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瓦そばにぴったりの献立はなに?さっぱりメニューを3種紹介!

瓦そばにぴったりの献立はなに?さっぱりメニューを3種紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2020年10月27日

山口のご当地グルメである瓦そばは、牛肉や錦糸卵、ねぎといったさまざまな色合いのトッピングが見た目にも美しい麺料理だ。家でも作れるが、少々困ってしまうのは瓦そばに合わせるほかのおかずのことではないだろうか。山口県民でない限り普段よく作っている料理ではないと思われるので、瓦そばにぴったりの献立を考えるのは少し難しいだろう。今回は、瓦そばにぴったりの副菜や汁物を3種類紹介する。

  

1. 瓦そばに合う献立!さっぱりとした酢の物

最初に瓦そばに合う献立として紹介するのは、酢の物である。瓦そばには、塩または醤油や砂糖で味付けされた肉と錦糸卵などが盛り付けられている。それらのトッピングと茶そばをやや甘みのあるめんつゆにつけて食べるので、さっぱりとした酸味で気分転換ができる酢の物は瓦そばの献立にぴったり。一言に酢の物といってもいろいろな酢の物があるが、材料の手に入れやすさや、一緒に食べる人の好みなどを考えて、以下の酢の物を献立に加えてみてはいかがだろうか。

きゅうりとわかめの酢の物

きゅうりとわかめの酢の物は、シャキシャキとした薄切りきゅうりの食感とコリっとしたわかめの食感が心地いい酢の物だ。それに対して瓦そばは、焦げのパリパリとした食感を除くと、茶そばと肉、錦糸卵などはしっとりとして柔らかい食感なので、きゅうりとわかめの酢の物が献立に加わることによってさまざまな食感を楽しむことができる。作り方は、薄切りにしたきゅうりを塩もみし、わかめと一緒に、あらかじめ混ぜておいた酢、砂糖またはみりん、醤油で和えたら完成だ。ちりめんじゃこや炒りごまなどを追加すると、より一層風味や食感が豊かになる。

たこときゅうりの酢の物

たこときゅうりの酢の物は、噛む度に旨みが出るたこと、さっぱりとしたきゅうりが相性バツグンの酢の物。茹でられたたこのほのかな赤色がきゅうりの緑と合い、隣に並ぶであろう瓦そばの彩りにもなる。そのため、味を重視するだけでなく、色鮮やかで楽しい食卓にしたいときにもぴったりの酢の物だ。作り方は、薄切りにしたきゅうりを塩もみし、茹でたたこをそぎ切りにしたら、混ぜ合わせた酢、砂糖またはみりん、醤油で和えて完成。たこが入ることによってボリュームが出るので、食べごたえのある酢の物を作りたいときにもおすすめしたい。

ツナやカニカマを入れた酢の物もおすすめ

子どもと一緒に楽しめる献立にしたい場合は、具材にツナやカニカマを入れた酢の物もおすすめだ。酢の物はやはり酸味が強い料理なので、とくに子どもは苦手に思いやすいが、子どもが好きなツナやカニカマを入れると味がマイルドになり、旨みも増すので苦手な気持ちも和らぐはず。ツナやカニカマに塩味がついているので、味が濃くなりすぎないようにしっかりと味見をしながら作ろう。

2. 瓦そばに合う献立!野菜たっぷりお浸し

つづいて瓦そばに合う献立として紹介するのは野菜のお浸しだ。瓦そばにはあまり野菜が使われていないので、副菜でしっかりと野菜を摂っておくことが大切。お浸しはシンプルなものであれば比較的手軽に作れるため、瓦そばに集中して、あとはササっと作りたいというときにはなおさら献立に加えてみてほしい料理だ。

ほうれん草のお浸し

とにかくシンプルでオーソドックスなお浸しにしたいときには、迷わずほうれん草のお浸しにしよう。手順もお浸しのなかで一番シンプルではないのかと思ってしまうくらいに簡単で、思い立ったときにすぐに作れるのもほうれん草のお浸しのいいところ。塩を入れた湯で根元から茹でたほうれん草を冷水に取り、水気を絞ったら適度なサイズに切って皿に盛り付け、醤油をかけて、かつお節をのせたら完成だ。もう少し上品な味わいに仕上げたい場合は、ほうれん草を出汁と醤油、みりんを火にかけて作った浸け地に浸けて作るほうれん草のお浸しにすることをおすすめする。どちらのお浸しにしても、かつお風味で醤油がきいためんつゆにつけて食べる瓦そばとの親和性が高く、まとまりのある献立になる。

