目次
1. さつまいもの主な栄養

さつまいもの代表的な栄養として挙げられるのが食物繊維だろう。ほかにも抗酸化作用が期待できるβカロテンや、胃の粘膜を保護するといわれるヤラピンなどが含まれる。さつまいもに含まれるビタミンCは、なんとりんごの7倍ほどといわれており、美肌にも嬉しい食材だといえるだろう。また、ビタミンCがでんぷんで守られているため、熱に強い特性も持っている。
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2. さつまいもとじゃがいもの違い

さつまいももじゃがいもも、どちらも「いも」がつく食材だ。その名の通り、この2つは親戚のようなもので、どちらもナス目に属している。学術名でいうとじゃがいもは「ナス目ナス科ナス属じゃがいも種」、さつまいもは「ナス目ヒルガオ科さつまいも属さつまいも種」。どちらも南米で誕生したとされているが、じゃがいもは乾燥を好み、さつまいもは湿気を好むとされている。
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3. さつまいもの期間別保存法

さつまいもは、湿度85%ほどで気温13℃ほどの場所で保存するのが好ましい。新聞紙に包み、冷暗所で保存しよう。気温が20℃以上になると、芽が出てしまうので注意したい。上手に保存すれば、1ヶ月ほどもつだろう。冷蔵庫で保存するなら、冷気から守るため新聞紙に包み、ポリ袋に入れておけば、2ヶ月ほど保存可能だ。冷凍保存するなら、レンジなどで加熱後、輪切りやマッシュにして保存するのがおすすめ。
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4. ドライでさつまいもを保存する方法

さつまいもをドライにすることで、保存できる期間が長くなる。さらに、栄養価もアップするため、メリットが多いといえるだろう。よく洗ったさつまいもを皮つきのまま蒸し器へ入れて、やわらかくなるまで蒸す。蒸しあがったら熱いうちに皮をむき、冷めたタイミングで厚さ8mmほどに切り分け、7〜10日間天日干しにすれば完成だ。
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5. 調理法別さつまいもの切り方

焼きいものように焼くなら、まるごとがおすすめだ。切ったときに変色を防ぐため、水にさらしてしまうことで、栄養が流れてしまう可能性があるためだ。蒸す場合も同様、まるごと調理するのが好ましい。大きすぎると火の通りが悪くなるため、輪切りにするのもいいだろう。煮る場合は、調味料がよくしみ込むよう、輪切りにするのがおすすめ。揚げるなら、食感をより楽しむため、細長い乱切りが向いているだろう。
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6. さつまいもで作るごはんに合うおかず

鶏肉やコチュジャン、ニンニクや砂糖などと甘辛く炒めた韓国料理や、きんぴらにしても美味しく食べられるさつまいも。カリカリのベーコンとさつまいものマッシュを合わせたポテトサラダ風のレシピは、甘じょっぱさがごはんを進ませるだろう。バターやソーセージをさつまいもと一緒に炊き込んだ洋風さつまいこもごはんも、秋を感じるおすすめの簡単レシピである。
7. 美味しいスイートポテトの作り方

きれいに水洗いしたさつまいもは、アクを減らすため分厚く皮をむこう。さらにアクを抜くため、水にさらしておく。アク抜きが終わったら、しっかりと茹でて、マッシュしていく。食感を滑らかにするには、しっかりとマッシュするのがポイントだ。あとは、生クリームや豆乳、卵黄などの好みの材料をプラスして、美味しいスイートポテトに仕上げよう。
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8. さつまいもの種類

さつまいもの種類は4,000種類にものぼるといわれ、そのうち日本で栽培されているのは数十種類ほど。関西を中心に多く流通している鳴門金時や加賀野菜のひとつ五郎島金時、鳴門金時や五郎島金時の元となった高系14号などの品種がある。これらの品種はホクホクとした食感が特徴的だ。関東を中心に流通している紅あずまや比較的新しい品種のシルクスイートは、ねっとりとした食感が特徴だ。
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結論
さまざまな料理に使えるさつまいも。種類によって違う味わいや保存方法などを理解して、さつまいもを存分に楽しんでみてほしい。シンプルに焼いたり蒸したりするのももちろん、新しいさつまいもレシピに挑戦してみてはいかがだろうか。