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イタリアとパスタの歴史を紹介!人気商品のパッケージは青い?

イタリアとパスタの歴史を紹介!人気商品のパッケージは青い?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年7月18日

パスタは、日本でも広く愛されている麺類のひとつ。本場イタリアでは日本のそれとは比べ物にならないほど、多くのパスタが販売されている。そんなイタリアのスーパーマーケットでパスタの棚を覗くと驚くことがある。ブルーのパッケージで埋め尽くされているのだ。今回はその理由にフィーチャー!

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1. イタリアとパスタ

イタリア料理のなかでもパスタは、もっとも世界中に広がった食材といえよう。日本も然り。食卓への登場率はラーメンなど、ほかの麺類よりも格段に多いという家庭もあるだろう。当のイタリアでもパスタは、遡ることローマ時代から現代まで、長らく愛されてきた国民食とも呼べる存在だ。

そもそもパスタとは?

パスタは、小麦粉を水や卵とともにこねて、成形したのち、茹でる、または蒸して食べるものの総称だ。じゃがいもなどの芋類をこねたニョッキを加えて、総称する場合もある。同じく小麦粉などの穀物と水をこねて作るパンとの違いは、発酵させないこと。我々が普段食べている乾麺のパスタは、こねて成形したものを干して乾燥させたものだ。ちなみにイタリアではデュラムセモリナ粉100%でなければ、パスタを名乗ることができない。デュラム小麦を細かく砕いたものがデュラムセモリナ粉で、グルテンが多く、甘みがあり、美しい琥珀色をしているところが特徴だ。

パスタの種類

現在、本場イタリアには1,000種類以上のパスタが存在するといわれている。バリエーションが広がり始めたのは、14〜15世紀頃。ロング、ショート、詰め物、ラザニアなど、現代に通じる形に進化。中世時代は、まだまだ庶民には高嶺の花だったが、徐々に一般の人も食べることができる存在へと変化していった。パスタの生産は家族経営で行われることも多く、イタリアの各地に名物、老舗と呼ばれるパスタブランドが存在する。イタリア人に、贔屓のパスタブランドがあるのはよく知られるところだ。

2. イタリアのパスタはパッケージが青!?

イタリアメイドのパスタ。そのパッケージを見比べてみてほしい。多くのパッケージに青が使われていることに気づくだろうか。全面的に使われているもの、部分的に使われているもの、さまざまだが青の比率が極端に高い。このゆえんには諸説ある。
まずひとつ目はパスタが一般にも販売されるようになった17世紀頃の話。当時はいまのように大規模なメーカーはまだなく、小さな工場で作られたパスタが個人商店で販売されていた。そのときに使われていた包み紙が、どうやら薄い水色だったというのだ。その包み紙はカルタ・ダ・ズッケロと呼ばれるもので、直訳すると砂糖の紙。パスタだけでなく、砂糖やタバコなどを包むために使われていた安い紙で、その名残から青を選ぶメーカーが多いという。

イタリアのシンボルカラー

ふたつ目はスポーツを思い浮かべてほしい。たとえばサッカー。イタリア代表は、別名アズーリと呼ばれている。身につけているユニフォームは青が基調。アズーリとは、晴天の空の色を表す言葉。単数形になるとアズーロになる。イタリアはローマ帝国滅亡後、かなり長い間統一がなされることはなかった。統一されたのは、明治維新のころ。当時、王座についたサヴォイア家のシンボルカラーが青であり、国旗にも青で囲まれた十字のサヴォイア家の紋章が記されていた。青は、イタリアと古く関わりのある色なのだ。

地域性

ご存知の通り、イタリアには地中海がある。青い海と空に囲まれた地形から、青をチョイスしたというメーカーもあるようだ。そのほかにも、地元で愛される手漉き紙の色へのオマージュを込めるなど、地域愛に溢れた理由も一説には存在する。

3. イタリアの美味しいパスタ

よく知られるメーカー以外にも、現地を訪れるとさまざまなパスタが販売されている。イタリアは縦に長い領土を有しており、地方によって気候も異なる。もちろん採れる食材にも違いがあり、結果的に味付けや名物料理にも差異が生まれる。実はパスタも然り。地方によってお気に入りのパスタメーカーには違いがあるのだ。

高級パスタにチャレンジ

日本でもイタリアで通に好まれるようなパスタを手にすることができる。価格は普通のものに比べると高いが、試す価値あり。麺自体に旨みを感じるので、ソースはシンプルでも十分に美味しい。マルテッリやヴィチドーミニ、セタロなど、現代においても手仕事でパスタを作っているメーカーのものがおすすめ。

結論

イタリアで販売されているパスタのパッケージに青が使われる理由は、昔からの名残、そしてイタリアにとって青が重要な色であるという説が有力。青いパッケージのパスタを買い揃えて、味の違いを楽しんでみるのもよいかもしれない。
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