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そら豆や菜の花は春巻きと相性バツグン!春巻きの知られざる由来!

そら豆や菜の花は春巻きと相性バツグン!春巻きの知られざる由来!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年5月31日

パリッとした皮のなかから、中華餡がとろりと出てくる春巻きは日本でも大人気。元々は中華料理、点心のひとつだがいまや家庭料理としても認知されている。そんな春巻き、実は春野菜と非常に相性がよい。名前の由来も春の野菜だとか?今回はそんな知られざる春巻きの秘密についても探っていこう。

  

1. 春巻きの由来は?

春巻きは中華料理のひとつ。点心の代表格でもあり、パリッと油で揚げた皮の食感がたまらない。具材によく使われるのは、しいたけ、タケノコ、豚肉、ニンジンなど。千切りにしたものを油で炒め、片栗粉でとろみをつけて餡状にし、小麦粉で作った皮で巻き、油で揚げるのが基本だ。

春巻きと春の関係

春巻きの語源を探ると面白いものがある。そもそもは、立春の頃になると芽吹く野菜を具材として使用していたらしい。中国では春節や立春はとても大切な時期。お祝いの席では、さまざまな料理を食すが、小麦粉でできた皮で野菜を巻いて食べるものもあるという。このように春巻きと春には、深いつながりがあったのだ。

2. 春野菜と春巻きが相思相愛な理由

春野菜のパワー

冬の間に養分をたっぷりと蓄えた野菜たちが一気に芽吹く春。パワーに溢れた春野菜は、その時期にしか食べることができない特別感がある。デトックス効果が高いことでも知られ、苦味があるものが多い。春野菜特有の苦味は、植物性アルカロイドと呼ばれる成分で、これが解毒を促すとされているのだ。春野菜特有の高い香りや辛味もデトックスや抗酸化作用が期待できるとされている。

春野菜の苦味と油

春野菜の苦味は、体にとっても非常に効果が高い。上手に調理して苦味ごといただくのが正解だ。そんな時に活躍してくれるのが油である。油を上手に使用することで、苦味や香り、辛味など、春野菜特有の味わいが和らぎ、ぐっと食べやすくなるのだ。山菜が天ぷらの具材に使われるのは、このよい例。すなわち春巻きも、春野菜を食べるのにぴったりの調理法というわけだ。

簡単な春野菜の春巻き

春野菜は、野菜そのものの味わいを楽しむのが正解なので、無駄な味付けをする必要はなし。食べる時に塩を振る程度でも十分だ。弁当に入れる際は、具材に塩胡椒を少々振っておいてもよいだろう。また、春野菜の春巻きは普通の春巻きと違って、下ごしらえの手間が少ないので、普通の春巻きよりハードルがぐんと下がる。料理初心者でも簡単に作ることができるのだ。

3. 春野菜の春巻きアイデア

そら豆の春巻き

そら豆だけでもよし、チーズやハムを合わせてよりつまみっぽくアレンジするのもあり!皮を剝いたそら豆を春巻きの皮で巻くだけなので、非常に簡単だ。春巻きの皮は小さめサイズを選ぶか、カットして使うとよいだろう。ほっくりとした食感が癖になる。普通の塩はもちろん、山椒塩やトリュフ塩などでアレンジしてもよい。

春キャベツの春巻き

甘く柔らかな春キャベツは、千切りにして巻き上げるとよい。水分が多いので、巻いたらすぐに揚げよう。ボリュームを出したいのなら、エビやベーコンを合わせるとよい。カレー塩をつけながら食べるのもおすすめ。同じ要領で菜の花の春巻きもおすすめだ。茹でた菜の花をチーズやエビとともに巻き上げよう。

山菜の春巻き

ふきのとうやこごみ、たらの芽など、今の時期しか手に入らない山菜も春巻きの具材に最適。えぐみが多く少々食べづらい、どうやって食べたらよいのかわからない...そんな人にも山菜春巻きはぴったりなのだ。さっと油炒めにして巻くとより苦味が和らぐ。

結論

そもそも春野菜を巻いて食べていたとも言われる春巻き。特有の苦味や辛味、香りを活かしながら、より食べやすくアレンジする方法として、春野菜×春巻きテクを活用してみてほしい。大人の味わいにハマる人も多いはず。
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  • 更新日:

    2020年5月31日

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