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無精卵とは?栄養・値段・賞味期限の観点から有精卵との違いを紹介!

無精卵とは?栄養・値段・賞味期限の観点から有精卵との違いを紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年10月19日

スーパーなどで目にする卵には「無精卵」と「有精卵」の二つがある。これらの大きな違いは受精しいるかどうかで、普段食べているものは受精していない無精卵であることが多い。今回はそんな無精卵の基本や有精卵との違いについて詳しく解説する。

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1. 無精卵とは?

無精卵(未受精卵)とは産卵はされているが、受精はしていない卵のことである。要するに、メスのニワトリだけで生まれた卵のことである。日本で売られている卵のほとんどは「無精卵」であり、普段から当たり前のように食べられている。また、無精卵を生むニワトリは「白色レグホン」のような産卵鶏(採卵鶏)であり、継続的に無精卵を生めるように品種改良されていることが特徴だ(※1)。

無精卵はなぜ生まれるの?

オスのニワトリがいないのにメスから卵が産まれる理由は、受精の有無に関わらずメスのニワトリは卵子を卵として排出するからだ。そして、その卵が受精していれば「有精卵(受精卵)」であり、受精していなければ「無精卵(未受精卵)」なのである。要するにメスのニワトリが排卵をすれば、卵が産まれるのである。また、ニワトリの排卵は日周期なので、毎日のように排卵・産卵がある。

2. 無精卵と有精卵の違いは?

無精卵と有精卵の違いは卵が受精しているかどうかである。ただ、卵の受精の有無により栄養価・価格面・賞味期限・用途などに違いがあるのか気になる人もいるだろう。そこでそれぞれの違いについて確認しておこう。

違い1.栄養価や味はほぼ同じである

一般的に無精卵と有精卵の栄養価・味は変わらないとされている。これは受精の有無に関係なく、卵にはヒヨコが孵るために必要な栄養素が含まれているからだ。また、栄養価や味の違いは受精の有無ではなく、ニワトリのエサ・水・飼育環境などが強く影響しているからと考えられている。なお、卵には赤玉や白玉などの色味があるが、単に産卵系の品種の違いで栄養価の違いは見られないという。

違い2.値段は有精卵のほうが高い

日本で売られている卵の多くは無精卵であり、有精卵の流通量は少ない。そのため、希少価値のある有精卵は無精卵よりも高値で取引されている。また、有精卵が高値で取引されている理由には、飼育に手間がかかることも関係している。有精卵と表示するには「メスのニワトリ100羽に対してオスのニワトリ5羽を同居させる」「自然の環境で放し飼いする」の条件を満たす必要がある(※2)。

違い3.賞味期限に違いはほとんどない

一般的に無精卵のほうが有精卵よりも持ちがよいといわれている。しかし、卵の賞味期限に関するガイドラインである「鶏卵の日付等表示マニュアル-改訂版-」には具体的な違いは掲載されていない(※3)。いずれも生食でも安全に食べられるよう、基本的にはパック後2週間(14日)としていることが多い。卵を生食する場合はパッケージなどに記載されている賞味期限を守るようにしよう。

違い4.有精卵には食用以外の用途もある

無精卵は食用として使われることが基本だが、実は有精卵は食用以外にも使われている。それがインフルエンザワクチンの製造である(※4)。インフルエンザワクチンを作るためには生きた細胞が必要になり、その際に有精卵が使われているのだ。ワクチンの詳しい製造方法などは割愛するが、有精卵はインフルエンザウィルスを培養するのに向いており医療面でも役立っているのだ。

3. 無精卵と有精卵の見分け方

無精卵と有精卵の主な見分け方には「卵のパッケージなどを見る」「卵を割って確認する」「ライトを当てる」などいくつかある(※5)。それぞれのやり方や特徴などについて確認しておこう。

その1.売り場の表示を確認する

一番簡単なのが、スーパーの売り場やパッケージに書いてある表示を確認する方法だ。売り場にある卵は基本的には無精卵であり、有精卵の場合にはパッケージなどに「有精卵」と記載されている。ただし、パッケージに「有精卵」と記載されていても、有精卵は自然な交配で作るため中には受精していない無精卵が混じっていることもある。有精卵と書いてあっても100%ではないので注意しよう。

その2.卵を割って胚の大きさを見る

卵を割ったときに無精卵か有精卵かを確認することも可能だ。黄身の部分には成長するとヒヨコになる「胚」と呼ばれる3~4mm程度の白い点があり、これを見ることで判断できるのだ。まず、無精卵の場合は受精していないため胚がはっきりとは見えにくい。一方、有精卵の場合は受精しているため胚がくっきりと見える。また、時間が経つと大きくなり、箸でも掴めるようにもなる。

その3.ライトで照らして確認する

日数を要するが卵を割らずに無精卵か有精卵かを判断する方法の一つに「検卵」がある。検卵とは暗い部屋で10~14日程度温めた卵にライトを当てて、内部に血管などがあるかを確認するというものだ。血管などが見当たらなければ無精卵であり、血管などが見つかれば有精卵である。通常は養鶏場などで行われる方法で、有精卵かどうかを判断するために用いられている。

結論

メスのニワトリは受精の有無に関係なく排卵があれば卵を産む。そして、受精していなければ「無精卵」であり、受精していれば「有精卵」である。栄養・味・価格・賞味期限・用途などで比べるといくつか違いはあるので、必要に応じて使い分けてみるといいだろう。
【参考文献】
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