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群馬の特産品といえばこれ!からっ風が美味しさの秘訣?

群馬の特産品といえばこれ!からっ風が美味しさの秘訣?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年12月10日

群馬県は関東の北側に位置する。内陸部にあり、新潟県と福島県、栃木県、埼玉県、長野県と5つの県に隣接している。草津や伊香保など、温泉地としても全国的に有名だ。今回は、そんな群馬県の特産品を調査していこう。

  

1. 群馬の特産品1:こんにゃく

群馬県の特産品として教科書にも載るほど有名なものは、こんにゃくだ。こんにゃくの原料となるこんにゃくいもの生産が日本一で、下仁田を中心に利根郡、北群馬郡、吾妻郡などで栽培がされている。全国のこんにゃくの90%以上が群馬県で生産されているので、家庭で普段食べているこんにゃくは群馬県産である可能性が高い。

こんにゃくの基本

群馬にはこんにゃくパークなるテーマパークまで存在するほど、こんにゃくは親しみ深い存在。こんにゃくいもは、サトイモ科の多年草でいもと名がついているもののそのままでは食べることができない。カットして乾燥させたものを砕き、でんぷんなど不要なものを取り除き、精粉と呼ばれる状態にする。精粉にはいわゆるグルコマンナンが含まれる。これに水酸化カルシウムを加えて練りあげるとこんにゃくになる。ちなみにこんにゃくは、そのほとんどが水分。非常にカロリーが低く、食物繊維が豊富だ。飽食の時代には率先して食べたい食物である。

群馬のこんにゃくが美味しい理由

こんにゃくは先に述べたようにほとんどが水分である。群馬県には利根川、そして赤城・榛名・妙義と名峰があり、水がとても美しい。この水をたっぷりと吸い込んで育ったこんにゃくいも、そして製造工程で加えられる美しい水があるからこそ、美味しいこんにゃくになるのだ。現在ではこんにゃくゼリー、こんにゃく麺など、一般的なこんにゃくだけでなくその商品バリエーションもどんどんと広まっている。

2. 群馬の特産品2:焼きまんじゅう

一般的にはあまり知られていないが、群馬県人にとってソウルフードとして親しまれている焼きまんじゅう。まんじゅうと聞くと餡子を思い浮かべる人が多いようだが、こちらの焼きまんじゅうは餡子が入っていないものが多い。まんじゅうに甘い味噌を塗り、串に刺して焼いた香ばしい食べ物である。江戸時代から愛されてきたという説もあり、ハレの日や行事には欠かせないらしい。

焼きまんじゅうの味

蒸したまんじゅうに塗られているのは、甘みをプラスした味噌ダレ。何度も繰り返し塗り、焼いていくことでこんがりと焼き色がついてくる。この甘しょっぱい感じが癖になるのだが、初めて食べる人は少し衝撃を受けることも少なくないようだ。

3. .群馬の特産品3:下仁田ネギ

ネギは日本でも古くから食べられてきた野菜のひとつだ。下仁田ネギは、中でも非常に有名なネギブランドのひとつ。群馬県の甘楽郡下仁田町及びその周辺で栽培されているネギで一般的な長ネギに比べると短くて、太い。火を通すことでこっくりと優しい甘みを帯びることでも知られ、鍋物やすき焼きに用いられる。

実は希少

品種改良が行われたり、ほかの地で育てられたりしてきたものの生粋の下仁田ネギの味わいにならず、現在では在来種が非常に少なくなっているのが現状だ。収穫時期は年に一度11~12月の年の瀬の頃。希少であるがゆえに、贈答品に用いられることが多く、スーパーなどで見かけることは非常に少ない。ネット販売であれば確実なので、ぜひ一度手に入れて賞味してみてほしい。

結論

群馬県は、富岡製糸場が世界文化遺産に登録されたことも記憶に新しい。温泉街も多いので、観光に訪れて、こんにゃくや焼きまんじゅう、下仁田ネギをはじめとする特産品を食べたり、楽しんだりしてみてほしい。きっと群馬の新たな魅力に気がつくはず。
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  • 公開日:

    2020年11月23日

  • 更新日:

    2020年12月10日

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