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チョコレートの名前の意味って知ってる?裏話や最新トレンドを紹介

チョコレートの名前の意味って知ってる?裏話や最新トレンドを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年12月13日

多くの人を魅了するチョコレート。冬になるととくに美味しく感じるという人も多いかもしれない。今回はそんなチョコレートにまつわる3つの謎についてお届けしていこう。まずはチョコレートが本来意味する言葉について、次にチョコレートの原料カカオの裏事情について、最後は第4のチョコレートについて。これを読めば、いまのチョコレートの偏差値が上がるはず。

  
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1. チョコレートの意味

美味しいチョコレートは甘いという価値観は、この数年で劇的に変化を遂げている。カカオ配合率の高いチョコレートがコンビニエンスストアでも手軽に購入できるようになったことからも、嗜好の変化がうかがえるだろう。みなさんが好きなチョコレートは、どんなものだろうか?実は、このチョコレートの味こそ、チョコレートの意味に通じるものなのだ。

チョコレートの歴史

まずはチョコレートの歴史について紐解いていきたい。チョコレートはカカオ豆を原料にした菓子のことである。カカオ豆と人間の歴史は非常に古く、紀元前には古代メキシコでは神様の食べ物として崇められていた。ちなみにカカオの正式名はラテン語で神々の食べ物を意味する言葉である。16世紀初頭になるとアステカ王国で、カカオ豆を潰した飲み物ショコラトルが誕生。この後、ヨーロッパ、そして世界に広がっていった。19世紀の中頃になると、現在のチョコレートのルーツになる食べるチョコレートが誕生。
日本にチョコレートが渡ってきたのは、18世紀末。一般に猪口令糖として販売されたのは、1877年だ。

チョコレートの意味

前述のショコラトル、これがチョコレートのルーツともいえる存在。そもそも古代メキシコでは、ショコラトルは薬用として用いられていた。カカオ豆を潰したものは、苦味が強い。そこでとうもろこしの粉やバニラやスパイスを調合し、飲んでいたという。このことから、メキシコの先住民の言葉で「苦い水」を意味するショコラトルと呼ばれるようになったのだ。昔の人々がカカオ本来の苦味ある味わいを楽しんでいたと思うと、現在、トレンドを迎えている苦味のあるチョコレートは本質をついているのかもしれない。

2. チョコレートとカカオ豆の裏事情

チョコレートの原料であるカカオ豆の産地は、地球上でも限定された地域である。赤道に近い気温が高い場所で年間平均気温は27℃。高度が30〜300m、年間最低降水量が1000m以上の場所だ。この地域は、通称カカオベルトと呼ばれている。なかでもエクアドルを中心とした中南米やガーナを中心としたアフリカは、カカオ豆の産地としてよく知られる存在だ。実は、アジアとオセアニアにもカカオの産地が存在する。なかでもインドネシアは、一大産地といえよう。

カカオの価格

チョコレートの生産地では、児童労働や強制労働が問題となるケースが多い。これは拡大し続けるチョコレート産業と貧困にあえぐカカオ農家とのアンバランスな関係によるところが大きい。ここにはカカオが安価で取引をされてきた背景がある。この不均衡を正そうという動きが少しずつではあるものの始まっている。世界のカカオの半数以上を生産しているといわれているコートジボワールとガーナ。この2ヶ国は、カカオ豆の1tあたりの最低価格を食品メーカーと交渉の末、規定した。この価格規定は始まったばかり。どのように遵守されるかは注目すべきところである。

世界の裏側

安価なチョコレートは、毎日の暮らしにはうれしい存在かもしれない。しかし、その価格が適正でないとしたらどうだろう?カカオ農家の多くは、未だ貧困状態であるという事実を考えると、単純に美味しいといえないのかもしれない。フェアトレード商品を買う、裏側の見える商品を買うなど、消費者側の工夫や選択が、事実を変える一手になる可能性もある。消費者には関係ないとシャットアウトするのではなく、チョコレートを通して、世界の裏側を考えてみるのもいいだろう。

3. 第4のチョコレートとは

これまでのチョコレート

チョコレートには、種類がある。まずは広く知られる一般的な3つのチョコレートについてまとめていこう。カカオマスの割合が高く、乳製品が入らないビターチョコレートは昨今のトレンドでもある。カカオ分が増えれば増えるほど、砂糖の含有量も減るため、甘みも少なくなり、その分カカオ本来の味わいを楽しむことができるようになる。ただし、自社のミルクチョコレートよりやや苦いといった規定でビターチョコレートと冠しているものもある。
次にミルクチョコレート、こちらには乳製品が含まれていて、カカオ分が30〜40%くらいのもの。製菓材料として使われることも多い。最後はホワイトチョコレート。前述の2つに含まれているカカオマスは、含まれておらず、カカオバターと砂糖、乳製品で作られたチョコレートのことである。

第4のルビーチョコレート

ルビーチョコレートは、その名の通り、ルビーのようなピンク色をしたチョコレートだ。これはスイスのチョコレートメーカーが10年かけて開発した逸品で、着色料などを使わず、天然の色でピンクを再現している。ルビーカカオと呼ばれるカカオがその色を演出する鍵。ただ、これは品種ではなく、ある特定の物質が多く含まれているものらしい。美しい色合いは、これまでのチョコレートの概念を覆すはず。

結論

チョコレートは、メキシコの先住民の言葉で苦い水を意味する言葉であった。その名の通り、昔は飲み物として楽しまれていたようだ。チョコレートが進化を遂げ、いまでは数多くの種類が存在することもわかった。ただ食べるのだけでなく、その裏側にある世界について思いを馳せると、チョコレートはもとより、自身の考えにも変化が訪れるかもしれない。
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  • 更新日:

    2020年12月13日

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