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生クリームは冷凍保存がおすすめ!液体でもホイップでも保存できる!

生クリームは冷凍保存がおすすめ!液体でもホイップでも保存できる!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年9月 7日

料理にコクや香りなどを与えてくれる「生クリーム」。パスタソースやデザートなどには欠かせない食材だが、一方で使い道が限られているため余らせてしまうことも少なくない。そのような余った生クリームを長期保存したいなら、保存袋などに移してから冷凍保存するのがおすすめだ。今回は、そんな生クリームの冷凍保存のやり方やポイントを解説する。

  

1. 生クリームを冷凍保存するメリット

一般的に生クリームは冷蔵保存することが多い。しかし、生クリームは液体状でもホイップ状でも冷凍保存が可能で、冷蔵保存よりも長期間鮮度をキープできる、使い勝手がよくなるなどのメリットもある。そこでまずは、生クリームを冷凍保存するメリットについて確認しておこう。

メリット1.長期保存ができる

一般的に生クリームは、開封後2~3日程度で使い切るのが望ましい。しかし、生クリームを冷凍保存すれば、3週間~1か月程度の長期保存が可能になる。冷凍保存中でも風味の悪化やニオイ移りが起きる可能性はあるが、冷蔵保存に比べると長く鮮度を保つことができる。

メリット2.使い勝手がいい

生クリームを冷凍保存すると、冷凍したまま料理に使えたり、使いたい分だけ解凍できたりするため使い勝手がよくなる。また、あらかじめホイップ状にしておけば、コーヒーや紅茶に入れたり、ゼリーやプリンにトッピングしたりすることも可能だ。

2. 生クリームの冷凍保存のやり方

生クリームを冷凍保存には大きく、「液体のまま保存する方法」と「ホイップにしてから保存する方法」の2種類がある。また、余った生クリームを冷凍するついでに、冷たいアイスを作るのもおすすめだ。それぞれの手順を以下にまとめておくので、お好みの方法で冷凍保存しよう。

やり方1.液体のまま冷凍保存する方法

  • 生クリームをチャック付き冷凍用保存袋に入れる
  • チャックをしっかりと閉じてから冷凍庫で保管する

やり方2.ホイップして冷凍保存する方法

  • アルミトレイの上に食品用ラップを敷いておく
  • 生クリームを十分泡立てる
  • 泡立てた生クリームを絞り器に入れる
  • (1)の上に生クリームを絞り出す
  • 完全に凍るまで冷凍庫に入れておく
  • 凍ったらフタ付き容器に入れて冷凍庫で保管する

やり方3.アイスにして冷凍保存する方法

  • 生クリームを十分泡立てる
  • お好みのジャムを加えて軽く混ぜる
  • フタつきの保存容器に入れて冷凍保存する

3. 生クリームの冷凍保存テクニック

生クリームの基本的な保存方法は前述のとおりだが、「小分けにして保存したい」「大量に保存したい」などの希望もあるだろう。そこで目的別の生クリームの保存方法についても紹介しておこう。

テクニック1.少量ずつ保存したい場合

  • 茶碗にラップを敷く
  • (1)に適量の生クリームを入れる
  • 茶巾状に口を絞って輪ゴムで止める
  • 容器に並べてから冷凍庫で保存する
  • 凍ったら冷凍用保存袋に移す

テクニック2.大量に保存したい場合

  • フタ付きのプラスチック容器に生クリームを移す
  • しっかりとフタをしてから冷凍庫に入れて保存する

4. 冷凍した生クリームの使い方・解凍方法

冷凍生クリームは、そのまま使うことも、冷蔵庫で自然解凍させてから使うことも可能だ。そこで「液体状の生クリーム」と「ホイップした生クリーム」それぞれの主な使い方を紹介する。

液体状の生クリームの使い方・解凍方法

パスタソース・クリームスープ・グラタンなどを作る場合は、冷凍状態の生クリームをそのまま使おう。凍った状態の生クリームを、鍋などに直接入れて加熱すれば使えるようになる。一方、スイーツの生地に混ぜたり、ドレッシングにしたりするなど、液体状の生クリームを使いたい場合は、冷蔵庫4~6時間程度置いておき解凍させるとよい。

ホイップした生クリームの使い方・解凍方法

ドリンクやデザートのトッピングとして使う場合は、ホイップした生クリームをそのまま使うようにしよう。簡単にウインナーコーヒーや冷たいデザートを作ることができる。また、冷蔵庫に2~3時間程度置いておくと、柔らかいホイップクリームを楽しめるようになる。

5. 生クリームを冷凍保存する際の注意点

生クリームは冷凍保存が可能だが、冷凍保存するにあたりいくつか注意点がある。ここでは生クリームを美味しく、安全に冷凍するための注意点についても確認しておこう。

注意点1.密閉容器で保存する

食品を冷凍保存すれば、微生物の活動を抑えることができるため腐敗を防ぐことはできる(※1)。しかし、冷凍保存をしても、酸化やニオイ移りなどは生じる可能性がある。これらの劣化を防ぐためには、密閉容器や冷凍用保存袋などに入れて冷凍保存するのがおすすめ。空気に触れるのを防止することで、生クリームを美味しい状態にキープできるようになる。

注意点2.清潔な保存容器を使う

生クリームは、もともとデリケートで傷みやすい食品である。そのため、生クリームを入れる保存容器は、事前に煮沸消毒などをして清潔な状態にしておこう。煮沸消毒のやり方については以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて確認しておこう。
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注意点3.再冷凍はしない

生クリームの冷凍と解凍を繰り返していると、微生物が繁殖して劣化してしまう可能性がある。そのため、一度解凍した生クリームの再冷凍は行わないようにしよう。もし生クリームを少量ずつ使いたいなら、あらかじめ食品用ラップなどに小分けしておくのがおすすめだ。

結論

生クリームは一度開封すると劣化が早いため、長期間鮮度を保ちたいなら「冷凍保存」がおすすめである。また、生クリームの冷凍保存は、液体状のものでも、ホイップしたものでも行える。冷凍保存を行うにあたりいくつか注意点はあるが、難しくないのでぜひ生クリームを保存する際には試してみよう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2019年5月 5日

  • 更新日:

    2021年9月 7日

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