1. じゃがいもは生でも食べられる?

じゃがいもは生でも食べることができる。特に、デンプンが少ない新じゃがなどは生食でも美味しく食べられる。じゃがいもは加熱調理すると「ホクホク」とした食感になるが、加熱する前であれば「シャリシャリ」「シャキシャキ」とした食感を楽しむことが可能だ。ただし、大きすぎると味がせず美味しくないため、スライサーなどを使い細長く千切りにしてから使うようにしよう。
2. じゃがいもを生で食べるときの下処理

じゃがいもを生で食べるときは、以下のような手順で下準備をしておこう。なお、じゃがいもにはソラニンなどの天然毒素が含まれるため、芽や緑色の皮部分は丁寧に取り除こう。(※1)
生のじゃがいもを食べるときの下処理・手順
1.じゃがいもの皮を剥く(芽や緑色の部分を丁寧に取り除く)
2.千切り用のスライサーでじゃがいもを千切りにする
3.水を張ったボウルにじゃがいもをさらしておく
4.2~3回水を取り替えて水が濁らなくなったら完了
2.千切り用のスライサーでじゃがいもを千切りにする
3.水を張ったボウルにじゃがいもをさらしておく
4.2~3回水を取り替えて水が濁らなくなったら完了
3. 生じゃがいもを使った美味しい料理

生じゃがいもは、サラダや和え物などにして美味しく食べることができる。ここでは生じゃがいもを使った料理をいくつか紹介しておこう。
1.生じゃがいもの青じそサラダ
生じゃがいもと青じそを使ってサラダを作るのもおすすめだ。叩いた梅干し、醤油、みりんを混ぜ合わせて「梅ダレ」を作る。後はお皿に下処理しておいたじゃがいもと、千切りにした青じそを乗せて、梅ダレと刻み海苔をかけたら出来上がりだ。生食ならではのシャリシャリ感を楽しめる。
2.生じゃがいもの中華和え
生じゃがいもを使って中華和えを作るのも良いだろう。ボウルに下処理しておいたじゃがいも、千切りにしたピーマン、鶏ガラスープの素、塩、ゴマ油を加えてしっかりと混ぜ合わせる。それから冷蔵庫に30分程度置いておき、味を馴染ませたら出来上がりだ。サッと作れるのでおすすめの副菜だ。
4. じゃがいもを生で食べるときの注意点

じゃがいもの芽や皮(緑色に変色している部分)には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれている。そのため、生食する場合に限らず、芽や皮をしっかりと取り除くのが重要だ。ソラニンやチャコニンを摂り過ぎると吐き気、下痢、嘔吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が現れ、最悪の場合は命にかかわる可能性もある。安全に食べるためにも注意して食べるようにしよう。(※1)
結論
一般的に、じゃがいもは加熱調理することが多いが、生食することも可能となっている。じゃがいもを生食すると「シャリシャリ」「シャキシャキ」とした独特な食感を楽しむことができるだろう。じゃがいもを生食する際は、この記事を参考に下処理をしてみると良いだろう。
(参考文献)
- ※1:農林水産省「ジャガイモによる食中毒を予防するために」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/potato.html
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