1. どん兵衛とは

星野源と吉岡里帆が登場するCMも記憶に新しい人気のカップうどん、どん兵衛。どん兵衛の登場は、いまから44年前の1976年。業界初めての丼型容器のインスタントうどんとして話題を集めた。きつねうどんの登場から3ヶ月後には天ぷらそばがラインナップ。90年代にはおあげを丸大豆100%にバージョンアップ、天ぷらそばは後乗せ方式が登場するなど、マイナーチェンジを繰り返し、いまに至る。進化の過程にはいまはなき、さまざまな味のバリエーションも誕生。
現在のラインナップ
現在のラインナップは、定番のきつねうどん、天ぷらそばに加え、スパイシー豚カレーうどん、坦坦うどん、肉汁の旨みたっぷりすき焼き風うどん、汁なしどん兵衛釜たま風うどん、汁なしどん兵衛ラー油香るラーそば、鴨だしそばなど。ちなみに関東と関西、北海道で出汁の味わい、七味の配合などが異なる。袋麺やミニサイズなど、バリエーションもさまざまだ。
おあげが決め手
今回の炊き込みごはんの作り方に登場するのは、どん兵衛のきつねうどん。きつねうどんの美味しさのひとつが、ふっくら、ジューシーなおあげ。丸大豆のみを使用したおあげは、豆腐屋さんが重ねる工程と同じく、伝統的な作り方で作られたもの。
2. どん兵衛で作る炊き込みごはん

どん兵衛で作る炊き込みごはん、元ネタはなんと公式ツイッター。「メニュー考えるの、つかれたら...」から始まる投稿が、話題を集めたのだ。必要なのは、ごはん1合とどん兵衛きつねうどん1つだけ。とにかく、簡単で美味しいことから火がつき、#どん兵衛炊き込みごはんのハッシュタグで、投稿もどんどん増えている。
どん兵衛炊き込みごはんの作り方
作り方は、とても簡単。どん兵衛の中身をすべて、1合の米と1合分の水を入れた炊飯器に入れて炊くだけ。あげは刻んでもよし、そのままでもいいだろう。七味は、後混ぜがおすすめだ。ポイントは麺を砕くこと。ジッパー付きの保存袋に入れて、すりこぎや麺棒などで叩いて砕くといい。あとは、かやくとスープの素を入れて、炊きあげよう。スープの素や水は、味や炊きあがりの好みによってアレンジしてもいいが、水をやや多めにするといい。
炊飯器なら子どもでも
炊飯器なら、火を使わないうえ、包丁もいらないので子どもにお任せするのもあり。インパクトのあるカップ麺×炊き込みごはんは、たまのアクティビティにはもってこい。
3. どん兵衛で作る炊き込みごはんのアレンジ術

野菜で味変
炊きあげてみるとわかる通り、スープをすべて入れるとしっかりめの味付け。トッピングに野菜を加えるとちょうどいい塩梅に仕上がる。大人ならねぎや大葉、ミョウガ、生姜、パクチーなどがおすすめ。子どもなら、細かく刻んだインゲンや千切りにしたきゅうり、枝豆なども相性がいい。たっぷりとトッピングすると見た目にも華やかで栄養価的にもおすすめだ。
トッピングで味変
揚げ玉や塩昆布、ごまなどのトッピングをプラスして、味わいに奥行きを演出するのもおすすめ。紅生姜や新生姜、浅漬け、糠漬けなど、仕上げに漬物を刻んで投入するのもあり。この場合は、スープの分量を少し減らすか、米と水の分量を少し増やして、味わいの調節をするといいだろう。
調味料で味変
味がしっかりと決まっているので、塩気よりは風味や辛味をプラスするのが正解。ごま油やラー油、七味などとの相性がいい。セットになっている七味をプラスしてもいいだろう。意外性のある組み合わせなら、黒胡椒をたっぷりとかけるのもおすすめ。
結論
みんなが大好きなどん兵衛をなんと炊き込みごはんに、大胆アレンジするレシピ。公式ツイッター発信だけあって、なかなか癖になる味わい。簡単に炊き込みごはんができるので、忙しいウィークデーにはもちろん、週末のちょっとしたイベントにもぴったりだ。作り方はとても簡単なので、ぜひチャレンジして、自分らしく楽しみたい。
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