1. ハイレジ食品とは何か

レジスタントスターチは白米、トウモロコシ、大麦、全粒粉、インゲンマメ、じゃがいもなどに含まれている。ハイレジ食品が話題になっている理由は、レジスタントスターチは炭水化物の仲間になるが、食物繊維と同じような働きをするといわれているためだ。また、健康維持には適度な炭水化物も摂取することが推奨されていることも関係しているだろう。
レジスタントスターチは小腸で消化されないため、大腸まで届いて腸内細菌のエサになりやすいといわれている。
厚生労働省から公表されている2014年の国民健康・栄養調査の結果をみても日本人の食物繊維の摂取量がどの年代でも少ないことが分かる。これはごはんや芋、麺などの炭水化物の摂取量が減少していることも影響しているようだ。そのため、ハイレジ食品を意識するとおのずと食物繊維も一緒に摂ることにつながるだろう。
厚生労働省から公表されている2014年の国民健康・栄養調査の結果をみても日本人の食物繊維の摂取量がどの年代でも少ないことが分かる。これはごはんや芋、麺などの炭水化物の摂取量が減少していることも影響しているようだ。そのため、ハイレジ食品を意識するとおのずと食物繊維も一緒に摂ることにつながるだろう。
2. 手軽に入手できるハイレジ食品を紹介

日清シスコ「1日分のスーパー大麦グラノーラ」
このグラノーラにはレジスタントスターチが豊富なスーパー大麦のバーリーマックスが多く入っているのが特徴だ。味の種類は、「4種の彩り果実」と「3種のまるごと大豆」の2種類だ。どちらも9種類のビタミンやカルシウム、鉄などを含有し、アーモンドやきなこなどの風味をプラスしてコク深い味に仕上がっている。健康を意識されている人や忙しい時の朝食などにもおすすめだ。
はくばく「スーパーフードバーリーマックス」
はくばくから製造されている商品で、茹でて使用できるスーパーフードだ。大麦のバーリーマックスが含まれており、難消化性でんぷんや食物繊維が豊富だ。大麦には白米の約17倍の食物繊維が含まれており、食事で手軽に食物繊維を取り入れやすくなっている。
ほのかな甘みと香ばしさがあり、プチプチした食感はくせになる味わいだ。休日のブランチやスープやサラダ、炒めものなどの普段使いにもおすすめだ。
ロブソン「グリーンバナナパウダー」
ロブソンから製造されている熟す前のグリーンバナナを使用したハイレジ食品だ。グリーンバナナパウダーは、普段食べている甘いバナナが熟す前のキャペンディッシュグリーンバナナを手を加えずに乾燥させて、パウダータイプに加工されている。
グリーンバナナパウダーにはレジスタントスターチが豊富に含まれており、消化されずに大腸まで届き、水分を吸収して膨らむため満腹感も感じやすいようだ。
3. ハイレジを使った外食メニュー

ハイレジ食品が気になっていてもどんなものが分からず自分で使うにはハードルが高いという場合もあるだろう。そこで、ここではハイレジ食品を扱っているカフェを紹介する。
PRONTO
カフェで知られるプロントコーポレーションでは、ハイレジ生パスタの開発を行っていたことがある。麺にはコーンスターチであるJ-オイルミルズのアミロファイバーSHが混ぜ込まれている。麺はモチモチしていて食べやすく工夫されているようだ。毎日の食事で食物繊維をとることが難しい人や健康志向の女性やサラリーマンなどにもおすすめだ。
結論
ハイレジ食品は健康志向の高まりによって、普段の食事や外食でも手軽に取り入れられるようになった。味や食べやすさなども改良されており美味しく食べることができるので、続けやすいメリットもあるだろう。今後、ローカーボの次にハイレジ食品もさらに増えるとメニューのバリエーションが広がりそうだ。
この記事もCheck!