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【がね】ってどんな料理?さつまいもで作る鹿児島のソウルフードとは

【がね】ってどんな料理?さつまいもで作る鹿児島のソウルフードとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

2020年5月27日

鹿児島の旧名薩摩にちなむさつまいも。その特産品を使用した郷土料理は、鹿児島県に数多く存在する。今回紹介する「がね」は、その中でも最もよく知られた郷土料理のひとつである。万人受けする美味しさは、ご当地鹿児島でおやつやつまみとして愛されるほか、日本のどこにいても作ることができる料理である。今回は、がねについて紹介する。

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1. 鹿児島の郷土料理がねの由来

がねは、鹿児島県におけるさつまいも栽培の隆盛に伴って生まれた料理である。鹿児島県では給食にまで登場するほど、人々の食生活に根づいている。がねという名前は一般的な日本人にはあまり耳慣れない響きがあるが、いったいどんな由来があるのであろうか。

18世紀以降盛んになったさつまいも栽培

鹿児島県の旧名薩摩にちなむ食材さつまいも。その栽培は、18世紀以降鹿児島県で普及した。鹿児島県は、土壌が痩せておりかつ台風の影響を受けやすいことから、農作物が育ちにくいという難があった。この状況を救ったのが、さつまいもであったのである。
当然、鹿児島県にはさつまいもを使用した郷土料理が数多く生まれた。がねは、その代表格である。まさに、鹿児島県のソウルフードといった趣がある。

がねとはどんな料理か

がねは、さつまいもをはじめとするいくつかの野菜をせん切りにして、衣をつけて揚げた料理である。見ためは、天ぷらによく似ている。がねという名前は、鹿児島県の方言が由来である。がねの形状が、カニによく似ていることからこれを意味する鹿児島県の方言が、この郷土料理の名前となったのである。

2. おやつにふさわしいがねのカロリー

さつまいもをふんだんに使ったがねは、小腹が空いたときのおやつにもふさわしい。
さつまいもとにんじんを使用したがね1個あたりのカロリーは、約120kcalである。つまり、1個ならば、おやつにふさわしいカロリーであるといえる。さつまいもの甘さに惹かれて、2個3個と手を出すとカロリーを気にする人には危険かもしれない。
また、がねは揚げ物であるから脂肪分が気になるかもしれない。揚げたあと、バットの上に立てるように並べれば油のきれがよくなるうえ、よりサクッとした揚がり具合となる。

3. がねの食習

揚げ物のがねは、子どもたちも喜んで食べる郷土料理である。そのため、おやつやちょっとしたお茶請けにも登場する。給食にも、がねが供されるほどである。
また、つまみとして人気があるほか、正月や冠婚葬祭など人寄せの際にもがねは定番料理となっている。

4. がねの作り方

さつまいもの天ぷらを食べ慣れている日本人なのだから、さつまいもをふんだんに使った郷土料理がねも口に合うことまちがいない。鹿児島県にいなくても、がねを作るための食材を揃えることは非常に簡単である。がねの作り方をみてみよう。

衣に秘訣あり

がねの主役はさつまいもである。しかしがねが、がねたるゆえんは衣にあるといってよいだろう。さつまいもの揚げ物であるから、それだけで充分に甘いがね。実は、衣にも砂糖が入っているのである。家庭料理でもあるがね、衣部分にはそのほかにも家庭によってさまざまな工夫があるようだ。たとえば、絹豆腐や天かすを加えるレシピも存在する。
また、衣には小麦粉だけではなくもち米粉が使用されている。これも、独特の食感を生み出すコツといえるだろう。

がねの作り方

がねは、さつまいもだけで作る人もいれば、ニンジンやニラを加える人もいれば、ときにはゴボウもともに揚げることもある。
基本的には、さつまいもとこれらの野菜を細切りにする。さつまいもは、切ったあとしばらく水にさらすとよいだろう。
衣は、小麦粉、もち米粉、砂糖、薄口醤油、卵、塩を混ぜて作る。衣の生地の中に、野菜を入れて横長になるように玉じゃくしの上で形を整えたあと、油で揚げる。
揚げているうちに、甘い香りが漂う。がねがほどよくきつね色になったら、できあがりである。

5. がねの食べ方

がねは典型的な家庭料理であるだけに、さつまいもと揚げる野菜もバラエティーが豊富である。また、衣部分にもそば粉を使用したり、より甘さを出すために黒砂糖を加えたりすることもある。衣も中身も、好みや工夫でアイデアは無限だ。
おかずとしてだけではなく、小腹が空いたときのおやつとしても愛されているがね、ぜひオリジナリティーあふれる美味しいがねを作ってみてほしい。

結論

特産品であるさつまいもから生まれた鹿児島県の郷土料理がね。揚げたさつまいもの甘さは、老若男女に愛されている。鹿児島県外でも、簡単に作ることができる料理である。おかず以外にも、つまみやおやつとしてがねの甘さを楽しみたいものである。
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