1. 包丁不要で作れる料理とは

包丁不要のメリット
包丁を使わずに作ることができる料理、最大のメリットは安全なこと。包丁は少しハードルが高いと感じる初心者でも気負いなく料理にチャレンジすることができる。自粛ライフが続いているご家庭なら、子どもに作ってもらうなんてことも可能になる。そのほか、包丁を使わなければ、洗い物も少なくなる。
包丁がいらない素材
そもそも包丁で切らない方がよい素材も世の中には存在する。代表的なものはキャベツ。
手でちぎった方がぎざぎざができたり、まばらになる分、表面積が広くなり、味が行きわたりやすい。サラダや回鍋肉にする場合は、ぜひ手でちぎっていただきたい。
手でちぎった方がぎざぎざができたり、まばらになる分、表面積が広くなり、味が行きわたりやすい。サラダや回鍋肉にする場合は、ぜひ手でちぎっていただきたい。
2. 包丁不要に一役買ってくれるグッズや食材

キッチンバサミ
キッチン用のハサミを使えば、包丁よりもずっと安全。野菜はもちろん、肉や魚も楽々切ることができる。なんなら、イワシなど小さめの魚を捌く場合は初心者ならば、包丁よりもキッチンバサミの方がうまくいく場合も多い。ポイントになるのは、しっかりと切れるキッチンバサミを用意すること。安物買いの銭失いにならぬよう、きちんとしたものをひとつ揃えると下ごしらえ、そして料理のスピードが格段に上がる。
ドレッシング
ドレッシングは、非常にバランスのとれた調味料である。オイルやお酢が入っているところがポイントになる。ドレッシングさえあれば、味付けが一切いらない!という料理が数多く存在するのだ。使い切れなかったドレッシングをレシピに活用するのもおすすめだ。
ひき肉やもやし
そのままですぐに調理できるひき肉やもやしは、包丁なし料理の強い味方。ひき肉は生協などの宅配にはよくある、バラ凍結タイプなら、そのまま使えて非常に便利。もやしは非常に安いので、お財布にも優しい。
3. 包丁不要で作れる1品完結料理

ドレッシング炊き込みごはん
ドレッシングを使った炊き込みごはんは、包丁も鍋もいらない究極の楽チンレシピ。炊飯器さえあれば、OKだ。イタリアンドレッシングならピラフに、和風ドレッシングなら炊き込みごはん風になる。そのほか中華風ドレッシングなどでも大丈夫。家にあるドレッシングで色々とチャレンジしてみるのがおすすめだ。ツナやハム、カニカマなど、手でちぎったり、キッチンバサミで切れる素材やキノコやキャベツなど手で下ごしらえできる野菜を投入すれば、1品で十分ボリュームのある料理が完成する。
なんちゃってドリア
グラタンやドリアは、包丁なしで簡単に作ることができるメニュー。玉ねぎを炒める工程を大胆に排除して、キッチンバサミで切ることができる野菜や手で下ごしらえできる野菜や素材を加えるとよい。おすすめは、ツナと春キャベツ。電子レンジでつくることのできるホワイトソースのレシピを活用すれば、より本格的な味わいに。あとは耐熱容器にごはん、具材、ソース、チーズを乗せて焼くだけ。具材のアレンジで味わいのバリエーションはかなり広がる。缶詰のホワイトソースやミートソースを活用してもよいだろう。
電子レンジ油淋鶏
油淋鶏も電子レンジとキッチンバサミで簡単に作ることができる。一口大に切った鶏肉に醤油と酒とごま油をまぶし、片栗粉をはたいて、電子レンジで加熱。その間に長ネギに十文字の切り込みを入れて端から切り、醤油、砂糖、お酢、ごま油と合わせてネギソースに。お好みでチューブの生姜やニンニク、ラー油を入れてもよいだろう。あとは火の通った鶏肉にかけるだけ。ちぎったレタスとハサミで切ったパプリカを下に敷くと見た目にも美しい。
結論
包丁を使わない料理を成功に導く方法は、包丁を使わないで食べることのできる素材をチョイスすること。包丁を使わないだけでなく、ガスも使わないレシピは安全性も高く、暑くなるこれからの季節にも嬉しい。ぜひ、実験感覚で色々と試してみよう。
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