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深川めしは東京都発祥の郷土料理!発祥の地や作り方を紹介

深川めしは東京都発祥の郷土料理!発祥の地や作り方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年3月17日

深川めしとは江戸時代から受け継がれてきた東京都発祥の郷土料理だ。なんとなく名前を聞いたことはあっても、どんな料理かわからないという人もいるのではないだろうか。今回は深川めしの発祥の地や提供する飲食店、家でも作れるレシピを紹介しよう。

  

1. 深川めしとは?発祥の地はどこ?

郷土料理100選のひとつである深川めし。生のあさりとザックリ切ったねぎを味噌で煮込み、熱々のごはんにぶっかけた一品だ。深川の漁師が漁業の合間に食べるまかないのぶっかけめしが、現在の深川めしのルーツといわれている。家庭ではあさりを入れて作る炊き込みごはんが、お袋の味として普及した。
浅草生まれで鬼平犯科帳などの傑作作品で知られる作家の池波正太郎氏も、深川めしの大ファンで晩年は自宅でよく作っていたようだ。昭和初期までは深川めしを食べることができる店が深川のいたる所に点在していたが、東京湾の埋立が進み水質が悪化しはじめ、深川から漁師がいなくなり、徐々に深川めしの光景が失われていった。
しかし深川に芭蕉記念館(1981 年)と深川江戸資料館(1986 年)が相次いで開館したこともあり、現在では深川めしの専門店や割烹、和食店をはじめ、そば・天ぷら・寿司などさまざまな店舗が、それぞれの特徴を活かしオリジナル深川めしを提供しており、味のバリエーションも広がっている。

2. 深川めしといったら清澄白河・門前仲町!有名店は?

清澄白河・門前仲町で次に深川めしが有名な店をいくつかピックアップして紹介しよう。

深川宿

本店は、清澄白河駅A3出口から徒歩で4分ほどの場所にある。富岡八幡店は、東西線の門前仲町駅1番出口から徒歩で3分ほどの場所にある。提供されている深川めしの特徴は深川めしの命といっても過言ではない。新鮮なあさりが使用されており、白味噌と赤味噌のバランスが絶妙で、噛むとあさりのエキスが味噌味に、よりコクを加えるという。

割烹みや古(みやこ)

都営新宿線や都営大江戸線の森下駅のA3出口から徒歩5分ほどの場所にあるのが「割烹みや古」だ。提供されている深川めしの特徴は独創的な炊き込みめしだという。ぶっかけのない炊き込みごはんは、あさりの出汁を感じのだそう。

3. 家でも作れる!旨味たっぷり深川めしの作り方

家でも作ることができる深川めしの作り方を紹介しよう。用意するのは、砂抜きしたあさり・油揚げ・ねぎ・米・酒・水・三つ葉・しょうゆ・塩・味噌・みりん・砂糖だ。まず鍋にあさり・酒・水を入れ、フタをして中火にかける。あさりの口が開くまで蒸したら粗熱をとり、殻から身をはずして蒸し汁は別にとっておく。
油揚げは縦半分に切りさらに1cm幅に切る。ねぎは1cm幅の斜め切りにする。米を洗い水気をきって炊飯釜に入れる。とっておいたあさりの蒸し汁としょうゆ・塩を加え、目盛りまで水を入れ、混ぜ合わせて炊く。鍋に味噌・みりん・砂糖・水を入れて混ぜ、あさりの身・油揚げ・ねぎを加えて中火にかけ、汁気がなくなるまで煮る。
あとは炊けたごはんを器に盛り付け、煮たあさりと具材をのせて三つ葉を添えれば深川めしの完成だ。あさりを別に蒸すので、加熱し過ぎずふっくらと仕上がる。何杯でも食べたくなる美味しさで、おかわりすること間違いなしだ。深川めしをそのまま食べても美味しいが、お茶漬けにするとまた違った味を楽しめるだろう。

結論

東京都発祥の郷土料理である深川めしの特徴や作り方を紹介した。先述したレシピで作っても十分に美味しいが、好みでごぼうや生姜など、好みの具材を加えて作るのもありだ。ちなみに深川めしは東京駅や品川駅、横浜駅で駅弁としても販売されている。
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  • 更新日:

    2021年3月17日

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