1. バスクチーズケーキとは

食通の間で愛されてきたバスクチーズケーキが、じわじわと人気を広げ、一昨年から昨年一大ムーブメントを巻き起こしたことは記憶に新しい。皆さんは、そんなバスクチーズケーキの正体をご存知であろうか?バスクチーズケーキとは、スペインバスク地方発祥のチーズケーキ。古きよき街並みがまだ残るサンセバスチャンのバル「ラ・ヴィーニャ」の名物として、愛されていたものがルーツだ。地元の人にはもちろん、観光客にその人気が広がり、いまや日本で大流行を遂げた。
真っ黒の見た目
バスクチーズケーキといえば、インパクトのある見た目を思い浮かべる人も多いだろう。バスクチーズケーキは、真っ黒の見た目が真骨頂。焦げている!?と疑うような見た目が、美味しさの秘訣。この大胆に焼ききる行為が、カラメルのような奥深い味わいを生み出すのだ。
いいとこ取りの味わい
バスクチーズケーキは、レアチーズケーキとベイクドチーズケーキのいいところを抽出したような味わいが持ち味。表面は、焦げるほどしっかりと焼かれているのに、中はしっとり溶け出すような生感を楽しむことができるのだ。濃厚な味わいは、一度食べると癖になる。
2. ローソンのバスチーの魅力

ローソンのバスクチーズケーキ「バスチー」は、登場後、瞬く間に話題を集めた超がつく人気商品。2019年3月に発売されると発売3日間で100万個を販売する快挙を成し遂げた。これは、ローソンがそれまで有していた人気商品プレミアムロールケーキの5日間で100万個の記録を軽々と破るもので、話題を一気に集めた。バスチーの人気は、美味しさ以外にもキャッチーなネーミングと大胆なパッケージに依るところも大きい。
改良でさらに進化
そんなバスチーは、発売以降、改良がなされている。初代バスチーは、表面の焦げ付きがベタっと包装袋についてしまうことが多かったため、素材の配合や焼成方法を見直し、ベタつきを軽減。素材の北海道産の生クリームと卵黄は増量。さらにしっとりとした味わいになった。一口食べるとまずカラメルの味わいが広がり、チーズケーキ部分はシュワっと溶けるような味わい。濃厚なチーズの味わいも感じることができる。
手ごろと本格派の両立
ローソンのバスチーがここまで人気を博すわけは、何といっても価格と本格的な味わいのバランスにある。コンビニスイーツとは思えない、しっとり濃厚なチーズの味わいを手ごろな価格で楽しむことができるのだ。また、ちょうどいいサイズ感なので食後のデザートにも最適。専門店が登場するほど人気の高いバスクチーズケーキを手軽に楽しむことができるというのもウケた要素といえよう。
3. ローソンのバスチーをアレンジ

温度のアレンジ
バスチーはそのまま食べるのはもちろん、さまざまなアレンジができる。まずは温度によるアレンジ。購入後、すぐに食べるとまだ中はひんやりとしている。少し常温に置くか、袋から開けてレンジで少々温めるといつもとは違った味わいを楽しむことができる。ポイントはほんのり温かくすること。
トッピングアレンジ
バスチーのトッピングにおすすめしたいのは、胡椒。意外性ある組み合わせのようで、実はこれが非常によく合う。厳密には、一般的な胡椒とは別物であるが、ピンクペッパーがあると見た目にもなお華やか。コーヒーはもちろん、赤ワインに合わせるとペアリングもばっちりだ。大胆に胡椒をふるのが正解。
より甘めが好みという人は、ベリー系のジャムを合わせるアレンジを紹介しよう。ブルーベリーやカシス、ラズベリーなど、ベリー系のジャムはチーズとの相性がいいうえ、見た目に華やか。無糖のホイップクリームを添えるとぐっとデザート感がアップする。たらりとかけるなら、メープルシロップもあり。カラメルの香ばしさと合わさって、ぐっと秋冬らしい味わいに。
結論
公式ツイッターにはバスチーを使ったアップルパイなどのアレンジレシピも登場している。まずはコンビニスイーツの概念を覆す美味しさを体感し、そこから自分らしいアレンジをするのがおすすめだ。一度食べるときっとハマるはず。ぜひ、紹介したアレンジレシピにもチャレンジしてみてほしい。
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