目次
1. 配合が大事!小麦粉を使った羽根つき餃子の焼き方

羽根つき餃子にかかる手間はわずかであるが、できあがりは餃子専門店仕様で満足感も高い。常とは異なる餃子を楽しむために、まずは小麦粉で羽根つき餃子を作ってみよう。
初心者向きは小麦粉
羽根つき餃子を作るには、小麦粉や片栗粉を使用する。初心者には焦げにくい小麦粉の使用がおすすめである。小麦粉で作る羽根はサクッとした軽めの食感を楽しむことができる。
水と小麦粉の割合
経験のない餃子の羽根づくりは、小麦粉と水の分量で頭を悩ませる。一般的に、水と小麦粉の割合は10:1が理想とされている。つまり、水150mlに対して粉が大さじ1杯ということになる。
餃子は間隔をあけて並べる
羽根つき餃子を作るときのコツとして、フライパンに餃子を並べる場合にはくっつきすぎないようにするのがベターである。餃子に焼き目がついたら、蒸し焼きにするタイミングで粉を解いた水をフライパンに投入するのである。羽根の部分がパリパリとしてきたら完成である。
2. 片栗粉でもできる!パリパリ羽根つき餃子の焼き方

羽根つき餃子をよりパリパリで楽しみたい場合は、小麦粉ではなく片栗粉を使う手がある。小麦粉と異なり焦げやすい性質を有しているため、片栗粉で羽根を作るときにはいくつかのコツがある。
片栗粉と水の割合
片栗粉で餃子の羽根を作る場合には、水との割合は15:1である。つまり、水150mlに対して、片栗粉を小さじ2杯使用する。片栗粉を利用すると、餃子の羽根は小麦粉を使用した場合よりも固めになる。また、片栗粉の羽根は時間がたつと張りがなくなってしまうので、できたてのあアツアツを食べるのがおすすめである。
火は早めに消す
小麦粉を使用した時と同様、フライパンに並べた餃子に火を通し焼き目がついてきたあたりで片栗粉を溶いた水を投入する。小麦粉と比べると片栗粉の生地は茶色に変わるのに時間がかかるが、焦げやすいために早めに火を消すのが成功の秘訣である。
3. 餃子パーティーなら!ホットプレートで羽根つき餃子の焼き方

テーブルの中心にホットプレートをおいて、餃子を焼きながら食べるパーティーは子どもも大人も楽しめる。通常の餃子だけではなく、羽根つき餃子もパーティーに登場させてみよう。
中心と縁の温度差に注意
餃子はホットプレートでも美味しく焼けるものの、火力はフライパンに比べると弱い。また、中心と縁の部分では温度差があるため場所によっては焼きが弱くなるところもある。とくに羽根つきの餃子を焼く場合には、皮がくっつかないように適度に間をあけつつも、餃子はなるべく中心に置くようにしよう。
餃子にはしっかり火を通してから羽根を作る
羽根を作るための生地を入れると、一時的にホットプレートの温度は下がってしまう。そのため、餃子にしっかりと火が通った頃合いで生地を流し込むのである。生地を入れたあとはしっかりとふたをして5分ほど加熱すれば完成する。ホットプレートで作る羽根つき餃子の羽根は、少し薄いタイプである。
4. 羽根つき餃子の焼き方のポイントは?

羽根つき餃子は、基本的には通常の餃子の作り方と大差はない。羽根を作る工程が増えたというだけである。失敗しないためのいくつかの秘訣をまとめてみよう。
粉は食感の好みで選ぶ
羽根をより軽くするには小麦粉で、厚めの皮を好む場合には片栗粉を使用する。片栗粉の生地は焦げやすいため、加熱のし過ぎに注意をする。
粉と水はよく溶かしておく
きれいな羽根を作るためには、十分な水が必要である。小麦粉や片栗粉と水の割合を守り、粉をしっかりと溶かして使用するのが鉄則である。あとから水を加えると羽根はできにくくなる。逆に水分が多すぎる場合は、ふたをして強火にすると水分がとんで羽根ができる。
鍋やホットプレートはよく温まってから
餃子の皮が破れたりほかの餃子とくっついたりという状況を避けるために、鍋やホットプレートはよく温めてから餃子を並べるようにする。鉄製の鍋と使うときは油は多め、フッ素加工の場合は少なめで焼くと焼き目がきれいになる。
冷凍餃子はあらかじめばらす
羽根つき餃子は、自家製でも冷凍タイプでも作り方は変わらない。ただし、解凍すると余分な水分が出てきてしまうため、冷凍したまま調理するとよいだろう。餃子同士がくっつかないようにあらかじめばらしてから調理するのが便利である。
結論
自宅で作る羽根つき餃子は、見た目がプロの仕上がりになり家族の喝さいを浴びることまちがいない。また、餃子の美味しさに加えてパリパリとした羽根の食感は、これまた酒がすすんでしまう魅力を有している。餃子パーティーを楽しむときにも、ぜひ羽根つき餃子を登場させて話題をさらってみてほしい。
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