1. トンガトーストとは
トンガトーストの正体は、バナナ入りの揚げパンのこと。ただ、普通の揚げパンではなく、フレンチトーストのようにバッター液に浸したパンを揚げているところが特徴的。フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの公式ホテルでもあるディズニー・ポリネシアン・ヴィレッジ・リゾートにあるレストラン、コナカフェでオープン当初から愛されている伝統的なメニューだ。
ディズニー・ポリネシアン・ヴィレッジ・リゾート
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、非常に広大な敷地で知られている。マジックキングダム・パーク、ディズニー・アニマルキングダム、ディズニー・ハリウッド・スタジオ、エプコットと4つのテーマパークを備え、そのなかには非常に多くの直営ホテルが存在する。なかでもトンガトーストが食べられるディズニー・ポリネシアン・ヴィレッジ・リゾートは、1971年オープンの歴史あるホテル。2015年には、リニューアルをし、より便利になった。その名の通り、南国の雰囲気あふれるホテルで、フレンドリーなスタッフの対応やキャラクター・ダイニングがあることでも知られている。
トンガとは
トンガとは、南太平洋に浮かぶ島群からなる王国のこと。およそ170もの島々は、エメラルド色の海に囲まれ、非常に豊かな自然が残っている。実はトンガは、いままで一度も植民地化されていないことでも有名。甘いものをたくさん食べる地域でもあり、南国なのでバナナも採れる。このあたりが、トンガトーストの由来になったのかもしれない。
2. トンガトーストが人気を集めた理由
コロナ禍において、多くのディズニー関連施設も休業を余儀なくされた。その間に、お家時間を充実して過ごしてもらえるようにと#DisneyMagicMomentsというハッシュタグで、さまざまな企画を実施。これがディズニーファンのみならず、多くの人の心を掴んだのだ。描き下ろしアート、ぬりえなどと同時に、惜しげもなく公開された愛されるメニューレシピの数々のひとつがトンガトーストなのだ。
3. トンガトーストの作り方
本場のレシピでは、サワーブレッドという少し酸味のあるパンを使っているが、普通の食パンでも十分に美味しく作ることができる。油ハネの危険があるので、子どもと一緒に作る場合は、いつも以上に注意が必要だ。ボリュームのある一品なので、おやつというよりは朝ごはんやブランチ向き。小ぶりの食パンで作ると本場っぽい雰囲気になる。
トンガトーストの作り方(4人分)
- 4枚切りの食パン 2斤(1人分2枚)
- バナナ 4本
- 揚げ油
A シナモンシュガー
- グラニュー糖150gとシナモン小さじ2
大きめのボウルに入れて混ぜておく
B バッター液(パンを浸す液)
- 卵 4個
- 牛乳 320ml
- シナモン 小さじ 1/4
- グラニュー糖 小さじ1
大きめのボウルに材料を順に入れて、混ぜ合わせておく
作り方
揚げ油をフライパンに入れ、170℃くらいに熱しておく。バナナを半分にカットし、さらに縦半分にカットする。食パンの耳の部分から切り込みをいれ、カットしたバナナをを1つのパンに2つずつ挟む。それをBのバッター液に充分に浸し、揚げ油の中にそっと入れる。片側2分程度を目途に両側がきつね色になるまで約4〜5分揚げる。パンの厚みによって揚げ時間は変わるので、随時調整しながら揚げること。余分な油をきったら熱いうちにAに入れて、シナモンシュガーを全体にまぶし完成。
揚げ油をフライパンに入れ、170℃くらいに熱しておく。バナナを半分にカットし、さらに縦半分にカットする。食パンの耳の部分から切り込みをいれ、カットしたバナナをを1つのパンに2つずつ挟む。それをBのバッター液に充分に浸し、揚げ油の中にそっと入れる。片側2分程度を目途に両側がきつね色になるまで約4〜5分揚げる。パンの厚みによって揚げ時間は変わるので、随時調整しながら揚げること。余分な油をきったら熱いうちにAに入れて、シナモンシュガーを全体にまぶし完成。
結論
トンガトーストは、どんなもの?の答えは、バナナ入りの揚げフレンチトースト。かなりのボリュームで、作るのも食べるのも楽しくなるようなレシピだ。本場ではメープルシロップをかけながら食べるらしい。まだまだお家時間が長くなる今日このごろ。ぜひ、休日のブランチに、挑戦してみては!?
この記事もcheck!