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おせち料理の【お煮しめ】はどうやって作る?込められた意味も解説!

おせち料理の【お煮しめ】はどうやって作る?込められた意味も解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年12月30日

お煮しめといえばおせち料理に欠かせない一品として知られている。おせち料理のお煮しめには、新年のお祝いにふさわしい意味がある。さらに、お煮しめに使われるそれぞれの食材にも意味がある。そこで今回は、おせちの料理のお煮しめの意味や基本的な作り方について、これから詳しくお伝えしよう。

  
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1. おせち料理のお煮しめについて

お煮しめとは、煮物の一種で、煮汁がなくなるまでじっくりと時間をかけて煮て、具材に煮汁をしっかりとしみ込ませる調理法で作られた料理のこと。「お煮染め」「お煮締め」などとも表記される。
お煮しめは、筑前煮、七宝煮、がめ煮、うま煮、炊き合わせ、おでんぶなど、地域によって、呼び名や使用される食材が異なる。しかし、おせち料理として作られる点は、ほぼ共通している。
お煮しめは、おせち料理を詰める重箱の、一番下の段になる三の重に詰めることが決まっている。では、おせち料理のお煮しめの意味について、これから詳しく見ていこう。

2. おせち料理のお煮しめの意味

前述のようにお煮しめは、それぞれに縁起のよい意味を持つ数多くの食材を、鍋で一緒にじっくりと煮込む料理である。このことから、「家族がいつまでも一緒に仲よく過ごせますように」「家族が末永く強い絆で結ばれますように」「一族が末永く繁栄しますように」という意味がある。
お煮しめに使用される、それぞれの食材が持つ意味は以下の通り。

里芋

親芋に子芋がたくさん付くことから、子孫繁栄の意味を持つ。また、里芋の一種である八つ頭が使われる場合もあるが、その場合は、子孫繁栄に加え、末広がりの意味も持つ。

ごぼう

地の深くまでしっかりと根をはることから、家業や家族がその土地にしっかりと根づき、末永く繁栄するようにという意味を持つ。

れんこん

穴がたくさん空いていることから、先々の見通しがよくなるようにという意味を持つ。

干し椎茸

おせちのお煮しめには、健康長寿を願う意味で、亀の甲羅に見立てて、六角形の飾切りにされることが多い。椎茸は、昔は採取が困難な贅沢品でもあった。

にんじん

にんじんは、豊かな生活を願う意味で、昔から縁起物とされてきた梅の花を形どった「ねじり梅」と呼ばれる飾り切りにされる。

こんにゃく

おせちのお煮しめには、夫婦がしっかりとした縁で結ばれるようにという意味を込め、「手綱こんにゃく」と呼ばれる、真ん中をねじったこんにゃくが使用されている。

くわい

長い芽が出ていることから、めでたい、出世するなどという意味を持つ。

3. おせち料理のお煮しめの基本的な作り方

おせち料理のお煮しめの作り方は、地域によって異なるものの、通常は、上記で紹介した食材を使用して作られることになる。ただ、現在、くわいは入手しづらいため、くわいを省いた作り方を紹介する。

1.下ごしらえをする

  • 干し椎茸は、水で戻した後、六角形の飾り切りにする
  • ごぼうは、皮をこそげ取った後、適当な大きさに乱切りにする
  • 里芋は、皮を剥いた後、下茹でしてぬめりをとり、輪切りにする
  • れんこんは、適当な大きさに輪切りにした後、酢水につけておく
  • にんじんは、梅の形の型を使ってくり抜くと便利
  • こんにゃくは、薄切りにして真ん中に切り目を入れて手綱型にねじった後、下茹でする

2.煮汁を作る

煮汁は、出汁(椎茸の戻し汁を加えたもの)1カップ半に対して、酒1/4カップ、醤油大さじ4~5、砂糖大さじ5~6、みりん大さじ3を加えてよく混ぜ合わせて作る。出汁は、市販の出汁の素を使うと簡単。

3.具材を煮汁で煮る

煮汁の入った鍋に、各材料を加えて、弱火にかけ、じっくりと煮込む。途中で出たあくは丁寧に取り除く。そのまま30分程度煮たら、食材に味をなじませるため、鍋をゆする。しっかりと味がしみ込めばできあがり。

結論

おせち料理のお煮しめの意味と、お煮しめに使われる食材のそれぞれの意味、およびお煮しめの基本的な作り方について紹介した。今年もあとわずかになりつつある。これを機に、それぞれの食材の意味に思いをはせながら、お煮しめ作りにチャレンジしてみてはいかがだろう。
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  • 更新日:

    2020年12月30日

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