおすすめだ。

コムチェンは、ヌクマム（ニョクマム）で味付けしたベトナム風炒飯のこと。一般的な手順で炒飯を作ってから、仕上げにヌクマム・醤油・砂糖などを合わせた調味料で味付けすれば出来上がりだ。ヌクマムを使うことで簡単にエスニックな味わいの炒飯を楽しめるようになる。

生春巻きを食べるときには、ゴイガー（ベトナム風サラダ）やゴイドゥードゥー（青パパイヤのサラダ）などを用意するのもおすすめだ。野菜類や肉類なども使うため栄養バランスも整うだろう。

ゴイガーは、キャベツと鶏ムネ肉を使ったエスニックサラダのこと。下茹でしてほぐしておいた鶏ムネ肉と千切りキャベツ、千切りパプリカ、ミント、バジル、ヌクマムやレモン汁などを使った辛いドレッシングをよく和えたら出来上がりだ。辛くてパンチがあるサラダを楽しむことができる。

ゴイドゥードゥーは、千切りの青パパイヤを使ったサラダのこと。青パパイヤ、ニンジン、玉ネギ、エビなどを下ごしらえしておき、ボウルに入れてヌクチャムと一緒に和える。そして器に盛り付けてからコリアンダーやピーナッツを散らしたら出来上がりだ。青パパイヤは一般的なスーパーでも見かけることがあるが、見つけられなければネット通販で探してみるのも良いだろう。

生春巻きを食べるときには、カインコークア（ゴーヤーの肉詰めスープ）やカインチュア（甘酸っぱいスープ）を作ってみるのも良いだろう。

カインコークアとは、ゴーヤーの肉詰めを使ったあっさりテイストのスープのこと。ワタをくりぬいたゴーヤーに、ヌクマムなどで味付けしたひき肉を詰める。それから鶏ガラスープの素で味付けしたスープにゴーヤーの肉詰めと唐辛子を入れて煮て、最後に塩コショウなどで味を調えれば完成だ。

カインチュアは、タマリンドを使った酸味と甘味が特徴的なスープのこと。油を引いた鍋でニンニクとショウガを炒めてから、オクラやトマトなどの野菜を加えて炒める。そこに下ごしらえしておいた白身魚、タマリンド、水を入れて煮る。最後にコリアンダーを入れて、塩コショウで味を調えたら出来上がりだ。

生春巻きはベトナムを代表する料理であるため、主食・おかず・スープなどもベトナム料理で合わせるのも良いだろう。特にヌクマムやナンプラーがあれば、さまざまなエスニック料理を作れるようになる。ここで紹介したベトナム料理を参考に、生春巻きを食べるときの献立を考えてみよう。