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【管理栄養士監修】自然薯の栄養とかゆみを防ぐ方法|栄養図鑑

【管理栄養士監修】自然薯の栄養とかゆみを防ぐ方法|栄養図鑑

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年8月 3日

古くから自然薯には身体の健康を保つのによい効果があるといわれている。しかしその一方で、どのような栄養素が含まれているのかはあまり知られていない。今回は、気になる自然薯の栄養について紹介していこう。また、自然薯の1日の摂取量の目安も紹介するので、適切な量で自然薯の味わいを楽しんでもらいたい。

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1. 自然薯とは

自然薯とは、日本原産の野生種で古くから山菜の王者とも呼ばれている。その理由は、栄養が豊富に含まれているからだ。自然薯は、ほかの長芋や山芋などと比べて強い粘り気があるのが特徴で、その粘り気の理由は自然薯が良質なでん粉質とアミラーゼと呼ばれる酵素を豊富に含んでいるからだ。そのため、自然薯は消化吸収もよく胃腸などが疲れているときでも食べやすいということから、夏バテなどにも適している食べ物として人気がある。

2. 自然薯の栄養成分

自然薯は、身体にとってよい効果が期待できる多くの栄養素を含んでいることでも有名だ。その栄養成分とは、カルシウムや鉄分、リンなどのミネラルやビタミン類で、細胞の新陳代謝を促進する効果が期待できるようだ。また、自然薯ならではの栄養素として近年注目されているのがディオスゲニンという物質だ。この物質には若さを維持したりホルモンのバランスを整えたりする効果があるといわれるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)を増やす役割があるのだ。神経ホルモンの一種であるDHEAが増えることで、ドーパミンの量を適切にしてホルモンの分泌を促進してくれるといわれている。このようにさまざまな栄養素を豊富に含んでいるからこそ、自然薯が古くから身体を健康に保つ効果があるといわれている理由なのだ。

3. 自然薯の気になる味わいは?

自然薯はすりおろすことで強い粘り気が出ることで知られている。さらにそのまま切って食べるとシャキシャキとした食感が楽しめるので、調理法によって異なった食感が楽しめるのも特徴だ。さらに自然薯は細く皮が薄いので皮をむいてから調理をするのが難しいが、皮付きのまま調理するほうが風味は損なわれない。しかし皮付きですりおろすとアクが出て色が変色してしまうことがあるが、これは鮮度などには関係なく味にも変化はないので、皮付きのまますりおろして味わうのがおすすめだ。もし変色が気になる場合は、皮をむいてからすりおろすと酸化を防ぐことができる。自然薯はあっさりとした味わいで食感などを楽しむ食材なので、しょう油やめんつゆなど調味料と合わせることで、味の変化を楽しむことができる。

4. 自然薯を食べる際の注意点は?

自然薯はとくに摂取量が決められている食材ではないが、自然薯を食べる際に注意してもらいたいことがある。それは自然薯を触ったときに手がかゆくなる現象についてだ。このかゆくなる原因とは、自然薯に含まれているシュウ酸カルシウムという成分のせいだ。とくに自然薯でとろろを作るときにシュウ酸カルシウムの結晶が壊れて皮膚にささるようなかゆみを発生させるのだ。

■自然薯のかゆみを防ぐために

自然薯をすりおろした際にかゆみが発生するのを防ぐ方法がある。かゆみの元となる成分は自然薯の皮に多く含まれているので、皮を厚めにむくことだ。そうすることでかゆみを防ぐことができるのだ。もし手などにかゆみが発生したら、酢を塗りこんだりすることで、かゆみを発生させるシュウ酸カルシウムを中和させることができる。美味しい自然薯をすりおろした際にかゆみを感じたら、対策を実践してみるのもいいだろう。しかし、この自然薯によるかゆみはしばらくするとおさまることが多い。もしも数日かゆみがおさまらない場合は、病院で診てもらうことをおすすめする。

結論

自然薯は栄養満点で、さまざまな健康効果が期待できる食べ物だ。また、自然薯は調理法によって異なった食感が楽しめるので、さまざまな食べ方で自然薯の栄養を手軽に摂取できる。自然薯を手にする機会があれば、上手に摂取して健康的な食事を楽しんでもらいたい。
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