1. カレーパン作りに必要な食材選び

カレーパンの作り方で大事にしたいのが、食材選び。どんな食材を選べば美味しいカレーパンが作れるのかまとめていこう。
カレールウの選び方
カレーパンは普通のカレーと違うところがある。それはルウの粘度だ。カレーライスのルウは、ごはんにかけたりナンにつけて食べるため、サラっとしていることが多い。しかしカレーパンのルウは固めで、パンの中でまとまっているイメージだ。そこでまずは中に入れるカレーを作るときに注意したい。市販のルウを使う場合は、できるだけフレーク状のものがおすすめ。硬めのルウを使う場合でも、作り方の過程で水で溶かすことはないので、細かく切って使うためだ。ルウをカットする時間がもったいないので、できれば最初からフレーク状のものを使いたい。
肉
キーマカレーやドライカレーをイメージして、カレーの具材を用意しよう。細かくした具材だとパンに収まりやすいため、肉はひき肉を使う。
バター
生地作りに使うバターは、無塩のものを用意するのが望ましい。また、室温において柔らかくもどすことを忘れないようにする。
粉の比率
生地から作る場合は強力粉と薄力粉を1:2の割合で用意しよう。100g:200gの割合で作ると、8個分ほどだ。スーパーなどで売っている市販のもので大丈夫だが、粉の種類を間違えないように。
2. カレーパンはカレーと生地次第!作り方のコツとは?

カレーパンを作る工程で大事なのが、具となるカレーの作り方。カレーはカレーパンをどんな味にするか決める大事な役割があるからだ。また、もちろん生地もどんなパンになるか決まる。食感が大事なカレーパンはサクサクと仕上げたい。そこで作り方のコツをまとめよう。
カレーの作り方のコツ
カレーにはできるだけひき肉を使い、それ以外で使う野菜は最小限にする。また、使いたい野菜はすべて細かくカットして使おう。ルウがゴロゴロしているとパン全体がもっさりし、油で揚げた時に穴が開きやすい。
野菜はレンジで温める
カレーに人参やじゃがいもを使う場合、炒めるだけではなかなか火が通りにくい。一方、一度に炒める場合、小さくカットした玉ねぎを焦がさないよう注意が必要だ。火が通りにくい具材は、最初に電子レンジで温めてから使おう。
生地の作り方のコツ
カレーパンの生地を作る際には、生地が滑らかになるようにしたい。できるだけ叩きつけて生地をこね、ダマをなくそう。また、発酵しているかどうかも重要。一次発酵が終了しているかどうかを確認して、次の工程にいきたい。軽くたたいてガスを抜くことも忘れずに。また、等分にわけた生地は、ラップをしたら室温で10分ほどおいておく。二次発酵をする場合はラップをかけたら、その上から塗れた布巾をかけよう。
閉じ目にルウをつけない
パンにカレーを包むときに、閉じ目となる生地のまわりにカレーが付かないようにしたい。付けると油で揚げる時に、開いてしまいやすいからだ。
3. カレーパンの定番で簡単な作り方

それではカレーパンを自宅で簡単に食べられる作り方を紹介しよう。これを知ればすぐにカレーパンを作りたくなるだろう。
ボウルに用意した粉や、塩、砂糖などを全部入れて、混ぜよう。ドライイーストや卵も入れる。無塩バターを入れたら、サクサクと切るように、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。生地をこねて、一次発酵させよう。生地を裏返して中央に作ったカレーを置き、両端をつまんでカレーパンの形を整えながら包む。フライ料理を作るときのように、溶き卵につけてパン粉をまぶしてから、二次発酵させる。最後に、170℃の油で揚げれば完成だ。
ボウルに用意した粉や、塩、砂糖などを全部入れて、混ぜよう。ドライイーストや卵も入れる。無塩バターを入れたら、サクサクと切るように、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。生地をこねて、一次発酵させよう。生地を裏返して中央に作ったカレーを置き、両端をつまんでカレーパンの形を整えながら包む。フライ料理を作るときのように、溶き卵につけてパン粉をまぶしてから、二次発酵させる。最後に、170℃の油で揚げれば完成だ。
4. 忙しくてもできる!時短したいカレーパンの作り方

カレーパンは生地から作らないといけないため、かなり時間がかかると思われがち。しかし、実は時短できる方法がある。
レトルトカレーを使う
カレーパンを作る際に、面倒なのがカレー作りだ。わざわざカレーを作る時間がないなら、レトルト品を代用しよう。野菜がゴロゴロ入っているレトルトを使う場合、そのままだとパンからはみでて作りにくくなるため、開ける前に手で揉んで具材を潰そう。
食パンで代用
パン生地を手作りするのはかなり大変だ。そこで食パン、もしくはサンドイッチ用のパンを使おう。カレーを食パンで包んだら、まわりを餃子作りのようにきゅっと押さえて、少し手の平でつぶすと、中のカレーがはみでることを防げる。
オーブンを代用
油で食パンで作ったカレーパンを揚げるのもよいが、代用としてオーブンもおすすめ。食パンで作ったカレーパンにパン粉をまぶして、こんがりと焼くだけだ。
結論
こちらではカレーパンの手作りする作り方や、時短する方法、上手に作るコツなどをまとめてきた。カレーパンはサクサク感を楽しむ総菜パン。しかし油で揚げるだけではなく、忙しいときにはオーブンなども利用しながら作ってみたい。
この記事もcheck!