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【みつめのぼたもち】ってどんな料理?第1子の誕生を祝う習わしも!

【みつめのぼたもち】ってどんな料理?第1子の誕生を祝う習わしも!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年7月28日

みつめのぼたもちとは茨城県内全域に伝わる郷土料理である。みつめのぼたもちがどのような歴史をたどってきたのか、その特徴はどんなものかを紹介する。作り方や食べ方までも掘り下げるので、ぜひこの機会に茨城県の郷土料理であるみつめのぼたもちを知ってほしい。

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1. みつめのぼたもちの特徴・歴史や由来

最初に茨城県の郷土料理である、みつめのぼたもちの特徴・歴史や由来を紹介しよう。みつめのぼたもちとは、第1子が誕生してから3日目に食べる大きなぼたもちのことだ。かつて満足に食糧を得るのが難しかった時代に、子育てのため栄養が必要な出産直後の母親に、栄養豊富な小豆やもち米を使用した大きなぼたもちを食べさせたことが始まりという説がある。
滋養食の代わりにみつめのぼたもちを食べ、出産後の疲労回復や母乳がよく出るように...といった想いが込められていた。また親戚や近所に住む人に赤ちゃんが誕生したことを知らせる意味があり、重箱に詰め挨拶しながら配る習わしがあったという。
江戸時代には茨城県内の多くの地域で、こういった風習があったといわれているが、現在では鹿嶋市・水戸市・神栖市をはじめ、千葉県の銚子市・市原市や神奈川県、愛知県の一部の地域に限られている。また近年では家庭で作ることは少なくなり、和菓子店で注文・購入する人が多い。

2. みつめのぼたもちの主な使用食材・栄養

次に、みつめのぼたもちの主な使用食材・栄養を紹介しよう。みつめのぼたもち作りに使用する食材のひとつが、もち米・うるち米だ。2つに含まれる栄養素は、炭水化物・タンパク質・脂質・リン・カリウム・マグネシウムなど。
みつめのぼたもちに使用するあんの材料である小豆は、大豆や落花生のような脂質が主な豆とは違い、糖質と食物繊維で構成される炭水化物が主体だ。栄養素はタンパク質が豊富に含まれており、ミネラルやビタミンB群も含んでいる。そのほかの栄養素は鉄・ポリフェノール・サポニン・カリウムなど。このような栄養素を摂取すると期待できる健康効果は便秘解消やアンチエイジング、貧血予防、コレステロールの低下、冷え性の改善、貧血・高血圧予防だ。
みつめのぼたもちに使用する黒ごまにはセサミンが豊富に含まれており、抗酸化作用が強く肝機能の改善や悪玉コレステロールを減らし動脈硬化を防ぐ働きがあるといわれている。とくにすりごまにして食べるとかたい皮が破れ、栄養吸収率を高められるようだ。

3. みつめのぼたもちの食習の機会や時季

次に、みつめのぼたもちの食習の機会や時季を紹介しよう。みつめのぼたもちは赤ちゃんが誕生した3日目に夫側の両親が用意しふるまうのが一般的だ。ただし本人達や母親側の両親が用意することもある。また、みつめのぼたもちを食べたり親戚や近所の人に配ったりするのは、第1子が誕生したときのみで第2子以降は行わない。
茨城県は関東随一の米どころだが、古くから現在に至るまで米や小豆の収穫があり、いまでもみつめのぼたもちを食べたり配ったりする風習が受け継がれている。ちなみに和菓子店でも、みつめのぼたもちが販売されている。

4. みつめのぼたもちの作り方

次にみつめのぼたもちの作り方を紹介しよう。みつめのぼたもち作りに使用する主な食材は、もち米・うるち米・あん・黒ごま・水だ。作り方は、もち米・うるち米を研ぎ15分ほど置いてから20分くらい火にかける。火を止めたら15分ほど蒸らす。あとは重箱に詰めあんをのせれば、みつめのぼたもちの完成だ。

5. みつめのぼたもちの食べ方

次に、みつめのぼたもちの食べ方を紹介しよう。みつめのぼたもちを食べるときは、食べやすい大きさにカットすればOK。あんのほかに、ごまをかけて食べてもよい。また重箱に入れずに一般的なサイズのぼたもちより大きなものを3つ用意することもある。みつめのぼたもちの大切なポイントは、とにかく大きいことだ。

結論

茨城県の郷土料理である、みつめのぼたもちの特徴や作り方について紹介した。みつめのぼたもちを販売する店舗の公式サイトによると、赤ちゃんが誕生して3日目の午前中に配るのが習わしだという。限られた地域での行事だが、みつめのぼたもちは自宅でも手作り可能なので、気になる人は作って食べてみてはいかがだろうか。
(写真出展)
農林水産省 うちの郷土料理 みつめのぼたもち
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/mitsumenobotamochi_ibaraki.html
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