1. ローチョコレートの効果の肝はカカオの加工

ロー(生)チョコレートといっても、生クリームの入った生チョコレートとは違う。普通のチョコレートとの違いは、その製造方法にある。普通のチョコレートは、乾燥させたカカオをローストしたものを原料に作られる。一方、ローチョコレートは生のカカオをローストせず48度の低温発酵して製造される。普通のチョコレートはカカオを加熱することにより熱に弱いビタミンなどの栄養素が減少してしまうが、ローチョコレートは、カカオの栄養素を余すところなく享受できるのだ。
2. すぐに摂り入れたいローチョコレートの効果とは?

カカオには、食物繊維、カルシウムや鉄、亜鉛などのミネラル、テオブロミンなどのさまざまな栄養素が含まれている。その中のひとつにフラバノールがある。フラバノールはポリフェノールの一種で、高い抗酸化作用を持っている。体内では生成されないミネラル分もローチョコレートから効率的に摂取できる。ただ、エネルギーが高く脂質も多く含まれているので、健康のためには1日に一欠片を目安に食べるのをオススメする。
結論
日本にも続々輸入されているローチョコレート。カカオの栄養素を丸ごといただける嬉しい食品だ。いつものチョコレートを置き換えてみてはいかがだろうか。
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