サンラータンの栄養やレシピを紹介！スーラータンメンの誕生秘話も！

サンラータンとは、鶏ガラスープに、しいたけ、卵、たけのこ、豆腐などの食材を使ったスープだ。気になるサンラータンのカロリーは、意外にも味噌汁より低め。糖質も味噌汁より低く、ダイエットにもぴったりのメニューだ。サンラータンから摂取できる栄養は、具材にもよるが、しいたけ、卵、たけのこ、豆腐に焦点を当てると、食物繊維やビタミンD、たんぱく質があげられる。ボリューム感を出したいときは、春雨や鶏肉を取り入れよう。

ラー油のピリッと感が特徴のサンラータン。食べると身体の内側から温まるサンラータンは、自宅でも作れるおすすめメニューだ。ここでは、サンラータンの基本の作り方を紹介しよう。まずは具材となる、しいたけ、たけのこ、豆腐などの好みの食材を、適当な大きさに切り分けよう。卵を割りほぐし、片栗粉を水に溶き、下準備は完了だ。鍋で鶏ガラスープを温め、しいたけ、たけのこ、酒を加える。煮立ってきたら、残りの材料を投入。火が通ったことを確認して、醤油、塩、胡椒で味を調えよう。酢と卵をまんべんなく垂らし、卵が固まるまで加熱。水溶き片栗粉を入れて、とろみがついたら、ラー油を投入して完成だ。

サンラータンの具材は、たけのこ、しいたけ、卵、えのき、きくらげ、貝柱、豚肉、豆腐などさまざまだ。ここでは、たけのことしいたけ、卵に焦点をあてて選び方を紹介しよう。たけのこは、鮮度が落ちるとえぐみが出るため、新鮮なものを選定する必要がある。薄皮が茶色で、先が黄色っぽいものを選ぼう。たけのこの水煮を使用してもよい。しいたけは、傘部分が大きすぎず肉厚なもの、軸が短く、太いものが美味しい。卵は、重量感のあるものを選ぶようにしよう。

ここではサンラータンにぴったりの副菜や主菜を紹介する。ラー油のピリッと感が特徴のサンラータンには、口の中を調和してくれるシンプルな味付けの副菜を合わせるとよい。ごま油、昆布酢などで味付けした中華サラダやピリ辛きゅうり、春雨サラダがおすすめだ。主菜は、中華の定番の麻婆豆腐、チンジャオロース、酢豚などとの相性がバツグンだ。

人気情報番組で紹介された、カルディコーヒーファームのオリジナル商品「酸辣湯」。酸味と辛みの絶妙なバランスが好評の商品だ。自家製ラー油と黒酢が使用されており、独特の香りが食欲をそそる。シェフが作ったものと変わらない味を、自宅で楽しめると人気を集めている。作り方は、鍋に豆腐、ねぎ、きのこ類などの具材と一緒に、カルディオリジナルの酸辣湯1袋、水550mlを入れて煮立てる。仕上げに、溶き卵を投入したら完成だ。

酸辣湯麺は、「スーラータンメン」または「サンラータンメン」と読み日本で人気の麺類だ。サンラータンスープに麺を入れて食べたいと、日本で始まったメニューなのだとか。日本仕様のサンラータンメンは溶き卵などが入り、酸っぱくて辛く、まろやかでとろみがあるのが特徴。発祥地が同じく中国の四川付近であることから、混同されがちな担々麺との大きな違いは、ベースとなるスープの出汁と酸っぱさにあるのだ。

辛さと酸っぱさが絶妙なスーラータンメン。スーラータンメンに使われるラー油は、唐がらしを煮出したごま油。カロリーが気になる場合は、野菜を炒めずそのまま煮込んで、味付けの段階でラー油を加えよう。豆腐の量を増やすのもおすすめだ。豆腐を増やした分だけ、麺の量を減らせば、全体のカロリーも抑えることができる。