1. 豚の角煮をさっぱりと!和風アレンジ

さっぱりとした豚の角煮が食べたいときにおすすめなのが、塩や梅干しとともに煮込む方法だ。いつもの甘辛く濃厚な角煮とはまったく別の料理にアレンジすることができる。
塩味
下茹でして水洗いした豚バラ肉を、昆布出汁と塩で煮込んで作る。出汁をとった昆布も一緒に煮込んで食べよう。途中で酒と酢を加えることでよりあっさりとした風味かつ柔らかな食感に仕上がる。調味料や出汁などの材料を変えるだけで基本的な作り方は変わらない。夏におすすめの簡単にできるアレンジだ。
梅風味
いつものしょうゆ味の煮汁に梅干しと酢を加えるだけで、酸味のきいたさっぱりとした豚の角煮にアレンジできる。梅干しに塩気があるため、しょうゆの分量は減らすのがポイントだ。煮込んだ梅干しを豚の角煮とともに食べれば、最後までさっぱりと美味しく食べられる。女性にも好評なアレンジだ。
2. 濃厚なソースがたまらない!豚の角煮の洋風アレンジ

逆にこってりとした味付けが好みの人には、洋風にアレンジした豚の角煮はいかがだろう。豚肉は洋風のソースとも相性がよく、スペアリブやポークチャップなどの洋食にもよく使われている。コンソメスープであっさりと仕上げるアレンジもあるが、ここでは濃厚なソースの2品を紹介する。
デミグラスソース味
下茹でした豚バラ肉をデミグラスソースと赤ワイン、水、コンソメとともに煮込む。30分ほどとろ火で煮込めば完成だが、しばらく放置して味をしみ込ませるとより絶品である。塩こしょうで味を調え、温野菜を添えて食べよう。いつもの豚の角煮とはまったく違った、まるでビーフシチューのような洋風煮込み料理にアレンジされているはずだ。
トマト味
トマト缶や水、コンソメなどで煮込めば酸味のきいたトマト味の豚の角煮にアレンジできる。濃厚さがほしい場合は、生クリームを加えてトマトクリームソースにアレンジするのもおすすめだ。こちらもたっぷりの温野菜を添えよう。ごはんだけでなくパンやパスタとも合わせたくなる味に仕上がる。
3. 豚の角煮が中華や韓国風に!アジアン料理にアレンジ

豚の角煮は台湾でもメジャーな料理のため、アジアン風のアレンジは間違いないだろう。調味料を少しずつ変えることで、中国、韓国、ベトナムなどさまざまな国の料理へのアレンジが可能だ。異国情緒あふれる豚の角煮へのアレンジに挑戦してみよう。
中華風
しょうゆベースの煮汁に紹興酒やにんにくをプラス。さらに、八角を加えることで独特な風味をまとった中華風の豚の角煮にアレンジすることができる。青梗菜や煮卵を添えよう。
韓国風
みじん切りにした長ねぎやすりおろしたりんご、おろしにんにく、ごま油をしょうゆや砂糖と合わせたタレを使って豚の角煮を煮込む。さらに干ししいたけやにんじん、銀杏などを加えれば、より一層ごはんの進む豚の角煮ができる。
ベトナム風
ベトナム料理といえばナンプラー(魚醤)だ。ナンプラーを使ったタレで豚の角煮を煮込めば、簡単にベトナム風にアレンジできる。白髪ねぎやパクチーなどをたっぷり添えていただこう。
結論
豚の角煮は味付けを変えるだけで、さまざまなアレンジが可能な料理だ。定番のしょうゆ味もよいが、たまにはアレンジした角煮を作ってみてはいかがだろう。基本の作り方はどれも共通しているため、気軽に試してみてほしい。
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