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お茶が特産って知っていた?埼玉県の特産品をリサーチ

お茶が特産って知っていた?埼玉県の特産品をリサーチ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年1月13日

ベッドタウンが多く存在し、さいたま新都心には国の役所がいくつか移転するなど、都市部は変化を遂げつつある埼玉県。ちなみに市の数が、日本一多いことでも知られている。このように都市としてはよく耳にする埼玉県だが、食の特産品となるとあまり知られていないものが多い。今回はそんな埼玉の特産品を詳しくみていこう。

  

1. 埼玉の特産品1:お茶

お茶と聞くと静岡県や京都府を連想する人が多いようであるが、実は埼玉県もお茶の一大産地である。狭山茶と聞くと「ああ!」と納得する人も多いかもしれない。日本とお茶の関係は非常に深く、その歴史はいまから1,000年以上さかのぼるといわれている。狭山茶が盛んに栽培されるようになったのは、江戸時代になってからとされている。

狭山茶の基本

狭山茶の売りは、何といってもその深い味わいにある。寒い冬を超え、ぐっと深みが増すのだ。狭山茶の主な生産地は、埼玉県の西側に位置する入間市、所沢市、狭山市が中心。これらを狭山丘陵地域と呼ぶが、現在では秩父地方など中山間地域でも栽培されている。栽培面積は全国で8番目。ほかの産地と違い、狭山で茶摘みが行われるのは年に2回だけなので、荒茶の生産量は全国12位だ。

狭山茶の味

狭山茶の深い味わいには、独特の製法が関与している。これが狭山火入と呼ばれるものだ。これは、高温で最後に火入れをすることで、独特の高い香りが出るというもの。お茶の見た目も黄金色になる。熱を加えることによって、乾燥が進み、より貯蔵性を高める効果もある。

2. 埼玉の特産品2:草加せんべい

草加せんべいとは、県内、または関東近県で収穫されたうるち米を使い、10年以上の経験を積んだ職人が草加・八潮・川口・越谷・鳩ケ谷で焼きあげるせんべいのこと。こちらの地域で作られたものには、本物の味を約束する草加せんべいのシンボルマークがついている。購入の際はこれを目印にするとよい。

草加せんべいの味

せんべいとはうるち米で作った菓子のこと。似たものにあられがあるが、こちらはもち米を使用している点が異なるところだ。草加せんべい作りは、うるち米を製粉するところからスタート。水を加えて練りあげ、蒸して、さらに杵と臼でつく。その後冷やすことを繰り返し、さらに練り直す。均一に伸ばしたら型抜きをして、乾燥させてから焼きあげる。仕上げに醤油を塗って完成。実は非常に手の込んだお菓子なのだ。

せんべいの種類

しょうゆせんべいがベーシックなものであるが、そのほかにもみそせんべい、のりで巻いたもの、ざらめ、あおのり、ごまやからしなどもある。近ごろでは、バレンタインデーにプレゼントする用のハート型など、さまざまなアレンジタイプも存在している。

3. 埼玉の特産品3:深谷ねぎ

埼玉県内では有名な深谷ねぎ。深谷市で生産されるものにつけられたブランドであり、品種名ではない。深谷ねぎの収穫は1年を通して行われるが、それぞれ春ねぎ、夏ねぎ、秋冬ねぎと呼ばれることがある。

一級品

深谷ねぎは普通の長ねぎよりも甘みが強く、白い部分が美しいことで知られている。とくに火を通すととろりと溶けるような食感になるので、冬場は鍋物に最適だ。ちなみに深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」は、この深谷ねぎがツノのように頭についたキャラクターで、市民から愛されているらしい。

購入と保存

深谷ねぎは泥付きで販売されているものも多い。泥付きがあれば、そちらを選びたい。また身がしっかりしまっているもの、白い部分が美しいものを選ぶのが正解だ。保存の際は、乾燥しないよう新聞紙でくるんで冷暗所に。冬場であれば、庭に埋めておくのもよいだろう。

結論

埼玉県の特産品を紹介した。お茶は埼玉の特産品としての認知度はやや低め。ただ、非常に美味しいので一度味わってみてほしい。そのほか草加せんべいや深谷ねぎも冬には嬉しい特産品。ネットを上手に利用して、購入するのがおすすめだ。
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  • 公開日:

    2020年11月18日

  • 更新日:

    2021年1月13日

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