目次
1. バターナッツかぼちゃとは?美味しく食べるためのレシピを紹介

バターナッツかぼちゃはかぼちゃの一種ではあるが、独特の特徴がいくつかある。
柔らかくねっとりした食感
バターナッツかぼちゃは、ほかのかぼちゃと比べて水分が多く、柔らかい。薄く切れば、多少なら生でも食べられるほどだ。また食感はねっとりしているため、食べごたえがある。
甘みが強い
バターナッツかぼちゃは、甘みが強い。また、名前の通りバターやナッツにも似た風味がする。加熱すると甘みがさらに増すため、料理に使うにはもってこいの野菜だといえる。
煮崩れしやすい
バターナッツかぼちゃは、ほかのかぼちゃと比べて煮崩れしやすい。そのため、煮込む場合は注意する、あるいは煮崩れても問題ないような料理に使うのがおすすめだ。
以上のことから、バターナッツの甘みを活かすには、煮崩れを気にせず加熱調理に使うのがおすすめだといえる。
2. バターナッツかぼちゃを使ったレシピ:濃厚ポタージュスープ

バターナッツかぼちゃを使った料理といえば、まずはポタージュスープが定番だ。作り方を見ていこう。
下ごしらえ
バターナッツかぼちゃの皮はやや固いため、ポタージュスープには向かない。バターナッツかぼちゃを割って種やわたを取り除いたら、皮をむいてから切ってしまおう。包丁でむいてもよい。しかし、固いといっても一般的なかぼちゃに比べれば柔らかく、ピーラーでも十分にむけるはずだ。
加熱しミキサーにかける
コンソメスープに切った玉ねぎとバターナッツかぼちゃを加え、しばらく煮込む。煮崩れしても構わない。火が通ったら、いったん冷ましてからミキサーにかけ、牛乳を加えて再度加熱すればよい。
冷製にしてもOK
バターナッツかぼちゃは冷製ポタージュにしても美味しい。ミキサーにかけたところで、加熱をせずに牛乳を加えて混ぜ、冷蔵庫などで冷やせばよい。冷たくてもバターナッツかぼちゃの甘みをしっかりと楽しめる。
3. バターナッツかぼちゃを使ったレシピ:まるごとグラタン

バターナッツかぼちゃはグラタンに使っても美味しい。思いきった食べ方として、縦半分に割ってくり抜いたかぼちゃをグラタンとしてい使うという料理がある。
加熱してからくり抜く
バターナッツかぼちゃを縦半分に割り、種とわたを取り出す。次にレンジで加熱、あるいは蒸し器などで蒸す。こうすると柔らかくなり、くり抜きやすくなる。加熱が終わったら、スプーンなどを使って実をくり抜けばよい。ただしくり抜き過ぎには注意したい。
グラタンの中身を作る
くり抜いたバターナッツかぼちゃの実や玉ねぎなどを炒め、牛乳を加えて混ぜる。ほかに、ベーコンやマカロニなどを使うのもアリだ。好みの具材があればぜひ加えたい。
オーブンで焼く
バターナッツかぼちゃの器にグラタンの中身を入れ、パン粉やチーズを乗せてオーブンで焼けばよい。バターナッツかぼちゃはあらかじめ加熱しているので、グラタンの中身が焼き上がれば完成としてよい。器まで食べられる美味しいグラタンが仕上がる。
4. バターナッツかぼちゃを使ったレシピ:ほくほくサラダ

バターナッツかぼちゃは、かぼちゃサラダにしても美味しい。甘みを楽しむのにもってこいだ。
レンジで加熱しつぶせばOK!
基本的には、一般的なかぼちゃをサラダにする場合と同じ作り方でよい。バターナッツかぼちゃと玉ねぎを切ってからレンジで加熱する。柔らかくなったらマッシャーなどでつぶし、マヨネーズなどの調味料を加えればよい。
トッピングを加えても美味しい
かぼちゃサラダにはレーズンなどのトッピングが使われることも多い。バターナッツかぼちゃを使う場合も同様に、トッピングを加えるのもアリだ。ほかにベーコンやチーズなどもおすすめだ。
5. バターナッツかぼちゃを使ったレシピ:ねっとり炊き込みごはん

バターナッツかぼちゃを炊き込みごはんに使うという選択肢もある。一般的なかぼちゃを使う場合と同様に調理してみよう。
シンプルに切って炊けばよい
皮をむいたバターナッツかぼちゃを好みの大きさに切り、出汁や調味料を加えて米と一緒に炊けばよい。炊き込みごはんといえば和風出汁が定番だが、ピラフのようにコンソメなどで洋風の味付けをしても美味しいだろう。
煮崩れは仕方ない
バターナッツかぼちゃを炊き込みごはんに使うと、煮崩れする可能性もある。しかしこれは仕方ない。食感よりも、味やごはんに移った色の鮮やかさを楽しむと割り切るのがおすすめだ。
結論
バターナッツかぼちゃは甘みや柔らかさが特徴で、煮崩れしやすいとう性質もある。一般的なかぼちゃと同様にさまざまな料理に使えるが、煮崩れをしてもよい前提で使うのがおすすめだ。和風、洋風どちらの味付けとも相性バツグンなので、好きな味付けで調理していただきたい。
この記事もCheck!