季節の野菜のお浸し

瓦そばには季節感のある食材が使用されていないので、献立に季節感があるものを加えたい場合には、その時期に旬を迎えている野菜を使ったお浸しを作ろう。まだ寒さが残る春先であればほろ苦さがたまらない菜の花のお浸し、夏はしっかりと冷やしたトマトのお浸し、秋は旨みたっぷりのしめじとまいたけのお浸し、冬は風味豊かな春菊や長ネギのお浸しなど、基本的にどんな野菜でもお浸しにできる。季節を感じられる野菜のお浸しは友人などを招いたホームパーティーでも喜ばれること間違いなしなので、ごちそう感のある瓦そばと一緒にパーティー料理として出してみてはいかがだろうか。

焼き浸しや揚げ浸しもおすすめ

さっぱりとした野菜のお浸しと瓦そばの組み合わせにどこか物足りなさを感じる人には、野菜の焼き浸しや揚げ浸しをおすすめする。焼き浸しは、焼いた食材を浸け地にしばらく浸けたお浸しのことだ。食材を焼いてから浸けるので香ばしく、風味豊かなお浸しができあがる。また、揚げ浸しは揚げた食材を浸け地にしばらく浸けたお浸しのことをいう。食材にしみ込んだ油が浸け地になじみ、まろやかでコクのあるお浸しになる。具体的には、ししとうまたはピーマンの焼き浸しやなすの揚げ浸しなどがとくに知られているのではないだろうか。シンプルなお浸しと比べて少し手間はかかるが、その分旨みもたっぷりなのでぜひ作ってもらいたい。

3. 瓦そばに合う献立!あっさりとしたすまし汁

最後に、瓦そばに合う献立として紹介するのはすまし汁である。甘辛く味付けされためんつゆで食べる瓦そばと、あっさりとしつつも深みのあるすまし汁は相性バツグン。以下で紹介するすまし汁は、手際よく作れば瓦そばに使用する茶そばの湯を沸かしたり、茶そばを茹でたりしている空き時間でできあがる。

豆腐と三つ葉のすまし汁

豆腐と三つ葉は、どちらも火にかける時間が短くてもいい食材だ。そのためすまし汁にしても調理時間が短く、ササっと作ることができる。豆腐も三つ葉も上品な味わいなので、これらで作ったすまし汁は瓦そばの邪魔をすることもなく、むしろ引き立て役を担ってくれる瓦そばにぴったりの献立だ。材料は、豆腐と三つ葉、出汁、薄口醤油、塩など。出汁の代わりに顆粒の和風出汁を使用しても構わない。鍋に湯を沸かし、出汁または顆粒の和風出汁と薄口醤油、塩で味を付けたら、角切りにした豆腐を加えて温め、椀に盛って、三つ葉を入れたら完成だ。さらに香りがほしい人は、柚子の皮を追加してもいいだろう。また、子どもと一緒に食べる献立であればかわいらしい手まり麩などを具材に加えると、さらに喜んでくれるに違いない。

とろろ昆布と三つ葉のすまし汁

これは少し大人向けのすまし汁になるが、とろろ昆布と三つ葉のすまし汁もおすすめだ。椀にとろろ昆布と三つ葉を入れ、お湯をかけるだけで即席すまし汁ができあがる。出汁はとろろ昆布から出るので必要ないが、それだけでは物足りないという人は出汁や顆粒の和風出汁を使用するといいだろう。また、もう少し塩味がほしい場合には醤油や塩で味を付けよう。簡単にできあがるが味は本格的なので、一瞬で瓦そばに合わせる汁物を作りたいときにも試してみてほしい。

結論

茶そばの上に味付けされた牛肉と錦糸卵、薬味がたっぷりと盛り付けられた瓦そばは、一品だけでも満足できる料理ではあるが、ほかのおかずを準備するとより一層ごちそう感が出て、しっかりとした食事を取れる。瓦そばの献立に迷ったときには、ぜひ今回紹介した酢の物と野菜のお浸し、すまし汁を献立にしてみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年10月27日

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