1. カヌレのカロリーと糖質について

一口サイズでかわいらしい見た目のカヌレだが、カロリーや糖質はそこまでかわいくないのが現実だ。カヌレの主な材料は、卵、牛乳、バター、グラニュー糖、薄力粉、強力粉である。牛乳以外、比較的どの食材もカロリーは高く、これらを混ぜて作っているのだから、カロリーが高くなるのはお分かりだろう。とはいえ、サイズが小さめなカヌレは、ひとつやふたつ食べる程度なら、そこまでカロリーを気にする必要はないだろう。しかし食べやすいからといってたくさん食べてしまうと、すぐにカロリーオーバーになってしまうので気を付けよう。また、粉類とグラニュー糖がしっかり使われているカヌレはもちろん糖質も高い。いずれにせよ、食べすぎは禁物ということになる。
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2. カヌレを美味しく作る方法は?

カヌレを手作りする際、まず重要なのが食材選び。カヌレのメイン食材は卵といっても過言ではないので、卵選びはしっかり行ってほしい。見るべきポイントは鮮度。賞味期限までの日が長い卵、もしくは、鮮度がより正確にわかる、パックの詰め日や採卵日が記載されているものを選ぼう。さらにこだわりたいなら、ゲージで飼育された鶏の卵でなく、放し飼いで飼育された鶏の卵を選ぶとよいだろう。カヌレは、比較的簡単に作れるお菓子ではあるが、ポイントをつかんでおかないと失敗に繋がってしまう。カヌレを失敗することなく作るコツとしては、生地をしっかり休ませること。生地を十分に休ませないと、焼いている最中に型からあふれ出てしまう。
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3. カヌレの生焼けを防ぐポイントとは

カヌレは生地を混ぜて焼くというシンプルな工程で作れるが、意外と奥が深い。混ぜ具合や焼き時間、温度などを計算しつくされたお菓子ともいわれているほどなのだ。そのため、手順やレシピを間違えると、すぐに失敗に繋がってしまう。失敗で一番多いのが、生焼けである。生焼けにならないコツとしては、焼く際の温度を意識すること。また、カヌレは高温で焼き上げるため、余熱も十分に行っておくことがポイントだ。慣れてくると、焼き始めは高温で、徐々に温度を変えていくというワザもあるのでぜひ試してほしい。カヌレが焼き上がった際、生地中央が膨らみすぎておらず、半分に切ったときに断面に気泡が入っていれば成功といえるだろう。
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4. カヌレの正しい保存方法

カヌレの美味しいポイントといえば食感。外側はカリッと、中はしっとりとしたカヌレの虜になる人も多いほどだ。そんな食感重視のカヌレを保存する場合は、湿度に気を付けなければならない。カヌレ独特の食感を楽しむためには、秋冬であれば翌日、春夏であれば当日中には食べきるのがベストである。今紹介したのは、常温での場合。一日で食べきれないという場合は。冷蔵保存もおすすめ。カヌレをひとつずつラップに包み、密閉容器に入れて保存しよう。食べる際は、30分ほど前に冷蔵庫から出しておいて常温に戻しておくとよいだろう。
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5. カヌレは冷凍保存できる?

カヌレを賞味期限内に食べきれない、一度にたくさん作りすぎてしまったという場合は、冷凍保存しておこう。ひとつずつラップして、ジップ付き保存袋などに入れておけば、2週間は保存がきく。食感や風味は、焼き立てや買いたてに比べると多少は落ちるかもしれないが、賞味期限内に食べられずに捨ててしまうことを考えたら、冷凍保存しておく方がよいだろう。あまりに風味が落ちてしまったカヌレは、トースターで表面がカリカリになるまで焼き、バニラアイスを添えて食べるとよい。熱さと冷たさが相まって絶品である。
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結論
見た目がかわいいことから、カヌレはプレゼントやおもてなしスイーツとしてピッタリだろう。シンプルな作り方だからこそ、ひとつひとつの工程を丁寧にしないと、仕上がりにかなり差が出てしまう。ぜひ、絶品カヌレを作ってみてほしい。