1. 豚の角煮の煮汁を使った人気&絶品!おすすめリメイク6選
豚の角煮はひたひたの水分で煮込んでいくが、完成した時点で煮汁は残るのが一般的だ。煮詰めていくとどんどん味が濃くなるため、飲むわけにもいかないし、とはいえ捨てるのももったいない。人気のリメイクアイデアを紹介するので、ぜひ試してみてほしい。
ラーメンやうどんのスープにリメイク
ラードも含めてそのまま使える定番ともいえるのが、ラーメンやうどんのスープへのリメイクだ。しょうゆや塩こしょう、鶏ガラスープの素などを加えれば本格的な味に仕上がる。豚の角煮をトッピングとして使うのももちろんおすすめだ。
煮込み料理にリメイク
肉豆腐や肉じゃが、カレーなどの煮込み料理にもぜひ使っていただきたい。既にしょうゆや砂糖で調味された煮汁を使うので、手軽に作れる点がメリットだ。大根やこんにゃくを煮てもよい。
チャーハンや炊き込みごはんにリメイク
ラードを炒め油として使い、少量の煮汁を加えてチャーハンを作るとコクが出る。炊き込みごはんであれば、煮汁を出汁としてたっぷり使うのがおすすめだ。沖縄のジューシー風炊き込みごはんに仕上がる。刻んだ豚の角煮も具材として加えると美味しい。
カレーにリメイク
カレーと豚の角煮の煮汁も相性がよい。ほのかな甘みとコクが生まれる絶品リメイク術だ。ルルウを溶かしたあとに煮汁を加えてみよう。もちろん、カレーうどんにしても美味しい。
味玉の漬け汁にリメイク
少し煮詰めて味を濃いめにした煮汁に、ゆで卵を入れて放置すれば味玉ができる。豚の角煮の付け合わせとしても定番の味玉は、煮汁に漬けるだけでよいという手軽さも魅力だ。
野菜炒め・肉野菜炒めにリメイク
ほかの調味料を使わず、豚の角煮の煮汁をタレとして使う。時短にもなるしコクがあるので子どもも間違いなくご飯がすすむはずだ。
2. 豚の角煮の煮汁を使ってリメイクするメリット
豚の角煮の煮汁を捨てずに料理に使うことで、次のようなメリットがある。
豚肉の旨みがたっぷり詰まっている
じっくり煮込んだ煮汁には、豚肉の旨みや甘み、栄養分が溶け出している。いわば豚肉で出汁を取ったスープといえる。旨みがたっぷりの煮汁と思えば、なおさら捨てるのはもったいない。
調味されているため料理に使いやすい
煮汁にはしょうゆや砂糖などの調味料が含まれているため、そのまま料理に使いやすい。料理によるが、煮汁を加えるだけで味付けが完結するものもある。余りものながら便利に使える点は大きなメリットだ。
煮汁を使い切ることでエコになる
煮汁をシンクなどに流せば脂を下水に流すことになる。冷えて固着すれば排水管の汚れや詰まりの原因になるだろう。リメイクして使い切ることは、環境面でもメリットがあるのだ。
3. 豚の角煮の煮汁を上手に使い切るコツ
豚の角煮の余った煮汁を、余さず上手に使い切るためのコツもお伝えしておこう。温めれば脂が溶け込んだスープとなり、冷やせば脂と水分が分離する。この性質を生かすのがポイントだ。
ラードは炒めものに
煮汁を冷やすとラードが分離して煮汁の上部に固まる。このラードは炒めものなどに便利だ。煮汁が冷えたら、ラードを別容器に移しておこう。
早く使い切りたい場合はスープがおすすめ
煮汁を効率よく使いたいときはスープにするのがおすすめだ。あらかじめラードを取り除くか減らしておけば、最後まで飲み切っても罪悪感は少ないだろう。
煮詰めたり水を足したりして濃度を調整する
煮汁をそのまま使うのもよいが、煮詰めて味を濃くしたり、逆に水を足して薄めたりして使うこともできる。料理によっては調味料を足すこともある。出汁のように使ってもよい。
小分けにして冷凍保存で用途が広がる
一気に使い切れないときは、密閉できる冷凍用保存袋に小分けにして、冷凍庫で保存しよう。冷蔵保存は日持ちしないので、すぐに使い切れるとき以外は冷凍がよい。ラードは、冷やして別途取り出した状態で保存しておくとより使いやすくなるはずだ。
結論
豚の角煮の煮汁をリメイクしない手はない。スープや炒めもの、煮物や漬け汁などに幅広く活用できる煮汁は、もはや「副産物」とするにはもったいない。一度に使い切れないときは小分けにして冷凍しておこう。豚の角煮の旨みが溶け込んだ煮汁を、ぜひ有効活用してほしい。
この記事もcheck!