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炊き込みご飯を美味しく作るコツとは?米の芯が残らない方法も紹介!

炊き込みご飯を美味しく作るコツとは?米の芯が残らない方法も紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年3月23日

さまざまな食材を、一品で摂れる「炊き込みご飯」。旬の食材や魚介類など、バリエーションが豊富なのも魅力のひとつだ。今回は、そんな栄養満点の炊き込みご飯を、炊飯器や土鍋で美味しく作るコツを紹介しよう。ちょっとした工夫で、米に芯が残ったり、柔らかく炊きあがってしまったりという悩みも解決するはずだ。ぜひ、参考にしてみてほしい。

  

1. 芯が残らない炊き込みご飯のコツ

炊き込みご飯を作ったときにご飯に芯が残っていたり、ご飯がべとべとしていたりという経験はないだろうか。ここでは、その原因と美味しく炊けるコツについて紹介しよう。ご飯に芯が残ったり、べとべとしてしまったりする原因は、調味料を加えるタイミングにある。正しいタイミングで調味料を加えないと、調味料の塩分が米の吸水を妨げてしまうのだ。これを解決するためには、炊き込みご飯を炊く約30分前に洗米を終え、ざるにあげておくか、調味料を加えていない水に米を浸しておくのがコツである。また、調味料は炊く直前に加えるのも炊き込みご飯を美味しく作るコツだ。具材を一緒に炊くときは、具材を米の上にのせてかき混ぜずに、そのまま炊飯器のスイッチを入れよう。

2. 玄米や無洗米で炊き込みご飯を作るコツ

炊き込みご飯は、白米の代わりに玄米を使用すると、もっちりとした炊き上がりになる。白米で炊く場合に比べ、食物繊維が多く摂れるのも魅力だ。
また、発芽玄米には血中のコレステロール値を下げる作用があるといわれ、減量効果にも期待できるとされている。玄米は白米より芯が残りやすいため、洗米後、一晩分量の水に浸しておくのが美味しく炊くコツだ。無洗米は、洗米の必要がないため栄養素を逃がさないという魅力がある。
無洗米で炊き込みご飯を作る際は、洗米の必要はないがあらかじめ水に浸し、吸水させておくのがコツ。吸水させた無洗米は、調味液を入れて水加減を改めて調えよう。炊き込みご飯を作るときに、無洗米独特の硬さが気になる場合は、米1カップにつき大さじ1~2杯の水を足すのもコツだ。

3. 土鍋やストウブで炊き込みご飯を作るコツ

米は、土鍋やストウブでゆっくりと炊くことで、炊飯器に比べて米の甘みが引き出され美味しく仕上がる。また、炊き込みご飯を土鍋で炊くと、旨みが増しおこげができるのも魅力だ。炊き込みご飯を土鍋やストウブで炊く際は、米をしっかり浸水させ、沸騰してからの時間をきちんと計ることが美味しく炊くポイント。土鍋に吸水させた米、水、調味料、具材を入れ強火にかけ、沸騰したら弱火にしよう。また、蒸らす時間も覚えておきたい大切なコツ。炊き込みご飯を4合炊く場合は、12~13分炊いて火を止め、15分ほど蒸らすとよい。
炊飯器と大きく違う点は、炊き込みご飯を土鍋やストウブいっぱいに炊いてしまうと全体にうまく火が通りにくくなることだ。そのため、料理用の土鍋を使用する際は、鍋の半分より少し多いくらいの量で炊くのがコツ。土鍋には目盛りがないので、計量カップなどで水が米の体積の1.2倍になるように調整しよう。分量の調整が難しい場合は、炊飯用の土鍋を購入するのもおすすめだ。セラミック製のものは遠赤外線効果もあるため早くふっくら炊き上がる。ホームセンターなどでも売っているので、ぜひ試してほしい。

4. 具材別の炊き込みご飯のコツ

炊き込みご飯を美味しく炊くコツは、具材によって入れるタイミングや量を調整することだ。根菜類を使用する際に具材にしっかりと味付けしたい場合は、米を吸水させている間に、調味料にあらかじめ浸しておくのがコツ。彩りよく仕上げたい青菜類などは、炊き込みご飯とは別に加熱調味し、炊いたご飯に混ぜ込むとキレイに仕上がる。
魚介類は、加熱時間が長くなると身が硬くなるため、炊き上げる途中で加えるのがコツだ。水分量の多い野菜やきのこを入れすぎると、食材から出る水分で米が柔らかく炊きあがることがある。具材を増やしたい場合は、水を少し減らすなどの調整が必要だ。
また、炊き込みご飯はできあがるまで味見ができないので、味が濃く仕上がってしまったり、薄く仕上がってしまったりすることもあるだろう。味が濃く仕上がってしまったら、雑炊や卵かけご飯など、ほかの料理にアレンジしてしまおう。味が薄い場合は、塩で調整するのがおすすめだ。

結論

炊飯器や土鍋で、炊き込みご飯を美味しく炊くコツについて紹介した。白米や玄米、無洗米で炊く場合も事前にしっかり吸水させておくこと、調味料は炊く直前に加えることがポイントだ。炊飯器での炊き込みご飯に成功したら、ぜひ土鍋にも挑戦してみてほしい。食材の旨みとおこげも楽しめること間違いなしだ。
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  • 公開日:

    2020年11月29日

  • 更新日:

    2021年3月23日

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