1. バターナッツかぼちゃってどんな食べ物?スープにすると絶品!
バターナッツかぼちゃには、一般的なかぼちゃとは大きく異なる特徴がいくつかある。
変わった形
バターナッツかぼちゃは、皮が薄くオレンジがかった茶色で、形も変わっている。下部が丸い一方、上部は細長く、ひょうたんに似ている。また、種は下部の丸い部分に詰まっている。
スープに向いている!
バターナッツかぼちゃは、一般的なかぼちゃと比べて多くの水分を含む。また、繊維質が少なくねっとりしているのも特徴、とくに上部は顕著だ。また、甘みが強い。これらの特徴から、バターナッツかぼちゃはスープにすると美味しく食べられる。使い道に悩んだら、まずはスープを作ることを検討してみてはどうだろうか。
2. コクと甘さが際立つ!バターナッツかぼちゃをポタージュスープで
バターナッツかぼちゃを使ったスープの中でも、ポタージュスープは定番といえる。作り方は難しくないので、ぜひおさえておきたい。
下ごしらえ
バターナッツかぼちゃは皮を向き、種やヘタの部分を取り除く。そして小さめに切っておこう。皮も食べられるが、ポタージュには基本的に使わない。
加熱してから潰す
バターナッツかぼちゃと、ブイヨンあるいはコンソメなどの出汁を鍋に入れ、加熱していく。火が通ったら、フードプロセッサーやミキサーなどで潰し、ペースト状にする。
仕上げ
バターナッツかぼちゃのペーストに牛乳を加えてのばし、軽く加熱していく。仕上げに塩コショウなどで味を調整し、好みで刻みパセリなどをふったら完成だ。
バターナッツかぼちゃを潰すための何かしらの器具が必要になるが、揃ってさえいれば簡単に作れる。また、子どもにも喜ばれることが多いだろう。せっかくなら、一度はポタージュスープ作りを試してみてはどうだろうか。
3. ミキサーなしでも作れる!バターナッツかぼちゃの豆乳白味噌スープ
バターナッツかぼちゃと豆乳を組み合わせたスープも美味しい。豆乳好きな人は、ぜひ作っていただきたい。
ミキサーがなくてもOK!
豆乳スープに限らないが、バターナッツかぼちゃをミキサーにかけなくても、ポタージュのように調理できる。レンジなどで加熱し柔らかくなったバターナッツかぼちゃを、マッシャーあるいはスプーンなどで潰せばよい。ミキサーを使う場合と比べて繊維の食感が残るかもしれないが、それもまた美味しい。
和風出汁がおすすめ
基本的な作り方は、ポタージュスープの牛乳を豆乳で代用する、と考えていただければよい。ただ、豆乳を使う場合は、コンソメなどの代わりに和風出汁を使うのがおすすめだ。昆布やかつおの旨みと豆乳の相性はよい。また、バターナッツかぼちゃも一般的なかぼちゃと同様、和風の料理に使っても美味しい。昆布とかつおで出汁を取るのもよいし、手間を省きたいなら顆粒の出汁を使ってもよいだろう。
白味噌を加えてコクを出す!
単純にスープを作るだけでも十分に美味しい。ただ、味を追加する手もある。おすすめなのは白味噌だ。和風出汁にはもちろん、バターナッツかぼちゃの甘みともよく合う。家に白味噌があれば、ぜひ加えてみてはどうだろうか。ない場合は、合わせ味噌や赤味噌を使ってみるのもよいだろう。
4. 食欲そそる!バターナッツかぼちゃのエスニックスープ
変わり種として、バターナッツかぼちゃのスープにエスニック風の味を付けるという方法もある。甘みがスパイスなどに意外とよく合うのだ。基本的には、ポタージュスープに加える形で問題ないだろう。
クミンはとくにおすすめ!
エスニックな風味を加えるなら、とくにクミンがおすすめだ。塩分を増やすことなく、しっかりした香りを付けられる。クミンシードを使う場合は、最初にオリーブオイルやバターと一緒に加熱して香りを移し、バターナッツかぼちゃを軽く炒めるとしっかり風味を付けられる。クミンパウダーを使うなら、調味料代わりにそのままふりかければよいだろう。
ほかのスパイスもおすすめ
クミン以外にも、好みのスパイスを加えてみよう。身近なところでいえば、カレー粉を少量加えるとバターナッツかぼちゃの味が引き立つ。カレー好きの子どもにも喜ばれるだろう。ただし入れ過ぎると元々の風味を崩してしまうので、バランスを取るよう心がけたい。
結論
バターナッツかぼちゃはスープに向いた食材なので、まずはスープにして味わってみよう。基本的にはポタージュスープがおすすめで、味付けの選択肢はいろいろある。また、ここでは紹介しなかったが、バターナッツかぼちゃを潰さずに具材として使っても美味しいはずだ。さまざまな調理法で楽しんでいただきたい。
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