2020年11月25日1. キャベツもごはんもバクバク進む！ガリバタチキンの作り方
ガリバタチキンはその名の通り鶏肉をガーリックとバターで味付けした料理である。
基本的な作り方は鶏肉を炒めてから、醤油、砂糖、みりん、酒、にんにくを混ぜたタレを絡め、バターを入れてさらに炒めれば完成だ。にんにくは刻んでもよいがチューブのおろしにんにくでもよいため、スタンダードな調味料の組み合わせで作ることができるメニューである。
細かい部分を解説していくと、まずは鶏肉を炒めるところであるが、ここは小麦粉か片栗粉を鶏肉にまぶしてから炒めることをおすすめしたい。小麦粉を使うとカリっと香ばしく焼きあがり、片栗粉ならトロっと柔らかい食感になる。どちらを使うかは好みであるが、どちらの方法も鶏肉をそのまま焼くより、タレも絡みやすくなるのでおすすめである。
なお、鶏もも肉であれば皮目を下にして焼くと、フライパンに油を使わなくても鶏肉から出る油で焼きあげることが可能である。そして、タレについては砂糖の代わりにはちみつを使ったり、さらにオイスターソースを加えたりしてもよい。
2. ガリバタチキンをボリュームアップ！野菜を追加するなら？
ガリバタチキンは鶏肉だけで作ってもよいが、野菜などを追加して一緒に炒めるとボリュームアップし栄養満点なメイン料理に大変身するのだ。料理は異なる食感の食材を混ぜるとミルフィーユ効果と呼ばれる美味しさを演出することができるのである。
追加する食材は葉物から根菜類、きのこまで幅広く合わせることが可能だ。具体的には、玉ねぎやキャベツ、ピーマン、アスパラ、しめじ、しいたけ、じゃがいも、人参、アスパラなどがおすすめである。
また、野菜の大きさはあまり細かく切るよりも少し大きめにしたほうがそれぞれの食材の食感を感じやすいのでおすすめである。そして、野菜類の火の通し方であるが、食感が残るよう加熱のしすぎに注意したい。
もちろんじゃがいもなどの根菜類は中心部まで加熱されていないとホクホクした食感が得られず、とくにきのこ類はきちんと火が通っていないと、きのこ本来の消化酵素により腹痛などの胃腸障害が起きてしまうので注意してほしい。
3. 今日はガリバタチキン！合わせる献立は何がいい？
ガリバタチキンに合わせるおかずについてもいくつか紹介したい。ガリバタチキンはがっつり濃いめでパンチのある味付けなので、それに合わせる献立は少しあっさりとしたおかずがおすすめである。
たとえば、大根サラダである。市販のドレッシングを使っても作れるが、砂糖、醤油、酢、塩、ごま油でドレッシングを作り、かつお節や韓国のりをかけてもよいだろう。
ほかにはレモンを使ったレタスサラダもさっぱりしていておすすめである。レタスをちぎり、レモン汁、塩こしょう、砂糖、オリーブオイルでドレッシングを作れば完成だ。国産レモンが用意できれば薄くスライスしてレタスの上に散らせばさらにさわやかな酸味を楽しむことができる。
また、ガリバタチキンにスープを合わせるのもよいだろう。やはり濃厚なクリーム系よりは、あっさりしたコンソメやトマト系のスープがおすすめである。ベーコン、スライスした玉ねぎ、角切りにしたトマトを炒め、水、コンソメを入れ塩こしょうで味を調えたら完成だ。
結論
がっつりとパンチの効いたガリバタチキンはごはんがすすむ人気レシピの1つだ。肉料理としてだけでなく、野菜やきのこを追加しボリューム満点なメインのおかずとしても活躍できるメニューである。献立として組み立てるときには濃い味同士にならないよう副菜となるおかずやスープはあっさり系で合わせることがおすすめだ。
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