1. ポンジュースのポンに込められた深い意味

昭和27年に誕生したポンジュースの名付け親は、当時、愛媛県の知事であり、松山藩主の子孫でもある久松定武氏だ。日本一のジュースになるようにという願いを込めて名付けられたようだ。ということで、ポンジュースのポンは、ニッポンのポンということになる。
ただ、そうであるならばポンジュースの「ポン」は、「NIPPON」の「PON」とローマ字表記されるべきなのに、ポンジュースの「ポン」は、「POM」と表記されている。実は、発売当初は、「PON」と表記されていたが、昭和28年から、「POM」に変更された。
「POM」は、文旦pomelo(ポメロ)、果樹園芸学、果樹栽培法のpomologyなど、柑橘系の果実と縁の深い名前であることが、表記を変更した理由となっているようだ。
ちなみに、ポン酢のポンは、柑橘果汁のpons(ポンス)のことを意味している。
さらに、名付け親である久松氏は、フランスに住んでいたことがあり、フランス語のあいさつ「ボンジュール」の「ボン」の響きと似ていることに、ヒントを得て名付けたという説もあるようだ。
ただ、そうであるならばポンジュースの「ポン」は、「NIPPON」の「PON」とローマ字表記されるべきなのに、ポンジュースの「ポン」は、「POM」と表記されている。実は、発売当初は、「PON」と表記されていたが、昭和28年から、「POM」に変更された。
「POM」は、文旦pomelo(ポメロ)、果樹園芸学、果樹栽培法のpomologyなど、柑橘系の果実と縁の深い名前であることが、表記を変更した理由となっているようだ。
ちなみに、ポン酢のポンは、柑橘果汁のpons(ポンス)のことを意味している。
さらに、名付け親である久松氏は、フランスに住んでいたことがあり、フランス語のあいさつ「ボンジュール」の「ボン」の響きと似ていることに、ヒントを得て名付けたという説もあるようだ。
2. ポンジュースの美味しい飲み方

もちろん、そのまま飲んでも美味しいポンジュースだが、美味しい飲み方はほかにもたくさんある。おすすめの飲み方をいくつか紹介しよう。
ポンジュースの炭酸割り
ポンジュースと市販の炭酸水を混ぜ合わせるだけ、と作り方はいたってシンプル。混ぜ合わせる割合は、ポンジュース:炭酸水=2:1を基本とし、あとはお好みで、炭酸水を多めにしたり、少なめにしたりして、自由に割合を変えてみよう。
ポンジュースの水割り
ポンジュースは、100%天然果汁のため、そのまま飲むと、味が濃厚で酸味も強く、人によっては飲みづらく感じる場合も少なくない。水で割ることで、味もあっさりし、酸味もマイルドになって、飲みやすくなる。水を加える割合は、炭酸割りと同様にポンジュース:水=2:1を基本に好みで調整してみよう。
ポンジュースの牛乳割り
とくにポンジュースの酸味が苦手な場合、おすすめの飲み方になる。牛乳で割ることによって、酸味がマイルドになると同時に、牛乳のほのかな甘みが加わり、とても飲みやすく、さらに美味しくなる。牛乳を加える割合は、炭酸割りや水割りと同様にポンジュース:牛乳=2:1を基本にお好みで調整してみよう。
このほか紅茶や豆乳、トマトジュースなどで割っても美味しい。
このほか紅茶や豆乳、トマトジュースなどで割っても美味しい。
3. ポンジュースを使ったアレンジレシピ

ポンジュースは、飲み物としてだけでなく、料理やスイーツにも幅広く使用できる。えひめ飲料が運営しているレシピサイト「ポンdeクッキング」から、いくつかピックアップして紹介しよう。
ポンジュースごはん
ポンジュース誕生の地である愛媛県の家庭では、「水の代わりにポンジュースで米を炊く、ポンジュースごはんが存在する」という都市伝説があるようだ。実際、愛媛県の一部の学校では、給食にポンジュースごはんを使った「混ぜ合わせ寿司」を提供していたことがあったとのこと。
このほかピラフやリゾットをはじめ、ポンジュースごはんのアレンジレシピは数多く紹介されている。
このほかピラフやリゾットをはじめ、ポンジュースごはんのアレンジレシピは数多く紹介されている。
ポン天津飯
通常の天津飯のあんに、隠し味としてポンジュースを加えるというアレンジ。いつもの天津飯に、ポンジュースのほのかな酸味と甘みが加わり、食欲をそそる一品になる。
みたらしポン団子
白玉団子の粉を水の代わりにポンジュースで練るというアレンジ。みたらしのタレにもポンジュースを加える。通常のみたらし団子に、柑橘系のさわやかな風味が加わって、新感覚のみたらし団子を楽しめる一品。
結論
ポンジュースのポンの意味の奥の深さについては、ご納得いただけただろうか?どこか愛らしく、一度聴いたら耳に残る響きである「ポンジュース」。いまとなっては、この名前以外あり得ないと思えるくらい、商品と名前がぴったりと一致する、見事なネーミングといえそうだ。
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