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卵と玉子の違いとは?意味の違いや使い分けなどについて確認しよう

卵と玉子の違いとは?意味の違いや使い分けなどについて確認しよう

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年11月22日

家庭料理でも使われることが多い「たまご」。そんなたまごには「卵」と「玉子」という2つの漢字があり、これらは「生卵」や「玉子焼き」などのように調理の有無によって使い分けられることが多いようだ。今回はそんな卵と玉子の違いについて詳しく解説する。

  

1. 卵と玉子の違いとは?

卵と玉子の違い
たまごには、一般的に「卵」と「玉子」という漢字が使われる。広辞苑(※1)にはいずれも同じ見出しで説明されており、「鳥・魚・虫などの雌が産む、殻や膜に包まれた胚や栄養分」「特に、食用にする鶏のたまご」などと紹介されている。ただし「「玉子」は、鶏卵を使った料理、あるいは料理用鶏卵の場合に限って用いるのがふつう」とあり、玉子は料理に使うのが一般的となっている。

2. 卵と玉子の料理での使い分け

卵と玉子の違い
JA全農たまご(※2)によると、食材の鶏卵に限ると「生の状態のものを一文字の「卵」、調理されたものを二文字の「玉子」とするのが一般的」とのことだ。要するに「生たまご」は「生卵」と書くのが一般的で、「たまご焼き」は「玉子焼き」と書くのが一般的であるという。ただし、あくまでも一般論であるため、「たまご焼き」を「卵焼き」などと書くこともある。

3. 放送用語での卵と玉子の使い分け

卵と玉子の違い
NHK放送文化研究所(※3)によると、放送業界では「卵」に統一されているとのことだ。放送業界では同音異表記を使う場合、それぞれの言葉の意味を明確に区別できるようにしておく必要があるという。「半熟たまご」や「ゆでたまご」などのように、どちらの漢字が適当か判断するのが難しいものも多く、「卵」と「玉子」の使い分けが明確にはできないため、「卵」に統一されているのだ。

結論

たまごには「卵」と「玉子」の2つが存在する。鶏卵の場合、基本的には「卵」は調理前のものに使われて、「玉子」は調理したものに使われることが多い。ただし「卵焼き」「玉子焼き」などのように同じように使うこともあるようだ。卵と玉子の基本的な意味を理解しておき、その時々で上手に使い分けるようにしよう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2020年2月24日

  • 更新日:

    2022年11月22日

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