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押し寿司とは?長方形の保存容器を使えば簡単に押し寿司が作れる!

押し寿司とは?長方形の保存容器を使えば簡単に押し寿司が作れる!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年9月22日

すし飯と具材を木枠に入れて押し固めた「押し寿司」。主に関西や石川県などで食べられている寿司料理の一種であり、見た目の美しさや飯と具材が一体となった美味しさが特徴といえる。今回はそんな押し寿司について詳しく解説する。家庭でできる簡単な押し寿司の作り方も紹介する。

  

1. 押し寿司とは?

押しずし
押し寿司とは、主に西日本で食べられている「木枠に酢飯と具材を重ねて押し固めた寿司料理」のこと。長方形であることが多いが、正方形、扇形、花形などさまざまな形がある。また、鯖寿司やマス寿司といった定番の押し寿司のほかに、大阪の雀寿司、京都のハモ寿司、兵庫のアナゴ寿司といった有名な押し寿司も存在する。関西圏以外では石川県や長野県、四国などで食べられている。

2. 押し寿司の分類と代表的な種類

押しずし
押し寿司は、酢飯を使う「早寿司」と乳酸発酵で作る「馴れ寿司」に分けられる。早寿司の特徴は塩や酢で締めた具材と酢飯を使っていることで、数時間から一晩程度寝かせれば完成する。一方の馴れ寿司の特徴は酢を使わず具材・塩・飯のみで作ることで、完成までに数か月を要する。そんな押し寿司には地域ごとにさまざまな種類があるため、以下に代表的な押し寿司をまとめておく。

全国の代表的な押し寿司

・バッテラ(大阪):〆鯖と白板昆布を使った押し寿司
・雀寿司(大阪・和歌山):背開きの小鯛を使った押し寿司
・ハモ寿司(京都):照り焼きにしたハモを使った押し寿司
・アナゴ寿司(兵庫):煮アナゴを使った押し寿司
・こけら寿司(和歌山):魚・シイタケ・人参・卵などを使った大きな押し寿司
・笹寿司(石川):具材と酢飯を笹の葉で包んで作る押し寿司
・サワラ寿司(四国):サワラを使った押し寿司

3. 家庭でできる簡単押し寿司の作り方

押しずし
押し寿司を作るのは大変そうに思えるが、実は市販の保存容器(ジップロックなど)を使うと簡単に作れる。必要な材料はご飯、寿司酢、刺身・大葉などのお好みの具材となっている。保存容器と具材を準備できたら、さっそく以下の手順で押し寿司を作ってみよう。

押し寿司の作り方・手順

1.ご飯と寿司酢を合わせて酢飯を作る
2.サーモンなどの刺身を適当な大きさに切る
3.保存容器の底にサーモンなどを敷き詰める
4.サーモンの上にご飯をある程度敷き詰める
5.ご飯の上に大葉などを敷き詰める
6.大葉の上にご飯を敷き詰める
※ギュウギュウになるまで敷き詰める
7.密閉容器のフタをしっかりと閉めて冷蔵庫に入れる
8.保存容器から取り出して適当な大きさに切れば完成

【酢飯・寿司飯の美味しい作り方】

酢飯・寿司飯は失敗しやすく、「べちゃ」とした食感になりやすい。そのような失敗を避けるためのポイントには「水の量を少なめにする」「切るようにして混ぜる」「うちわなどを使って素早く冷ます」などがある。以下の記事で作り方やコツを詳しく解説しているので確認してみよう。
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4. 押し寿司のアレンジアイデア

押しずし
家庭で押し寿司を作るなら、例えば、円形の保存容器を使うのも良いだろう。円形の保存容器を使うことで「ケーキ状」の押し寿司を作ることが可能だ。また、保存容器から取り出した押し寿司に、刻みのり、白ごま、大葉、イクラなどをトッピングするのもおすすめだ。これらのアイデアを取り入れることで、より押し寿司を楽しんだり、キレイな見た目にできたりするだろう。

結論

押し寿司とは、木枠に具材や酢飯を入れて押し固めた寿司料理のことである。本格的な押し寿司を作るためには「木枠」が必要になるが、家庭で楽しむだけなら「保存容器」で作ることも可能だ。スーパーなどでお好みの具材を購入してきて、美味しい押し寿司を作ってみると良いだろう。
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  • 公開日:

    2020年7月 7日

  • 更新日:

    2022年9月22日

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