1. せいろの魅力

鍋やフライパンに比べて、日常的に「せいろ」を使っている人は少ない。しかし、せいろは非常に優れた調理器具で、料理の幅を広げてくれる。
せいろは、蒸気で加熱するため、料理はふっくら仕上がり、素材本来の旨みを味わえる。さらに、蒸すことにより、食材の栄養分は損なわれにくく脂分も落ちやすい。せいろを使えば魚や肉もヘルシーにいただくことができる。
最近は、蒸すために電子レンジを利用する人は多いだろう。だが、手間いらずで便利な反面、食材自体の水分を利用するために水分が抜けてパサつきやすい。その点、せいろは外からの蒸気で食品を蒸すので、加熱した後も料理はみずみずしい。実際に調理してみると分かるが、でき栄えは電子レンジと雲泥の差だ。
実際の調理も意外に簡単だ。野菜や肉をそのまま蒸すだけでも、立派なメインディッシュに早変わりするので、ぜひ普段使いに取り入れて欲しい。
せいろは、蒸気で加熱するため、料理はふっくら仕上がり、素材本来の旨みを味わえる。さらに、蒸すことにより、食材の栄養分は損なわれにくく脂分も落ちやすい。せいろを使えば魚や肉もヘルシーにいただくことができる。
最近は、蒸すために電子レンジを利用する人は多いだろう。だが、手間いらずで便利な反面、食材自体の水分を利用するために水分が抜けてパサつきやすい。その点、せいろは外からの蒸気で食品を蒸すので、加熱した後も料理はみずみずしい。実際に調理してみると分かるが、でき栄えは電子レンジと雲泥の差だ。
実際の調理も意外に簡単だ。野菜や肉をそのまま蒸すだけでも、立派なメインディッシュに早変わりするので、ぜひ普段使いに取り入れて欲しい。
2. せいろの選び方

せいろはサイズ、形、素材、価格を考慮して選ぼう。家族の人数、予算、好みがはっきりしていると候補を絞りやすい。
■サイズ
せいろにはいろいろな大きさがある。世帯人数に相応しい大きさを選ぶと重宝する。せいろの大きさに対する人数の目安は以下の通りだ。
- 15.5cm...1人
- 18cm...2~3人
- 21cm...2~4人
- 24cm...3~5人分
- 27cm...6人以上
27cm以上になると小さな魚なら丸ごと蒸せる大きさで、一度に沢山の料理を作れるので大家族にはよいだろう。余りに大きいとせいろが隣のコンロまではみ出るので、ほかの料理を並行して作るときには不便を感じやすい。もし大きさに迷ったら、24cmがおすすめだ。
■形
せいろは形もさまざまで、料理によって使い分けされる。
- 中華せいろ
中華せいろは、最も基本的な形であり、シューマイや餃子、野菜などを蒸すのに使われる。重ねることもできるので複数のメニューにも対応できる。 - 和せいろ
和せいろは、おこわや芋を蒸すときに使われる。中華せいろに比べると底も深く、分厚い蓋が内部の蒸気をしっかりと閉じ込めるので、水分を逃がさずに蒸すことができる。加熱時間も短くできるので、調理器具として非常に優れている。 - 角せいろ
角せいろは主に業務用に使われる。和菓子屋さんで、四角い木箱で大量のお饅頭を蒸しているのを見たことがある人も多いだろう。家庭用には、中華せいろか和せいろをおすすめしたい。
■素材
- 杉
蒸したときに杉の香りが広がる。木の香りも楽しみたいという人にはおすすめの素材だ。杉の木目は細かくまっすぐなので、購入する際には一目でそれと分かる。素材が蒸しあがったときに漂う杉の香りは、それだけで料理を贅沢な一品にさせる。 - ひのき
木目が美しく耐久性にも優れている。他の素材に比べて枠も厚め。繊維も細かく丈夫なので実用性は高い。大きいサイズのものは業務用としても使われる。価格はほかの素材に比べて高価だが値段に見合う価値はある。 - 竹
コストパフォーマンスに優れている。ほかの素材に比べると木の香りは少ないが、竹は強度が高く、抗菌作用もあり価格も安い。また竹のせいろは調湿性にも優れ、素材の中までしっかり熱が通り、水分も行きわたることから、機能面については申し分ない。
3. せいろを使ったおすすめ料理

せいろを使った料理を紹介する。ほかにもアイデア次第でいろいろな料理に使えるだろう。日頃何気なく食べているメニューも、せいろで蒸すだけで極上の一品になるのでぜひ試して欲しい。
- シュウマイ
- 蒸し野菜
- 蒸しウインナー
- 蒸し卵
- 蒸し鶏
- 肉まん
結論
せいろを使うと栄養を逃さず素材の味を堪能できる。せいろはサイズと形、素材、価格を考慮して自分に合ったものを選ぼう。せいろを使うと茹でるより数倍おいしく仕上がる。一家に1つ用意して日常のメニューに取り入れていこう。
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