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生クリームに入れる砂糖の量はどのくらい?入れるタイミングは?

生クリームに入れる砂糖の量はどのくらい?入れるタイミングは?

投稿者:ライター 笠原花萌(かさはらかほ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年11月30日

生クリームを泡立てる際、多くの人は砂糖を加えるだろう。味見をしながら適当に砂糖を加える人もいるかもしれないが、実は、生クリームと砂糖にはおすすめの比率が存在する。これさえ覚えておくと、味見をしたり、その都度レシピを探したりせず、生クリームを泡立てられる。今回は、生クリームに入れる砂糖の比率や、砂糖を入れるタイミングなどについて見ていこう。

  
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1. 生クリームに入れる砂糖の比率

生クリームに入れる砂糖の量は、砂糖の種類によっても多少は異なるが、生クリームに対して大体6〜10%がおすすめ。甘さを控えめにしたい場合は6%、適度な甘さにしたい場合は8%、甘みを強くしたい場合は10%がいいだろう。具体的にいうと、生クリーム200mlに対して12g(大さじ1)が6%、16g(大さじ1+小さじ1)が8%、20g(大さじ1+小さじ2)が10%となる。これらはあくまでおすすめの量ではあるが、生クリームに入れる砂糖の量で困っている人はぜひ参考にしてほしい。
※()内は使用する砂糖をグラニュー糖としたときの場合

砂糖の入れすぎには注意

生クリームに砂糖を多く入れすぎると、泡立てるのに時間がかかったり、泡立ちにくくなってしまうことがある。そのため、いくら甘みを強くしたいといっても、入れすぎには充分注意しよう。

2. 生クリームは砂糖なしでも泡立つ?

生クリームは、砂糖を入れなくても泡立つ。意外かもしれないが、砂糖は生クリームが泡立つために必要な要素というわけではない。生クリームが泡立つ原理を知ってもらえると、そのことをよく分かってもらえるだろう。

生クリームはなぜ泡立つ?

生クリームに含まれている脂肪球は、脂肪球膜で包まれている。脂肪球膜があることによって脂肪球同士がくっつくことなく、また、水分と離れることもなく水分中に漂っている。いわゆる乳化の状態である。しかし、泡立てる衝撃によって脂肪球膜に傷がつき、そこから脂肪が出てくると、水と脂肪(油)の関係の通り、水分を避けるようになって脂肪球同士がくっつく。さらに泡立てていくと、空気を抱き込みながら脂肪球同士が網目状につながり、ふわふわとした生クリームになる。これが生クリームが泡立つ理由である。
簡単にまとめると、生クリームが泡立つ理由は、脂肪球膜が壊れることにより脂肪球同士がくっついて構造を支えるため。したがって、砂糖の有無は関係なく、砂糖は必ずしも生クリームの泡立ちに必要というわけではない。しかし砂糖は生クリームに甘みをプラスするほかに、消えにくくてキメの細かい泡を作るという効果をもたらしてくれる重要な材料だ。そのため、これらの効果がなくなってもいい場合にのみ、砂糖なしで生クリームを作ろう。

砂糖なしの生クリームの使い方

砂糖なしの生クリームは、甘みの強いケーキに添えたり、スープに浮かべたりして使うのがおすすめ。また、塩味のクラッカーなどにのせて食べても美味しく食べられるだろう。砂糖が加わっていないぶん、ごはんのおかずにも使えるが、冷凍保存にはあまり向いていないので注意してほしい。

3. 生クリームに砂糖を入れるタイミングは?

では、生クリームに砂糖を入れる場合、どのタイミングで加えたらいいのだろうか。砂糖を加えるタイミングを説明するとともに、生クリームの泡立て方についても見ていこう。

砂糖は最初に入れる

砂糖は、最初の段階で生クリームに加えることをおすすめする。理由は、砂糖が溶け残ったり、生クリームを泡立てすぎたりするリスクを低くするためだ。とくに脂肪分の高い生クリームは泡立ちやすいので、泡立ての途中で砂糖を加えると、砂糖が溶け切る前に生クリームが8〜9分立てになってしまうおそれがある。そうなってしまうと「これ以上混ぜると生クリームが分離してしまうが、かといって混ぜなければ、溶けていない砂糖のジャリジャリとした食感が残ってしまう」といった、どっちにも動けない状態になる。この事態を避けるためにも、初心者の人であればなおさら砂糖を最初に加えることを心がけよう。
グラニュー糖や上白糖、粉砂糖などは溶けやすいので、生クリームに加えてからすぐに泡立てていい。一方、三温糖は溶けにくいので、氷水にあてた生クリームに加えて15分ほど置いてから泡立てる。

生クリームの泡立て方

用意するものは、生クリームと砂糖、氷水、大小2つのボウル、泡立て器。直接生クリームを入れる小さいほうのボウルは、泡立て器でボウルの表面を削ってしまう心配がないようにガラス製のものが望ましい。また、生クリームと器具は泡立てる前に冷やしておくことも大切だ。
大きいボウルに氷水を入れ、生クリームと砂糖を入れた小さいボウルを被せたら、縦に泡立て器を動かして泡立てよう。水が入らないように注意しながら泡立てよう。泡立て器を持ち上げたとき、生クリームが筋になって落ちるようになれば6分立て。脂肪分の高い生クリームは、とくにこの辺りからすぐ泡立つ。そのため、ハンドミキサーを使っている人も泡立て器に持ち替えて、様子を見ながら混ぜていこう。角がおじぎするように立ったら8分立て、ピンとまっすぐ立ったら9分立ての証拠。デコレーション用の場合、8〜9分立てになったら完成だ。これ以上混ぜると分離してしまうので注意。

結論

生クリームに加える砂糖の量は、好みにもよるが、生クリームに対して6〜10%程度の量がおすすめ。砂糖なしでも生クリームは泡立つが、キメの細かい泡を作りたい場合などには砂糖を加えよう。生クリームはいろいろなデザートや料理に使えるので、砂糖の比率や泡立て方をマスターして、毎日の食生活に役立ててほしい。
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  • 更新日:

    2020年11月30日

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