1. 中華・台湾料理の定番!トマトと卵の炒め物

トマトと卵の炒め物といえば、中国・台湾の家庭料理の定番だが、日本人の口にも合う組み合わせなので、おかずとしてテーブルに並んだことがある家も多いのではないだろうか。しかし、自分で作ろうとすると、トマトの水分が出て水っぽくなってしまい、うまく作れなかったという経験がある人もいるはずだ。今回は、トマトと卵の炒め物の基本的な作り方と、美味しく仕上げるコツを紹介しよう。
トマトは大きくカットする
水っぽくならないようにするためのポイントは、トマトの水分を飛ばすこと。細かく刻みすぎると水分が出てしまうので、トマトは大きめのくし切りにするのがおすすめだ。
炒めるときの注意点
油を入れたフライパンを熱し、トマトの水分が飛ぶよう強火で炒める。このとき、トマトをつぶして水分が出ないように注意が必要だ。
卵は大きく混ぜながら炒める
よく溶いた卵に、鶏がらスープの素を加えてよく混ぜ、トマトを炒めているフライパンに流し入れる。炒めるときは、卵が細かくなりすぎないよう、底をすくうように大きく混ぜ合わせる。
これで、トマトと卵の炒め物の完成だ。水っぽくならないようにするためには、とにかくトマトの水分を出さないのが重要なコツである。
2. トマトと卵炒めを好みの味にアレンジ

トマトと卵の炒め物は、しょっぱい味付けから甘い味付けまで、いろいろなアレンジが楽しめる。では、どんな味付け方法があるか紹介しよう。
マヨネーズ
マヨネーズを入れると、コクが加わり旨みもアップする。溶き卵にマヨネーズを加え、よくかき混ぜてトマトと炒めるのがよい。味がよくなるのはもちろん、マヨネーズを加えると卵をふんわり仕上げることができる。
オイスターソース
ごはんをガッツリ食べたい、そんなときには、オイスターソースのコク深い味付けがイチオシだ。オイスターソースは少し加えるだけで、一気に中華風味を高めてくれるので、冷蔵庫に常備しておきたい調味料である。
チーズ
トマトの酸味をおさえつつ、コクを加えたい場合には、チーズがおすすめだ。トマトを炒めたあと、卵を加えるときにチーズも一緒に入れて混ぜ合わせる。トロトロチーズがトマトや卵とよく合い、子どもに人気のある炒め物になること間違いなしだ。
砂糖
溶き卵に砂糖を加え、甘めに仕上げるのも美味しいが、もうひと手間かけると違った美味しさを楽しむことができる。砂糖・酢・ケチャップで甘酢を作り、トマトと卵の炒め物にかければ、ごはんのおともにぴったりだ。
4種類の調味料を使った味付けを紹介したが、好みの味付けは見つかっただろうか。このほかにも、自分好みの調味料を使って、オリジナルの味付けを楽しんでほしい。
3. トマトと卵炒めの献立アイデア

トマトと卵の炒め物は、白いごはんとの相性がバツグンだ。おかずのひとつとして食卓に並べるのももちろんよいが、忙しいときは、トマトと卵に豚肉などを加えてボリュームを出し、ごはんの上にそのままのせれば、丼ぶり料理にもなる。
砂糖やマヨネーズなどと炒めて味付けしたときは、トーストとの組み合わせがおすすめだ。葉物野菜を添えれば、赤・黄・緑と見ためも美しく、あとはスープがあれば、大満足な朝食になる。トマトと卵の炒め物は、ただのおかずとしてだけではなく、さまざまな献立が楽しめる料理である。
結論
トマトと卵の炒め物は、水分を出さないコツさえ知っておけば、料理初心者であっても簡単に美味しく作れる料理だ。味付けも、好みや献立に合わせて自由自在に変えることができ、飽きがこないだろう。材料もスーパーで手軽に購入できるものばかりなので、さっそく今日の一品に加えてみるのはいかがだろうか。
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